Withコロナで地域企業が生き残るために デジタルを活用した企業経営と地域連携

― 中部地域の中堅・中小企業が、一つに繋がる ―

新型コロナウイルスによる影響により、地域経済の疲弊が見られるなか、中堅・中小企業にとって、デジタルトランスフォーメーションなどITや技術を上手く利活用することは喫緊の課題です。
企業がこれからの時代を勝ち残っていくためには、アナログ経営から身の丈にあったデジタル経営へ転換し、働き方改革、業務効率化、競争力強化を図っていくことは重要と言えるでしょう。

今回、この苦境の時代を生き抜くべく、マーク・ベニオフ著 『トレイルブレイザー(先駆者)』(発行:東洋経済新報社)のエッセンスをもとに、挑戦・変革が求められる中堅・中小企業が、これからの「企業経営」や「地域連携」の方向性をお考えいただく機会となりますよう、中部地域のみなさまに向けた本オンラインセミナーの開催に至りました。

プログラムとしては、中堅・中小企業にとって必要となるデジタルトランスフォーメーションを中心に、行政、大学教授、民間企業等の皆さまからの多面的な視点を盛り込むことで、企業経営にお役立ていただける内容となっております。是非、お申し込みをお待ちしております。

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開催概要

日 時 2020年11月24日(火)13:30~15:30
配信方式 本オンラインセミナーは、ストリーミング配信にて開催いたします。
定 員 200名
参加費 無料(事前申込制)
対 象 中部地域の中堅・中小企業の経営者、経営幹部、およびビジネスリーダーなど
トレイルブレイザー(発行:東洋経済新報社
参加特典(抽選プレゼント)

当日、ご視聴の上、アンケートにご回答いただいた方の中から抽選で150名様に、
『トレイルブレイザー』(発行:東洋経済新報社)をプレゼントいたします。
なお、ご当選は、発送をもって代えさせていただきます。

プログラム

13:30-14:00
基調講演

本性主義の経営

現在進行形の新型コロナ感染症の流行のように、不確実性が高い状況であるほど、思考と判断の軸足が必要になる。環境や状況が大きく変わっても、人間の本性は変わらない。経営にとっていちばん大切なことは人間本性についての洞察にある。

楠木 建

一橋大学ビジネススクール 教授

楠木 建

1964年、東京都生まれ。1992年一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。一橋大学商学部助教授および同イノベーション研究センター助教授などを経て、2010年より現職。専攻は競争戦略とイノベーション。著書に『ストーリーとしての競争戦略』(東洋経済新報社)、『「好き嫌い」と経営』『「好き嫌い」と才能』(ともに共著、東洋経済新報社)、『経営センスの論理』(新潮新書)、『好きなようにしてください』(ダイヤモンド社)、『すべては「好き嫌い」から始まる』(文藝春秋)、『戦略読書日記』(ちくま文庫)がある。

14:00-14:30
特別講演①

新型コロナ危機に対応した静岡県の経済政策

静岡県では、新型コロナで深刻な打撃を受けた経済の早期回復に向け、県内企業の資金繰り支援、雇用の維持・確保の「つなぐ」支援に注力するとともに、デジタル化の推進等、コロナ禍で顕在化した課題を踏まえ、ウィズコロナ、アフターコロナ時代の地域主導型経済政策「フジノミクス」を展開し、財とサービスの消費喚起、リーディング産業の育成、DXによる既存産業の変革等により、経済の再生、新たな経済圏の形成を目指していく。

天野 朗彦

静岡県
経済産業部長

天野 朗彦

1984年静岡県入り。知事戦略課長、秘書課長、企業局次長、経済産業部長代理等を経て、2018年4月より現職。

静岡県章

中堅・中小企業のDX事例からみる、DXの進め方

2000年代の業務改善のためのIT活用とは異なり、DXとは事業や生産現場全体の変革です。ビジョンだけ先行しがちですが、実際には地道な現場合わせや試行錯誤が求められます。そのためIT企業へ丸投げではなく、社内で主導権を持って推進する必要があります。中小企業への調査から、先進企業の特徴が見えてきました。今回は事例とともにDXのボトルネックや求められる人材、組織体制についてお話ししたいと思います。

阪口 瀬理奈

公益財団法人静岡県産業振興財団
ふじのくにICT人材育成プロデューサー

阪口 瀬理奈

静岡県産業振興財団ふじのくにICT人材育成プロデューサー及び静岡経済研究所主任研究員。京都大学大学院理学研究科卒。2013年、三菱総合研究所に入社し、情報通信政策の部署にてIT人材育成や教育ICT・プログラミング教育等に関する政策支援を経験。2018年10月より静岡県産業振興財団にて、静岡県のICT人材育成戦略の策定や事業の支援をする中で、中小企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の動向調査を実施中。

14:30-15:00
協力講演

Withコロナ時代のデジタルを活用した企業経営

本セッションではコロナ禍の難局を乗り切り、成長を続けるために必要なデジタルシフトとマインドシフトについて、また働き方改革、業務効率化、競争力強化への取り組みをSalesforceでどのように実践できるのか、お客様事例を交えてご紹介します。

安田 大佑

株式会社セールスフォース・ドットコム
執行役員 Sales Enablement & Academy / 営業人材開発部 本部長

安田 大佑

2012年にセールスフォース・ドットコムに入社以来、主に首都圏以外の地域を担当する広域部門をリード。年間500社以上のデジタルトランスフォーメーションのコンサルティングを実施。
2019年からは営業人材開発部門・部門長として人材開発・顧客の営業戦略コンサルティングを行う。
・2000年 DELL入社 シニアマネージャー
・2008年 MarketStar Corporation 日本代表に着任
・2010年 メッセージラボ(現ブロードコム)コーポレートセールス シニアマネージャー

テレワーク時代に不可欠なオンライン活用術

2020年4月から通常の勤務形態をテレワークとした弊社では現在テレワーク率96%。
なぜテレワークを常態化できたのか?テレワークでどうなったのか?弊社の取り組み状況をご紹介します。

小泉 佳之

株式会社Geolocation Technology
営業企画課 主任

小泉 佳之

静岡県静岡市出身。ITコンサルタントを経て事業会社のWeb事業を担当。楽天「成功のコンセプト賞」を受賞するなどのEC実績やオムニチャネル戦略にて自社製品を全国ブランドへと成長させた実績をもつ。2017年2月に株式会社Geolocation Technologyに入社、営業企画課にてマーケティングや広報業務のほか、内部監査も兼任するなど幅広い業務を担当。現在、完全テレワークにて自宅で業務を行う。

15:00-15:30
特別講演②

静岡銀行の人材支援とDXの支援体制

少子高齢化や東京一極集中に伴う静岡県内の事業所数・人口減少およびコロナ禍での中小企業ニーズの変化(企業における生産性向上、事業構造の抜本的な変革等)を背景とし、地域やお客さまのニーズはより「高度化」・「複雑化」・「多様化」しています。こうした地域経済の現状とこれに対する静岡銀行の人材支援および外部機関と連携したDXの支援体制、また導入における課題についてお話します。

池田 正嗣

株式会社静岡銀行
ソリューション営業部 担当部長

池田 正嗣

株式会社静岡銀行

静岡銀行ソリューション営業部担当部長。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。1991年三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)入社後、不動産部、市場金融部、営業部、企業金融部などで不動産仲介、債権流動化、企業向け融資、大企業向けソリューション業務などを経験。2005年静岡銀行入行、法人部でストラクチャードファイナンス、環境金融、事業承継、確定拠出年金、法人決済業務などに従事した後、東京営業部、ソリューション営業部グループ長を経て、現職。



開催日の前日までに、ご登録頂いたメールアドレス宛に「視聴に関するご案内」をお送りします。
ご自身のPC・スマートフォンなどから視聴が可能か下記デモサイトよりご確認のうえ、お申込みください。
https://ondemand.seminar.vcube.com/checker/videostream
*なお、録画・録音・撮影についてはお断りさせていただきます。


お問合わせ

東洋経済新報社 セミナー事務局

corporate@toyokeizai.co.jp

(土日・祝日を除く 10:00〜18:00)