〈 開催にあたり 〉

CX(顧客体験という⾔葉⾃体から「顧客に対して何をどうするのかをイメージすることが難しくその定義は時代と共に変化していくように⾒えます。それ⾃体が現代の複雑さを象徴しているようでもあります。

プロダクトアウト型にとどまった企業の多くは衰退し市場からの退場を余儀なくされています。その現実を悟った我々は、マーケットイン型へとシフトするためにまず顧客を理解し、同時に市場がコト志向へと移っていく時代の流れを意識せざるを得ません。

顧客と共に価値を作り出「価値共創の領域ではサービスはマネタイズされ競争⼒の決定的な切り札となることも明らかになってきました。

今年のフォーラム「顧客との共創をテーマにマーケティングサービスはもちろんですが⼈材マネジメントテクノロジー、組織の変化を作り出すマネジメントについて考えます。

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〈 開催概要 〉

開催日程

2023年 1月 10〔火 24〔火〕

開催形式

ストリーミング&オンデマンド配信

参加費

無料/事前登録制

対 象

経営者、経営層、並びにCX部門、コンタクトセンター部門、デジタルマーケティング部門、

経営企画部門などの部門長

※本フォーラムは視聴対象者を限定しており、法人様向けとなります。個人の方、視聴対象者以外の方や協賛企業と競合の方など

 のお申込みはご遠慮いただいております。

主 催

協 賛

後 援

公益社団法⼈消費者関連専⾨家会(ACAP)  公益社団法⼈⽇本マーケティング協会

⼀般社団法⼈⽇本コールセンター協会  ⽇本ダイレクトマーケティング学会

〈 プログラム 〉

基調講演

岐阜聖徳学園大学経済情報学部教授、広島大学名誉教授  村松 潤一

顧客との価値共創をどう実現するか 市場を超えた新たなビジネスの構築

所有から利用へという消費者意識の変化、ICTによる社会のIOT化の進展、そして、S-DロジックやSロジックに依拠した価値共創概念の台頭を背景として、今日、ビジネスの舞台が市場から生活世界へと移りつつある。求められているのは、市場における交換価値ではなく生活世界における文脈価値をいかにして高めるかのビジネスである。そこで、生活世界で繰り広げられる顧客との価値共創を基盤とした新しいビジネスについて検討する。

特別講演 ①

アコム株式会社  常務執行役員  営業本部長 営業本部・営業企画部担当  木下 裕司

人とデジタルの最適化 ~はじめてのCX~

お客さま「今欲しい「今したいにスピード感とお客さま第一義をもって応え続けていく。そのためには人とデジタルの最適化が必要である。そして、デジタルだけでなく、人も進化しなければならない。はじめてのCX調査から得た大きな学びと気づきとともに、アコムのCXに対する取組みをご紹介いたします。

特別講演 ②

JCOM株式会社  執行役員  お客さまサポート本部長  野橋 亜弓

JCOM株式会社  お客さまサポート本部  CX戦略部長  田島 真

J:COMのCX戦略

~エンゲージメントを高めるためのMY J:COMアプリ~

「デジタル」と「人の力の両輪で、笑顔のお客さまを増やそう!

フィジカルの力でデジタルサービスを使いこなし、お客さまの毎日をより楽しいものにする。アプリを軸にしたCX向上の取り組みについてご紹介いたします。

野橋 亜弓氏

田島 真氏

海外講演 ①

アウトソーサーのベストプラクティス

市場の常識を覆す”CXディライト”の挑戦記録

「高級ブランドのカスタマーケアを中心に展開するVIPdeskは、顧客満足のさらに上を目指すためにカスタマーディライトに取り組んできた。

本セッションでは、効果的なカスタマーディライトを生み出すための要因分析からコミュニケーター教育の実践事例を紹介する。

VIPdesk  CRO 最高リスク管理責任者

オスマー・ミュラー・ボン・ブルメンクロ

CCMC(Customer Care Measurement and Consulting)バイス・チェアマン

John A. Goodman

オスマー・ミュラー・

ボン・ブルメンクロ氏

John A. Goodman氏

海外講演 ②

カスタマーサービスにおけるAIの先進事例

コミュニケーターのエンパワーメントをサポートする

AIの活用とその成果

ペットオーナーに寄り添うために、同社のカスタマーケアは徹底したエンパワーメント教育の実施をしてきた。

複雑化する業務に従事するコミュニケーターを支援するためにAI活用に取り組んできたプロジェクトの成功要因を探る。

Nestlé Purina Petcare  コンシューマーサービスディレクター テリィ・デメントロ

CCMC(Customer Care Measurement and Consulting)バイス・チェアマン

John A. Goodman

テリィ・デメント氏

John A. Goodman氏

パネルディスカッション

株式会社NTT

マーケティングアクトProCX

事業推進部 チーフプロデューサー

井上 雅博

株式会社ラーニングイット

代表取締役

畑中 伸介

CXの現在地を知(2022 US-Japan Rage Studyの結果から)

米国市場で長年に渡り、消費者の苦情と行動を描き出す実証的アプローチとして評価されてきたRage Study。

今年、日米同時に実施したその結果からわかった重要な発見を報告します。消費者の本音と企業の間に潜むギャップを探り出し、

今後のマーケティングやサービス戦略役立てるために4人の識者による熱いパネルディスカッションを企画しました。

公益社団法人

消費者関連専門家会(ACAP)

専務理事

坂倉 忠夫

株式会社セールスフォース・ジャパン

マーケティング本部

プロダクトマーケティングマネージャー

プロダクトマーケティングシニアマネージャー

黒川 瑠欧

セッション ②

共感性のある顧客体験を提供するための

IT 活用のポイント

顧客との継続的な関係を構築する上で顧客理解は非常に重要です。一方で顧客接点がリアルからデジタルまで多岐にわたる現在、顧客と企業の全てのやりとりや顧客の状況を把握する事が難しくなっています。顧客理解によってパーソナライズされた共感性のある顧客体験を企業レベルで提供するためのテクノロジー活用の手法をご紹介します。

 

ジェネシスクラウドサービス株式会社

ストラテジック・ビジネス・

コンサルティング・ディレクター

武者 昌彦

セッション ①

四方よしのCX共創

 “生の声”がナレッジに進化するDX

私たち『ProCX』は、徹底した顧客理解からCX向上を実現するプロ集団として新会社を設立。四方よしのパーパスを掲げ、顧客や社員の声を活かし、組織や社会におけるエッセンシャルな役割として進化しています。今回は、VOCのナレッジ活用を軸に、コンタクトセンターDXや市民共創による新たなまちづくりなど、CXデザインの実例からご紹介します。

株式会社NTT

マーケティングアクトProCX

CXソリューション部

シニアプロデューサー

米林 敏幸

セッション ④

BtoBtoCにおける顧客起点主義

 アウトソーサーならではの”三者共創”と

これからのCX

アウトソーサーとして試行錯誤しながらも、顧客起点を大切に、またクライアント企業のパートナーとして、これまでそして現在挑戦している事例も交えながら、データやナレッジに基づいたCX向上の取り組みや考え方をご紹介します。またそれらのCX推進活動を支える組織とマネジメントのあり方について、そしてより良い顧客体験創造に向けてCXの未来について、皆さんと一緒に考えていきます。

株式会社TMJ

事業統括本部  事業推進本部

事業変革部  部長

北村 岳大

セッション ③

変化の時代に新しいカタチで

お客様と繋がる

 あらゆるチャネルでのパーソナライズされた

カスタマーサポート実現によるCX/EX向上

昨今の顧客と企業の関係性においてここ数年間でトレンドの変化が見られるようになりました。それは「顧客はつながりを求めているということです。本セッションでは日米におけるCXに関する比較の考察と併せてカスタマーサービス・CXにおけるトレンドについてお話させていただきます。

株式会社セールスフォース・ジャパン

マーケティング本部

プロダクトマーケティングマネージャー

プロダクトマーケティングシニアマネー

ジャー

黒川 瑠欧

セッション ⑤

お客様『本音から読み解く体験価値

 CX起点で組織のチカラを解き放つ

商品価値以上に体験価値が重視され「モノからコトへという考えが当たり前になってきています。更に、体験価値は人とのかかわりによって大きく左右されることか「コトからヒト」に変化していくと当社では考えています「生きた顧客の声」が集まるコールセンターだからこそ実現できる「本音」を読み解く組織のチカラを、当社の事例や考え方を交えてご紹介します。

富士通

コミュニケーションサービス株式会社

代表取締役社長

金井 美紀和

セッション ⑥

先回りCSで実現する

真のエフォートレス体験

コールセンター、CS部門においてコロナの影響もあり、デジタル活用が進む昨今ですが、一方で、業務効率化や満足度を目的に導入したのは良いものの『想定通りに成果がでない』といった声も聞かれるようになってきました。そんな現状に対し「なぜ思ったほど成果がでないのか?「成果をだすためには何が必要なのか?」をはじめ「解決策の1つとしての先回りCS」についての考え方や事例をご紹介します。

カラクリ株式会社

Sales Unit Leader

石原 光訓

セッション ⑧

カスタマーエクスペリエンスの未来予測

-国内事例に見る先進的な取り組み-

テクノロジーの進化によりカスタマーエクスペリエンス(CX)にもDXの波が訪れ、多様なチャネルを駆使した顧客中心の新たな時代が到来しようとしています。その流れをふまえ、カスタマーサービスにおいてCXがいかに重要な役割を果たしているか、また、CX改革が企業のDXにもたらすインパクトなどを、CXに積極的に取り組んでいる先進企業の事例をもとに解説します。

株式会社Zendesk

社長

冨永 健

セッション ⑦

CX3.0時代の顧客データ分析・活用術

知っておきたい顧客データ分析の教科書

CXやDX改善のためにあらゆるデータを収集しようとする企業は増える一方それらの「データの分析・活用」について“どのようにはじめるべきか”と悩みを持つ担当者も多くいらっしゃいます。マーケティング活用や営業活動においてどのようにデータを分析・活用していくのか、CX改善とデータ分析の接点をどう設計すべきか、顧客データの活用を軸に紹介いたします。

スマート・アナリティクス株式会社

代表取締役

畠 慎一郎

ナビゲーション動画

株式会社 ラーニングイット  代表取締役  畑中 伸介

顧客との共創マーケティングの先にある価値とは

CXへの注目が高まると、顧客との共創による価値の創出が企業の成長に大きな影響を及ぼすことが分かってきました。CXはカスタマーロイヤルティだけでなく、クチコミやSNSを通じて企業の評判に影響します。さらに、価格感度にも重大な影響を与えます。企業のマーケティング戦略は、顧客を獲得する以上に、顧客との関係性を獲得する方向へと重大なパラダイムシフトが起きています。第6回目を迎える本フォーラムでは、顧客との共創時代の幕開けとして14の講演とプレゼンテーションを用意しました。様々な角度からの検証を通じて、みなさまと一緒に新しい時代の流れを掴みたいと思います。

 

 

※講演内容につきましては予告なく変更になる可能性がございますので、予めご了承下さい。

開催日の前日までにご登録頂いたメールアドレス宛「視聴に関するご案内をお送りします。
*なお、録画・録音・撮影についてはお断りさせていただきます。

お問い合わせ

東洋経済新報社 セミナー事務局

corporate@toyokeizai.co.jp