第1回「CXフォーラム」の開催から3年。CX(顧客体験価値)は、顧客の確保が難しくなる状況下において、短期的視点ではなく、生涯にわたる「顧客ロイヤリティ」を追求する企業が、何倍もの成果をあげ、長期にわたって成長・繁栄していくための戦略として、企業経営にとって無視できないものになってまいりました。
お客様の声を聞き逃さず、市場の動きを的確に捉え 経営戦略に生かす。そして実行力の高い現場を創り上げる。企業の成長を支える重要なテーマとして「顧客戦略」のあり方が問われています。
前回のフォーラムでは「経営の役割」としてCX経営の取り組みを多角的に検証しましたが、第4回目の開催を数える今回の「CXフォーラム 2020」では、 「CX戦略のこれから」と題し、切実な問題提起や先進事例を中心に構成します。
競合他社との戦い、事業機会の選択と集中、テクノロジーのデザインなど多くの経営課題に共通する「CX戦略のこれから」を一緒に考えたいと思います。
日 時 | 2020年2月5日(水)10:00-18:30(受付開始 9:30/懇親会17:30~18:30) |
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会 場 | 六本木アカデミーヒルズ 49階 タワーホール 東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階(地図) |
定 員 | 250名 |
参加費 | 一般申し込み:22,000円(税込)締切 2020年2月3日(月)18:00 お申込みはこちら |
対 象 |
経営者、経営層、並びにCX部門、コンタクトセンター部門、デジタルマーケティング部門、 |
共 催
協 賛
後 援
株式会社ラーニングイット 代表取締役 畑中 伸介 氏
キャッシュレスが身近になった近年。従来の金融サービスの枠組みから、世の中の生活のインフラとなりつつあるキャッシュレスは、今まで以上に顧客体験が求められています。「CX」というテーマを経営及びマーケティング戦略の中枢に位置付け、テクノロジーの進化とともに顧客体験のあり方を追求している弊社の取組みをご紹介致します。
株式会社ラーニングイット 代表取締役 畑中 伸介 氏
12:10-13:00 ▶ ランチタイム ご昼食をご用意しております。
サブスクリプションサービスが浸透し、従来の売り切り型ビジネスモデルから顧客とつながり続けるリテンションモデルへの転換期を迎えている現在、顧客と企業の関係には大きな変化が起こっています。サブスクリプションサービスを支えるための「カスタマーサクセス経営」を実践する必要がある今、顧客接点でのCXのあり方とカスタマーサクセスはどのようにデザインすべきでしょうか。これらのヒントを、事例を交えてご紹介いたします。
シスコがCXの取り組みを始めた背景、実行にあたり見えた課題とその克服の経験についてお話しします。また、CXはチャレンジであるとともに大きなビジネスチャンスと捉えており、「ビジネスを創出するためのCX」の戦略についてご紹介します。
14:20-14:30 ▶ 休憩
NTTドコモでは2015年にdポイントを開始し、dポイントクラブ会員のお客さまへ最適なご提案や安心・快適なサポートの提供に取り組んでいます。お客さまとのあらゆる接点で「最高のCXとは何か?」を模索しながら、各チャネルでの改善と全社横断の取り組み事例をご紹介いたします。
バリューパートナーとしてのCX戦略とは、徹底的な顧客理解に基づく体系的なマネジメントサイクルの確立です。なぜCXに取り組むのか。どのようにお客さまを理解し、何をすべきか。これからCXに取り組む企業でも、顧客ロイヤルティの向上や企業のブランディング形成に確実に寄与するアプローチについて、事例を交えてご紹介します。
経営理念「Life is Happines」をモットーに会社が大きく成長し続けても、社員数が増えても創業から変わらぬ価値の大切さ。常にお客様に寄り添う姿勢と成長戦略(オムニチャネルの重要)を交えながら、多くの方に喜んでいただけるブランド価値に至る経緯を熱く語ります。
15:50-16:00 ▶ 休憩
TMJは、CX向上によるクライアント事業貢献を目標下に、デザイン力(設計~試行・構築)の向上や次世代型センター化活用のサービス強化を進めています。一方で、クライアント企業の取り組みは、様々なステージにあり、課題、さらに対策のひとつとして試行する施策も一律ではありません。細かなニーズに寄り添うアプロ―チと、同時に必要となる自社社員の知識・スキル習得の獲得についての取り組みを紹介します。
株式会社セールスフォース・ドットコム
富士通コミュニケーションサービス株式会社
日本電信電話株式会社
株式会社TMJ
〈モデレーター〉株式会社ラーニングイット 代表取締役 畑中 伸介 氏
東洋経済新報社 フォーラム事務局
03-3246-5599
(土日・祝日を除く 10:00~18:00)
株式会社小西美術工藝社
代表取締役社長
デービッド・アトキンソン 氏
1965年イギリス生まれ。オックスフォード大学(日本学専攻)卒業後、大手コンサルタント会社や証券会社を経て、1992年ゴールドマン ・ サックス証券会社入社。大手銀行の不良債権問題をいち早く指摘し、再編の契機となった。同社取締役を経てパートナー(共同出資者)となるが、 2007年退社。2009年に創立300年余りの国宝・重要文化財の補修を手掛ける 小西美術工藝社入社、取締役に就任。2011年代表取締役会長兼社長、2014年に代表取締役社長に就任し現在に至る。
1999年に裏千家に入門し、 2006年に茶名「宗真(そうしん)」を拝受。2016年財界「経営者賞」、2017年「日英協会賞」 受賞、 2018年 総務省「平成29年度ふるさとづくり大賞個人表彰」、2018年日本ファッション協会「日本文化貢献賞」受賞。
著書は『新・観光立国論』(山本七平賞、不動産協会賞、東洋経済新報社)、『新・所得倍増論』(東洋経済新報社)、『日本再生は、生産性向上しかない!』(飛鳥新社) 、『世界一訪れたい日本のつくりかた 』 、『新・生産性立国論』、『日本人の勝算』(以上、東洋 経済 新報社) 、『国運の分岐点』(講談社) など多数。
株式会社セールスフォース・ドットコム
エバンジェリスト/プリンシパル ビジネス コンサルタント
熊村 剛輔 氏
1974年生まれ。プロミュージシャンからエンジニア、プロダクトマネージャー、オンライン媒体編集長などを経て、大手ソフトウエア企業のウェブサイト統括とソーシャルメディアマーケティング戦略をリード。その後広報代理店のリードデジタルストラテジストおよびアパレルブランドにおいて日本・韓国のデジタルマーケティングを統括後、クラウドサービスベンダーにてエバンジェリストとなり現在に至る。
三井住友カード株式会社
執行役員 マーケティング統括部長
佐々木 丈也 氏
1991年 三井住友カードに入社。
与信審査、法人ソリューション営業経験後、プラチナカード、若年層カード、プリペイドカード等商品企画開発に従事。
2013年4月より現職。ブランディングからTVCM等のマス・デジタル、データ等全体を俯瞰した統合マーケティングを推進
富士通コミュニケーションサービス株式会社
CXサービス統括部 サービスイノベーション推進部 担当課長
横田 喜子 氏
入社以来、様々な業種・業態のコンタクトセンターにおけるアセスメント・運用改善・品質管理業務を経験。現在は、コンタクトセンターを起点とした顧客情報の収集・利活用を通じたCX向上施策の立案から実践までをご支援するとともに、人とICTの最適化を実現するコンタクトセンターの企画・ご提案を実施。
富士通コミュニケーションサービス株式会社
CXサービス統括部 セールスマーケティングサービス部 スーパーバイザー
福井 麻里奈 氏
Salesforce のライセンスを購入したお客様向けの導入・利活用のご支援や製品のカスタマーサポート窓口のスーパーバイザーを担当。Salesforceというサブスクリプションビジネスにおける活動を通じてカスタマーサクセスがいかに重要であるかを強く実感。現在も同業務を遂行しながら、顧客の成長に寄り添い、顧客の満足度を保ち、そして長期の契約更新につなげていくべく、日々邁進している。
シスコシステムズ合同会社
業務執行役員
カスタマーサクセス ディレクター
立山 東 氏
2006年にシスコシステムズ合同会社に入社。サービス営業本部長、グローバルエンタープライズ本部長を経て2019年よりカスタマーサクセス ディレクター就任。
株式会社NTTドコモ
デジタルマーケティング推進部 会員エンゲージメント担当部長
南部 美貴 氏
日本電信電話株式会社へ入社後、NTTコミュニケーションズにてISP・映像サービスのマーケティングに従事し、日本電信電話で経営企画部門を経験。2012年よりNTTドコモにて、ポータルサイトやdポイントキャンペーンを運営し、2019年7月よりdポイントクラブ会員へのコミュニケーション戦略および全社的なデジタルトランスフォーメーションを推進している。
株式会社HEAVEN Japan
代表取締役
松田 崇 氏
2003年5月、個人事業主として下着小売業を創業。起業のきっかけは、海外旅行先のフリーマーケットで、日本では見かけないデザインの下着を見つけ喜ぶ妻の姿を見て、直観して起業を決意。5坪の店舗をオープン。’04年EC通販をスタート。’09年、ネットでも安心して下着の購入をしていただけるよう、試着の返品交換サービスを開始。’11年に法人設立後、’14年から下着の製造小売業として本格的スタート。同年、韓国企業と代理店契約を結び海外運用を開始。‘16年に大阪・心斎橋、‘19年に東京・青山にサロンを展開。
株式会社TMJ
マーケティング推進本部 本部長
島田 將英 氏
2000年に株式会社TMJに入社。サービス企画、事業基盤組織の本部長を経て、2019年よりマーケティング推進本部 本部長に就任。
株式会社エヌ・ティ・ティマーケティングアクト(NTTマーケティングアクト)
カスタマーソリューション事業推進部 企画部門
ビジネスプラットフォーム担当・担当課長
米林 敏幸 氏
2005年NTT西日本入社。2007年中堅・中小企業向けの「オフィス営業部」の立ち上げ参画。「ひかり電話」シリーズのサービスオペレーションを統括。2011年採用・育成・人事の責任者として、他業種とのアライアンス促進や組織のミッションを再編。2015年IoT・AIのインキュベーション組織を立ち上げ、ドローンやヘルスケア、観光等8つの新規事業創出。2018年より現職にて『人とAIが共存するコンタクトセンターの実現』をビジョンに掲げ、BPO事業戦略策定やCXソリューション事業開発をプロデュース。