2021年9月1日、新たにデジタル庁が発足しました。日本のデジタル化の競争力低迷を挽回するための方針が打ち出されています。「DX」は昨今のトレンドワードといっても過言ではなく、デジタル化を重要な改革のテーマに掲げる企業も非常に増えました。しかし、まだ多くの国内企業にとって解決すべき課題が多く成功への道のりは手探りの状態です。今回のセミナーでは、デジタル化に関する多くの課題の中でも「システム利用の定着率」という要因に注目し、デジタル化を組織に根付かせることで改革に挑戦している企業の事例をご紹介いたします。
企業価値を最大にするための、経営改革としてのMMDX(三菱マテリアル ビジネス・デジタルトランスフォーメーション)について、トップのリーダシップによるアプロ―チ、事業の成長に向けた施策、データ活用や全員活動に向けた人材育成、風土改革の取り組みなどデジタル化を根付かせるポイントについてご紹介します。
ピクシブのアクティブユーザーの海外比率は約50%、海外からの投稿作品は全体の約30%。緩やかに進んでいるグローバル化を表面的に対処するのではなく、「世界に挑む」覚悟で業務のデジタル化を推進することを決めたピクシブ。
デジタルを「単なるITという武器」として捉えずに、その武器を「きちんと整理する」必要があると考えたときにPendoと出会う。自発的に成長し、グローバルへと展開するコミュニティプラットフォームをどう捉え、分析し、顧客主義と真のグローバル化に導くのかについてお話しいただきます。
インスタグラムやFacebookなど個人向けのアプリやソフトウェアに比べ、業務用のソフトの操作性やUIは何歩も遅れをとっています。ある調査によれば4割近くの社員が業務で必須のデジタルツールが多すぎると感じ、またリモートワークの中で新しいビジネスプロセスを展開する悩みを抱える管理職は3割に昇るそうです。Pendoは従業員の利用データを取得してその利用傾向やつまずきに応じて操作ガイドを出したり、システム上でOJTを実施し、フィードバックデータも回収します。このような一連の流れで職場に乱立するソフトウェアを「上手に使いこなせる」ようにし、デジタルの利活用を促進し、定着化を支援します。
日本国内のデジタル化に関する課題とデジタルアダプションの有用性について、各登壇者の方々が経営現場でのデジタル化推進の経験談を踏まえて議論します。是非ご聴講下さい。
衆議院議員(前デジタル大臣)
平井 卓也 氏
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三菱マテリアル株式会社
最高デジタル責任者
亀山 満 氏
1980年東北大学工学部卒業後、日産自動車入社。車両実験部、技術システム部を経て、1995年からITを活用した全社業務改革を担当。2000年ゴーン改革を肌で感じながら企画室で車へのIT適用プロジェクトのグローバルリーダー、2005年中国合弁企業のCIOなどを歴任。2012年に資生堂入社、店頭応対のデジタル化、グローバルシステムの展開等を推進。2020年2月三菱マテリアル株式会社、同4月よりDX推進本部長。
ピクシブ株式会社
執行役員CIO
加藤 隆彦 氏
ピクシブ株式会社執行役員CIO。明治大学卒業後に携帯電話の開発に携わり、ソフトバンクで商品開発やパートナー企業との事業推進などを経験し、執行役員CIOとしてピクシブ株式会社へ参画。 現在は、デジタル戦略に基づき新しい機会をつくること、クリエイターのみなさまが抱えている漠然とした悩みを解決(解消)できるような取り組みをおこなっている。 また、今年の7月より「管理業務を戦略業務にシフトしていく」という志のもと法務部を立ち上げ、法務部長として社内DXを推進している。
Pendo.io Japan株式会社
カントリーマネージャー
高山 清光 氏
日本ユニシスに在籍後、Omniture社、Cloudera社、Box社と3社に国内1人目の社員もしくは営業として参画し、日本での市場開拓と売上拡大に貢献。Boxではチャネルセールス、公共部門、金融部門のセールス担当上席執行役員を務め、数千社を超えるお客様へ製品を導入。23年以上にわたって、IT業界で活躍。グローバルなエンタープライズソフトウェア企業の日本での需要を拡大させ、ビジネスを確立してきた経験を活かし、2020年11月より代表としてPendo日本法人を統括している。
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