『週刊東洋経済』「データ階層社会」特集で伝えたかったこと

今、世界中で急速に活用が進むAI(人工知能)プロファイリング。日本でもすでに企業の採用活動や金融機関でAIスコアリングが使われ始めており、男女の出会いの場でもAIが活用されるようになってきた。すでに民間企業の個人格付け機能が浸透している中国では、政府が全国民的な信用情報ネットワークの構築を進めている。これまで数多くのSF小説・映画で取り上げられてきた主題が、今やフィクションからノンフィクションに移りつつある現実をお伝えしたい。

風間 直樹

東洋経済新報社
記者

風間 直樹

1977年長野県生まれ。都立小石川高校、早稲田大学政治経済学部卒業。2001年同大大学院法学研究科修了後、東洋経済新報社に入社。第一編集局(現・編集局)記者として、電機、金融担当を経て、雇用労働、社会保障問題等を取材。現在、「週刊東洋経済」編集部副編集長。著書に『雇用融解』『融解連鎖』、電子書籍に『ユニクロ 疲弊する職場』。