なぜ今、企業には変革が求められているのでしょうか。
実に、2000年の「Fortune500」に名を連ねていた企業の50%以上が、買収・統合により既に消えてしまいました。
その最大の理由として挙げられるのがデジタルテクノロジーの急速な進化によるディスラプションの波にあります。
変化の波にあっという間に呑まれてしまい、失速した企業は、数知れません。その一方で、変化を成長の機会と捉え、短期間のうちに既存市場を淘汰しメインプレイヤーに躍り出る企業も存在します。
時代の変化がもたらした成長と衰退。経営者にはいま、経営を根本から変える「変革の方向性の整理」「変革プロセス、ゴールの構想」「困難を乗り越える強いリーダーシップ」が求められています。さらには、こうした変革の流れを持続可能な成長へとつなげるための「全社一体となった意識改革、風土改革」が日本企業が本来の強みとしてもつ「現場力」に火をつけ、競争力を取り戻すきっかけになるのではないでしょうか。
本フォーラムでは、企業を根本から変え、さらなる成長へと突き進む、リーダーの実行力と徹底力に焦点を当て、自らを変革する力、現場を変革する力で時代を切り拓いてきた変革者の講演、その実行を寄り添い、支えるパートナーの実践知から進化の道を考察します。
日 時 | 11月28日(木)13:00~17:40(受付 12:30) |
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会 場 | 虎ノ門ヒルズフォーラム4階 ホールB 東京都港区虎ノ門1-23-3 虎ノ門ヒルズ森タワー(地図) |
定 員 | 200名 |
参加費 (事前登録制) |
早期申し込み:9,900円(税込)11月15日(金)18:00まで |
一般申し込み:16,500円(税込)11月22日(金)18:00まで | |
対 象 | 経営者、経営層、プロジェクト責任者、経営企画部門、人事部門、各事業部門の部門長など |
主 催 |
インテグラート株式会社 代表取締役社長 小川 康 氏
デジタル・ディスラプションによる創業事業からの撤退という経験を経て、トップが自ら変化を感じ取り、取り組んできた、当社の企業変革をご紹介しつつ、「なぜ今、企業に変化が求められているのか?」を考えるヒントをご提供したいと思います。
15:05~15:25 ▶ 休憩
過去のデータが大量に得られても、未来への見通しが良くなるとは限りません。それは、社外の事業環境や社内の変化によって、事業の未来が過去の延長から外れていくからです。本講演では、多くの企業で実践されている、不確実な事業環境で高い業績の達成を目指す手法「仮説指向計画法」をご紹介します。また、社内外の変化に柔軟に対応する組織への変革に際して起きがちな問題を解説し、あるべき組織の姿を探ります。
16:25~16:40 ▶ 休憩
変化の激しい不確実性の時代を乗り切るためには、自社に変化を起こし、変革をリード出来る組織に進化出来るか否かがKEY。それが出来るリーダーとその役割とは?45年の会社人生で、仕事の実体験を通じて学び、周囲に常々話してきた原理原則をお伝えしたい。
※講演内容につきましては予告なく変更になる可能性がございますので、予めご了承下さい。
コニカミノルタ株式会社
取締役会議長
松﨑 正年 氏
1976年小西六写真工業(のちのコニカ)に入社。研究開発部門、技術企画部門を経て、主に情報機器事業の製品開発、商品企画に携わる。コニカとミノルタの経営統合以降は、情報機器事業の制御開発本部長を経て、2005年執行役、06年取締役兼常務執行役として技術戦略担当を歴任後、09年に代表執行役社長就任。14年に取締役会議長就任し現在に至る。社外では、東証一部上場企業の社外取締役、大手監査法人の監督委員、一般社団法人日本取締役協会理事・副会長を務める。
株式会社マネジメントソリューションズ
マネジメントコンサルティング事業部長
和田 智之 氏
アクセンチュア、IBCS/日本IBM、ガートナージャパンで22年間のコンサルティング経験と7年間のグローバル企業事業マネジメント経験の後、ベンチャー2社に参画し、2019年より現職。人・業務・組織・ITなどの多面的な変革のマネジメントに取り組む。新規事業立ち上げ、全社意識改革、大規模BPRなど実行まで行う変革案件を多数経験。
株式会社マネジメントソリューションズ
マネジメントコンサルティング事業部 ディレクター
内山 鉄朗 氏
大手システムインテグレータにて様々なシステム開発プロジェクトを経験後、2009年よりマネジメントソリューションズに参画。流通・製造・金融・自動車など様々なクライアントのプロジェクトをPMOとして支援。特に、海外のステークホルダーを含めたグローバルプロジェクトを中心に杓子定規な方法論の提供ではなく、成果を生み出すためのマネジメントを実践。
インテグラート株式会社
代表取締役社長
小川 康 氏
不確実性下のビジネスプランニング理論研究の第一人者ペンシルバニア大学ウォートンスクールのイアン・マクミラン教授の研究センターに2年間勤務し、直接指導を受ける。設備投資・R&D投資・新事業・M&Aなどの事業投資に関し、コンサルティング・研修・事業投資マネジメントシステム導入の実績を豊富に持つ。東京大学工学部都市工学科卒、ペンシルバニア大学ウォートンスクールMBA(起業学並びにファイナンス専攻)、神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科非常勤講師。著書に『不確実性分析 実践講座』(ネクスプレス、共著)がある。
株式会社ブリヂストン
元社長/CEO
荒川 詔四 氏
1968年ブリヂストン入社。タイブリヂストンCEO、ブリヂストンヨーロッパCEO、代表取締役副社長海外管掌などを経て代表取締役社長/CEO、取締役会長を歴任し2013年退任。88年、当時日本企業最大のM&Aであった米国企業ファイアストン買収時には、秘書課長として事務方を務める。買収時点から、PMI(主に海外関係管掌役員として)、最後はCEOとして、スタートからゴールまで一貫して深く関わることになった。当社は、この買収を成功させ、現在の世界No.1のタイヤ会社の地位確立を実現した。