プラチナキャリアアワードのサイトは下記に移動しました。
https://platinumcareer.mri.co.jp
シンポジウム
記念講演に為末 大 氏 が登壇!
プラチナキャリア・アワード 記念シンポジウムは
2020年9月3日(木)にオンライン配信での開催が決定いたしました。
第2回『プラチナキャリアアワード』記念シンポジウム
15:00~15:05 |
開会挨拶 東洋経済新報社 常務取締役 田北 浩章 |
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15:05~15:10 |
後援者挨拶
厚生労働省 キャリア形成支援室 室長 山本 浩司 氏 |
15:10~15:40 |
基調講演 プラチナ社会の実現を目指して ~コロナを奇貨として未来へ向かおう~ 審査委員長 株式会社三菱総合研究所 理事長 小宮山 宏 |
15:40~15:50 |
アワード表彰結果 プラチナキャリア・アワード事務局 |
15:50~16:10 |
受賞企業講演 積水化学工業株式会社 人事部人材開発グループ長 中川 雅博 氏 |
16:10~16:20 | 休憩 |
16:20~16:50 |
記念講演 ハードルを越える 元陸上選手/一般社団法人アスリートソサエティ代表理事 為末 大 氏 |
16:50~17:30 |
パネルディスカッション ニューノーマル時代のキャリア形成 ~企業は社員のキャリア形成をどう進めていくべきか~
〈パネリスト〉
デジタルハリウッド大学大学院 教授
東京大学大学院教育学研究科 教授
オフィスモロホシ社会保険労務士法人 代表 (社会保険労務士・キャリアコンサルタント)
三菱UFJ信託銀行株式会社 経営企画部エグゼクティブアドバイザー
〈モデレーター〉 |
17:30 | 閉会 |
開催概要
日時 | 2020年9月3日(木)15:00~17:30 |
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会場/形式 |
オンラインでのライブ配信 ※お使いになっているPCのセキュリティやネットワーク環境等の関係でご覧になれない場合がございますのでご了承ください。 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
定員 |
300名(配信回線の都合上、定員がございます) ※申込者多数の場合は抽選とさせていただきます。 |
対象 | 企業の経営者、人事部門、経営企画部門のご担当者など |
アワードについて
第2回『プラチナキャリア・アワード』について
人生100年時代、働く期間の長期化が必然となれば、個々人のライフスタイルやライフステージ(介護や子育て期等)にあった多様な働き方が求められるようになりま す。
そうなりますと、誰もが自律的な学び、さまざまな働き方で活躍しながら長期的な視点でキャリアを築き、社会と関係を持ち続けていくことが必要となります。
しかしながら、こうしたことを実践できている人はまだまだ日本では稀です。ですから、社会としてこうした人材を育成できるような仕組み作りが大切で、2019年より、そのメインプレーヤーである企業を対象とした表彰制度を創設しました。先進的なプラチナキャリアづくりに取り組んでいる企業を表彰していきます。
2020年の第2回のアワードでは、より企業様の具体的な取り組み、成果についてお知らせいだけるよう質問項目を追加しました。
ぜひ、『プラチナキャリア・アワード』にご期待ください。
『プラチナキャリア・アワード』審査委員会委員長(株式会社三菱総合研究所理事長)小宮山 宏
プラチナキャリアの特徴を示す3つのキーワード
-なぜ『プラチナキャリア』が今必要か-
単に長く働くのではなく、年齢によらず活躍し続けるキャリア形成が必要
人生100年時代、終身雇用や年功序列といった日本的雇用慣行の見直しが進む中 、多様なステージ/場所で働き続けるためには、年齢によらず仕事に役立つスキルを身につけ、そのスキルを活かして活躍と貢献を続けられるようなキャリア形成が必要と考えます。
自ら能動的に学び、経験を積んでいくキャリアが必要
ITやAIなど新技術の発展・普及により、過去に培ったスキルや経験が活かせなくなる可能性があるなか、年齢にかかわらず働き、社会に参加し続けるためには、自ら能動的に学び、必要なスキルと多様な経験を積んでいくことができるキャリア形成が必要と考えます。
社会に関心を持ち、その課題解決を目指すキャリア形成が必要
社会環境が激変する昨今、長期間にわたり第一線で活躍し続けるためには、社会に関心をもち、その課題解決を目指す意識をもったキャリア形成が必要と考えます。
第2回アワード受賞企業
≪最優秀賞≫
積水化学工業株式会社
≪優秀賞≫
味の素株式会社
この度は「プラチナキャリア・アワード」という栄えある賞をいただき、ありがとうございます。
当社では、2017年に人事制度理念を「継続した自律的成長、多様なキャリア形成」に変更しました。
“個人”と“会社”の共成長サイクル、すなわち社員が人生100年時代を生き抜く力を身に着けることと味の素グループの永続的成長を両立させることを目指しています。
現状はまだまだ道半ばではありますが、いただいた賞に恥じないよう、今後とも味の素グループとして社員一人ひとりのキャリア開発に取り組んで参ります。
サントリーホールディングス株式会社
サントリーでは、グループに集う従業員一人ひとりが、学び、成長しつづけることがグループの成長の原動力となるとともに、社会に新しい価値をお届けすることに繋がるという考えのもと、「サントリー大学」を設立し、人材育成に注力しています。今後も、長期的な視野で成長機会を提供すると同時に、個々がイキイキとやりがいをもって働き、やってみなれを最大限に発揮できるよう、キャリア自律の機会を幅広く支援していきます。
株式会社T&Dホールディングス
第2回プラチナキャリア・アワード『優秀賞』を受賞し、大変光栄に思います。
2年連続で『優秀賞』を受賞できたのは、T&D保険グループの太陽生命、大同生命、T&Dフィナンシャル生命それぞれの、従業員の成長に向けた取組みが評価されたと考えております。
今後も人生100年時代を見据え、引き続き従業員一人ひとりが成長でき、長期的に活躍できる企業として、職場環境作り、キャリア形成に必要な学習機会とステージの提供に取組んでまいります。
≪特別賞≫
株式会社ディスコ
当社独自の社内通貨制度に基づく「業務の自由化」や「異動の自由」などの取り組みが、長期的・自立的キャリア形成に繋がる施策として評価されたことを嬉しく思います。施策が浸透していく中で、若手からベテランにまで、“自身のキャリアは自分で描き、形成していくもの”という考えが定着してまいりました。今後も、従業員が「プラチナキャリア」を実現し、充実した職業人生を送ることができるよう、模索し続けていきたいと思います。
≪東洋経済賞≫
IDEC株式会社
IDECは人の命や安全を縁の下で支えてきた制御機器メーカーです。1945年の創業より「人間性尊重経営」を実践し、地道に努めてきた結果が受賞に繋がり嬉しく思っております。また社員の生活を大切にしていることからワークライフバランスではなく、あえて「ライフワークバランス」と呼び、働きやすい職場環境づくりを推進し様々な施策を行っています。今後も、社員一人ひとりの個性を尊重し、ウェルビーイング向上に向けて、働きがい、生きがいを生み出す取り組みを推進してまいります。
募集詳細
大変多くのご応募誠にありがとうございました。
東洋経済「プラチナキャリア」特別調査の詳細はこちら
表彰式:2020年6月25日(木)オンライン開催
正賞:プラチナキャリア・アワード トロフィー、および賞状
正賞:プラチナキャリア・アワード トロフィー、および賞状
および特別賞(下記参照)
正賞:プラチナキャリア・アワード トロフィー、および賞状
「自律的にキャリアを形成できる特徴ある取り組みの実施企業」を対象に特別賞の選定を予定しています。
評価の観点は以下の通りです。
*社員が学びたいことを学べるよう、サポートしている
*副業/兼業等を通じて、経験値を増やす仕組みがある
*手挙げ制等により、やりたいことにチャレンジできる仕組みがある
*その他、自律的に築いてきたキャリアを活かせる機会がある など
スケジュール
評価項目(例)
社員のプラチナキャリア形成、発揮をサポートする企業の取り組みを、プラチナキャリアの3つの特徴から評価します。
評価項目例は次の通りです。
-
長期的視点 年齢の垣根がない人材活用、働きやすい環境整備状況 - 自律的学び キャリア研修の有無、多様な研修プログラムの社員による選択の可否
- 社会への貢献 企業のSDGsへの取り組み、社員ボランティア参加制度有無
【注意事項】
- ※アワードは、東洋経済新報社『CSR企業総覧』2020年版に掲載した1593社を対象に行っています。
- ※応募原稿はいかなる場合も返却しません。必要な方はコピーをおとりになるかファイルをお手元に保存してください。
- ※審査、審査過程に関するお問合わせには応じられません。
- ※本アワードは「記述回答」も含めた調査結果を参考のうえ、審査委員が選定をいたします。
- ※回答をいただいた調査結果は当社刊行物等で公表を予定しております。
- ○ご回答いただいたデータは「東洋経済CSRデータ」の一部として収録します。
- ○プラチナキャリア評価は、東洋経済CSRデータと今回のご回答データをあわせて行います。また、自社の得点については結果にかかわらずお知らせします
- ○ご回答いただいた内容は『プラチナキャリア企業総覧』2020年版(POD版・電子版)にまとめて2020年6月下旬(プラチナキャリア・アワード表彰式終了後)に発行する予定です(プラチナキャリア評価の結果は、得点が一定以上の企業のみを対象に発表します)。
- ○プラチナキャリア評価のランキングは『CSR企業白書』2020年版に掲載します。そのほか、東洋経済オンライン等での発表を予定しています。
- ○ご回答企業様には、『プラチナキャリア企業総覧』2020年版(POD版・電子版)の基データをまとめた「プラチナキャリア回答データ一覧(PDF版)」を2020年6月下旬(プラチナキャリア・アワード表彰式終了後)にお送りします。
審査委員紹介
審査委員会委員長
三菱総合研究所 理事長
小宮山 宏
審査委員(氏名五十音順)
株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長
株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長
国際女性ビジネス会議実行委員会委員長
佐々木 かをり
デジタルハリウッド大学大学院 教授
佐藤 昌宏
東京大学大学院教育学研究科 教授
牧野 篤
オフィスモロホシ社会保険労務士法人 代表 (社会保険労務士・キャリアコンサルタント)
諸星 裕美
ゲスト審査員
東京大学大学院経済学研究科 教授
柳川 範之
第1回アワード受賞企業
≪最優秀賞≫
SCSK株式会社
プラチナキャリアアワードへの期待をお聞かせください。
企業を取り巻く環境がますます厳しくなるなかで、人生100年時代を見据え社員が充実した職業人生を送るために「長期的視点」で、「自律的な学び」を通じ、「社会へ貢献」するというプラチナキャリアの理念はいち企業の取り組みに留まらず、今後の日本社会にとっても非常に重要な考えだと思います。是非、この理念を広く発信、普及して頂き定着を期して頂くとともに、社員のキャリア形成を支援する多くの企業を後押しして頂けることを引き続き期待しております。
最優秀賞受賞後の社内外の反響はございましたか?
弊社はITが支える豊かな未来社会へ向け、社員一人ひとりが自律的成長を志向し、豊かな心と知性で価値創出し続けるプロフェッショナルの集団でありたいと考えています。そのような中で今回、最優秀賞を受賞したことは、社員にとても大きな刺激となったことは間違いありません。また受賞企業様をはじめ先進的な取り組みをされている多くの企業様、団体様とその後の交流機会を提供頂けたことは、当社にとって大きな財産となり、今後の更なる取り組みを推進していく原動力となっております。
応募を検討されている企業様へのメッセージをお願いします。
弊社は自律的なキャリア形成のための様々な支援施策を行ってまいりましたが、今回の応募準備を通じてこれまでの取り組みを整理する過程で、各施策の理念や効果について改めて認識することができ、経営トップとの対話の中でも新たな課題にも気付かされるなど、非常に貴重な機会になったと感じています。様々な取り組みを推進しておられる企業様にとっても、自社の取り組みを振り返る機会として応募されることの意味は大いにあるのではないかと思います。
≪優秀賞≫
株式会社伊藤園
株式会社T&Dホールディングス
マツダ株式会社
株式会社丸井グループ
※企業名五十音順
≪東洋経済賞≫
株式会社ファンケル
三菱総合研究所 理事長
小宮山 宏
1944年栃木県生まれ。1967年東京大学工学部化学工学科卒業。1972年同大学大学院工学系研究科博士課程修了。1988年東京大学工学部教授、2000年工学部長、大学院工学系研究科長、2003年副学長などを経て、2005年4月第28代総長に就任。2009年3月に総長退任後、同年4月に三菱総合研究所理事長に就任。2010年8月には、サステナブルで希望ある未来社会を築くため、生活や社会の質を求める「プラチナ社会」の実現に向けたイノベーション促進に取組む「プラチナ構想ネットワーク」を設立し、会長に就任。
現在の日本を他国に先駆けて課題が顕在化している「課題先進国」と定義し、この状況を困難であると同時にチャンスと捉え、国際社会で真の競争力を持つために、我々は何をすべきかを説く。また、物質とエネルギーの視点から地球が持続的であるために、2050年までの長期を見据えたロードマップ「Vision 2050」を提唱する。
専門は化学システム工学、地球環境工学、知識の構造化。地球温暖化問題の第一人者でもある。著書に「地球持続の技術(岩波新書)」、「知識の構造化(オープンナレッジ)」、「『課題先進国』日本(中央公論新社)」、「低炭素社会(幻冬舎)」、「“多様なナンバーワン”作り(財界研究所)」、「新ビジョン2050(日経BP社)」など多数。
また、ドバイ知識賞(2017年。Sheikh Mohammed Bin Rashid Al Maktoum Knowledge Award)、イタリア連帯の星勲章(2007年。Ordine della Stella della Solidarieta Italiana)や「情報通信月間」総務大臣表彰(2014年)、財界賞特別賞(2016年)、海洋立国推進功労者表彰(2016年)など、国内外の受賞も多数。
株式会社イー・ウーマン 代表取締役社長
株式会社ユニカルインターナショナル 代表取締役社長
国際女性ビジネス会議実行委員会委員長
佐々木 かをり
上智大学卒業後、通訳・翻訳等を提供する(株)ユニカルインターナショナルを設立(www.unicul.com)。2000年には市場創造のためのダイバーシティ・コンサルティング会社(株)イー・ウーマンを(www.ewoman.jp)設立。日本初の数値化「ダイバーシティインデックス」を発案。また1000人が集まる「国際女性ビジネス会議」を20年以上毎夏開催。ダイバーシティの第一人者でAPEC、OECDなど国内外で日英での講演も1500回を超える。日本初の時間管理術を紹介し「アクションプランナー」で手帳ブームをつくった。現在、上場企業等の社外取締役、内閣府、厚生労働省等の政府審議会等委員、世界銀行We-fi日本代表等を務める。著書多数。「ニュースステーション」レポーター、「CBSドキュメント」アンカーなど歴任。現在も、テレビ、雑誌、新聞等のコメンテーターを務める。二児の母。
デジタルハリウッド大学大学院 教授
佐藤 昌宏
92年NTT入社。99年無料ISPライブドアの立上げに参画。02年デジタルハリウッド株式会社執行役員に就任。日本初の株式会社立大学院の設置メンバーの1人として学校設立を経験。04年E-ラーニングシステム開発事業を行う株式会社グローナビを立上げ代表取締役に就任。09年同大学院事務局長や産学官連携センター長を経て、現在はエドテック分野のフロントランナーとして学生指導を行う。また、内閣官房教育再生実行会議技術革新WG委員、経産省未来の教室とEdTech研究会座長代理など教育改革に関する国の委員や数多くの起業家のアドバイザーなどを務める。著書に「EdTechが変える教育の未来」(インプレス)がある。
東京大学大学院教育学研究科 教授
牧野 篤
1960(昭和35)年 愛知県生まれ。名古屋大学大学院教育学研究科博士課程修了。博士(教育学)。
名古屋大学助教授・教授を経て、2008年、東京大学大学院教育学研究科教授。2013年、東京大学高齢社会総合研究機構副機構長併任。
中央教育審議会生涯学習分科会委員。
専門の研究領域は、社会教育学・生涯学習論で、人が生活の営みを続け、成長していくことに現れるさまざまな事象を通して、社会のあり方を考え、人が幸せに暮らすために何ができるのかを考えること、とくにコミュニティの自律と住民の学習とのかかわりに関心がある。
これまでに、長野県飯田市の公民館調査をはじめ、各地の自治体とともに社会教育・生涯学習の共同研究を行うほか、愛知県豊田市「若者よ田舎をめざそうプロジェクト」、千葉県柏市における「多世代交流型コミュニティ形成」プロジェクト「地縁のたまご」と「東大キッズセミナー」、北海道富良野市における「小中高12年間一貫のふるさとに心が向くキャリア教育」、さらに小規模コミュニティにおける高齢社会対応プログラムの実施、コミュニティ後見(市民後見)支援プロジェクトの実施など、さまざまな社会実験・プロジェクトにかかわっている。
主な著作
*『生きることとしての学び—自生するコミュニティと共変化する人々—』(東京大学出版会、2014年)
*『農的な生活がおもしろい—年収200万円で豊かに暮らす—』(さくら舎、2014年)
*『「つくる生活」がおもしろい—小さなことから始める地域おこし、まちづくり—』(さくら舎、2017年)
*『社会づくりとしての学び—信頼を贈りあい、当事者性を復活する運動—』(東京大学出版会、2018年)
*『公民館はどう語られてきたのか-小さな社会をたくさんつくる・1-』(東京大学出版会、2018年)
など
オフィスモロホシ社会保険労務士法人 代表 (社会保険労務士・キャリアコンサルタント)
諸星 裕美
大学在学中に社会保険労務士資格を取り、大学卒業と同時に一般企業に勤務、その後社労士事務所に20年勤務して、平成16年独立。就業規則作成などの労務管理中心に企業のトップや総務担当者の相談に多数応じる。
その過程で人事担当から採用や人事育成に関わる本音を聞く機会が多く、またキャリアを中断した女性の再就職を目指す支援体制がないことも痛感したため、企業での各種社員教育研修及び人事管理制度構築のほか、再就職支援など多彩なプログラムを提供できるよう株式会社エムキャリアサポートを設立。
平成20年に社会保険労務士として初めて厚生労働省内にある社会保険審査会委員に1期3年間従事(この間、社会保険労務士業務は休業)。平成23年、社会保障審議会年金部会臨時委員に任命され、社会保険・年金における動向にも詳しい。
現在も年金部会臨時委員、日本私立学校振興・共済事業団共済審査会の委員(公益代表)を務めるほか、社労士桜友会会長、厚労省委託事業関連の各種事業(パート・短時間社員・雇用管理等)の本委員会において委員を複数拝命している。
東京大学大学院経済学研究科 教授
柳川 範之
1988年慶應義塾大学経済学部通信教育課程卒業。1993年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。慶應義塾大学経済学部専任講師を経て、1996年東京大学大学院経済学研究科助教授、同准教授を経て、2011年より現職。
NIRA総合研究開発機構理事。厚生労働省「働き方の未来2035:一人ひとりが輝くために」懇談会事務局長、経産省「兼業・副業を通じた創業・新事業創出に関する研究会」座長、内閣府「2030年展望と改革 タスクフォース」委員等歴任。東京大学金融教育研究センター・フィンテック研究フォーラム代表。
主な著作物:『人工知能は日本経済を復活させるか』(編著)大和書房、『ブロックチェーンの未来』(共編著)、『法と企業行動の経済分析』日本経済新聞社、『日本成長戦略 40歳定年制』さくら舎、『40歳からの会社に頼らない働き方』ちくま新書、『東大教授が教える独学勉強法』草思社等。
元陸上選手/一般社団法人アスリートソサエティ代表理事
為末 大
1978年広島県生まれ。スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2020年7月現在)。現在はアジアのアスリートを育成・支援する一般社団法人アスリートソサエティの代表理事、人間理解のためのプラットフォーム為末大学(Tamesue Academy)の学長を務める。新豊洲Brilliaランニングスタジアム館長。主な著作に『Winning Alone』『走る哲学』『諦める力』など。
一般社団法人アスリートソサエティ http://www.athletesociety.org/
為末大学(Tamesue Academy) https://www.youtube.com/c/TamesueAcademy
新豊洲Brilliaランニングスタジアム http://running-stadium.tokyo/
この度は、名誉ある賞をいただきまして、誠にありがとうございます。弊社では、人材育成の主体は従業員自身であり、「自分のキャリアは自分でつくる」ことが重要と考えています。そのために自分自身の志向や持ち味と向き合い、今後のキャリアを自身で考える機会を提供するため、2001年度から年代別キャリアプラン研修を実施してきました。対象は30、40、50、57歳のキャリアの節目の従業員で、年代ごとにテーマを設定し、延べ9,750名が受講しています。
また、従業員の活躍を支援するために上司層対象のマネジメント研修にも取り組み、毎年約1,800名の上司層が受講してきました。
これらの取り組みにより従業員一人ひとりのキャリアを考える下地は整ってきたといえますが、全員が自身のキャリア形成に向け実際に一歩踏み出す状況には、まだ至っていないと感じています。今後も従業員一人ひとりが活き活きと活躍できる組織風土の実現に向け継続的に活動に取り組みます。