新型コロナウィルス禍の影響下、企業各社は消費動向の変化、移動制限、非接触化といった環境の激変を受け、危機感をもった対応に迫られています。経営者層にとっては、まずは企業活動を回復させることが優先課題となりますが、単なる復旧にとどまらず、デジタル時代を見据えて先手を打っていく必要があります。
本セミナーでは、「ニューノーマル」といわれるコロナ後の世界において、企業活動の心臓部ともいえる経理・財務部門にこれまで以上に求められる変革について取り上げたいと考えております。
業務プロセス変革、データの可視化、会計の標準化など中心に構成し、実際に業務改革に成功した事例も交えて検証いたします。
日 時 | 2020年8月28日(金)14:00~16:20 |
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配信方式 | 本オンラインセミナーは、オンラインでのオンデマンド配信にて開催いたします。 全ての講演終了後、ライブ配信にてご質問にお答えいたします。 ※ご自宅のPC・スマホ・タブレットでもご参加いただけます。 |
参加費 | 無料(事前申込制) |
対 象 | CFOおよび経営企画・事業企画・経理・財務部門幹部など※本セミナーは視聴対象者を限定しております。視聴者対象以外の方、協賛企業と競合の方の視聴のお申し込みはご遠慮いただいております。 |
コロナ以前から縮小する日本マーケットにおいて生産性向上とGDP成長をもたらすためにはデジタル変革を進めることが重要であったことは認識の通りであろう。しかし、コロナが起こったことで今後10年間でやればよかったデジタル変革を1-2年で実施しなければならなくなった、もしくはできるチャンスが来たと世界中のエクゼクティブが考えている。変動が激しい需要、変化する消費者ニーズ、リモートワークなど変化の激しい世界を乗り越えてアジリティーとレジリエンスを高めたものだけが勝者になれる。この章では、新常態において勝者になるために何をしなければならないのか?そしてそれをCFOがどうリードしていくべきなのかをご提示したい。
新常態においては、会社の中でCFOの果たす役割はますます大きくなり、強いリーダーシップが求められている。CFOはデジタルやアナリティクスをフル活用し、生産性の圧倒的な向上とその先の真のデータドリブン経営をリードしなければならない。しかし一方で、自社のあるべき姿、ビジョンは明確なのか? 何から始めればいいのか? いろいろな技術のうちどれを使えばいいのか? どうやって全社を巻き込めばいいのか?など様々な困難がたちはだかり、CFO一人で変革を進めることは難しい。この章ではできる限りその解決策について、自身のCFOとしての経験・学びを交えながらヒントをご提示したい。
マッキンゼー・アンド・カンパニー
ミュンヘンオフィス、東京オフィス
シニアアドバイザー
FEV Group GmbH諮問委員会委員
ZF Friedrichshafen AG監査委員会委員
Axel F. Strotbek(アクセル ストロトベック) 氏
PROFILEコロナ禍により経営は打撃を受け、定常な決算報告も行えない企業が多い状況です。とはいえリモート・ワークやリモート決算に対応できた企業も存在します。ニューノーマル時代に求められる経理・財務の役割とそれを支えるシステム要件とはなにか。経理・財務のデジタル化の具体的な姿を弊社によるDX推進の取り組みも交えてご紹介します。
VUCA時代に求められる俊敏な事業運営の実現にむけて財務部門として今取り組むべきこと、そして将来に向けて考えておくべきことは何でしょうか?
アフターコロナの新常態における、ゴディバジャパンのデジタル変革と財務部門の目指すべき姿について、CFOの清水氏へのインタビューを通してご紹介します。
* Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字で、社会経済環境がきわめて予測困難な状況に直面していることを表現。
〈進行・インタビュアー〉
マッキンゼー・アンド・カンパニー
日本支社 パートナー
黒川 通彦 氏
・当日ご視聴中にチャットにて随時質問を受け付けます。
・元アウディCFOのAxel F. Strotbek氏(通訳つき)、ゴディバ ジャパンCFOの清水 康則氏の2名にもご参加いただきます。
CFOとしてのご経験を交えてお話いただける機会ですので、ぜひ皆様からのご質問をお待ちしております。
※時間に限りがあるため、すべてのご質問にお答えすることはできませんこと、事前にご了承ください。
マッキンゼー・アンド・カンパニー
黒川 通彦 氏
マッキンゼー・アンド・カンパニー
Axel F. Strotbek 氏
ゴディバ ジャパン株式会社
清水 康則 氏
〈ファシリテーター〉日本オラクル株式会社 津留崎 厚徳 氏
開催日の前日までに、ご登録頂いたメールアドレス宛に「視聴に関するご案内」をお送りします。
ご自身のPC・スマートフォンなどから視聴が可能か下記デモサイトよりご確認のうえ、お申込みください。
ご視聴環境については、こちらからご確認ください。
*なお、録画・録音・撮影についてはお断りさせていただきます。
マッキンゼー・アンド・カンパニー
日本支社 パートナー
黒川 通彦 氏
1975年三重県生まれ。大阪大学基礎工学部機械工学科を卒業後、97年アクセンチュア入社。10年間で大規模システム構築、テクノロジーモダナイゼーション、クラウドマイグレーションなどのプロジェクトを経験後、アウトソーシング部門を立ち上げ、シニアプリンシパルに就任。2011年よりマッキンゼーに参画。マッキンゼー・デジタルの日本のリーダーとして、主に製造業、消費財、通信、テクノロジー、金融業界を含む様々な業種のクライアント企業に対して、デジタルおよびアナリティクスを活用した全社変革プロジェクトを多数手掛ける。AIによる生産性改善、データドリブン経営、アジャイル経営の実現、新規ビジネスの構築など多方面で活躍。“Digitize Japan”をモットーに日々ご支援を続けている。
マッキンゼー・アンド・カンパニー
ミュンヘンオフィス、東京オフィス
シニアアドバイザー
FEV Group GmbH諮問委員会委員
ZF Friedrichshafen AG監査委員会委員
Axel F. Strotbek(アクセル ストロトベック) 氏
1964年ドイツ生まれ。イリノイ大学シカゴ校MBA取得。91年独フォルクスワーゲン入社。生産管理・財務計画部門長、独国内の製造子会社や中国子会社の最高財務責任者(CFO)等を歴任。(中国では大規模な再編プログラムに成功、大がかりな製造コスト関連措置を導入し、長春のFAW-VW、上海のSAIC-VWを含むフォルクスワーゲンの新たな製品ポートフォリオを開発。)2007年独アウディ入社、財務・IT・インテグリティ担当役員として金融危機下での財務体質強化、国際財務部門のデジタル変革等に従事。19年マッキンゼー参画、デジタル変革と効率改善プロジェクトを中心に担当。
日本オラクル株式会社
クラウド・アプリケーション事業統括
ERP/HCMソリューション・エンジニアリング本部
FMSソリューション部 部長
津留崎 厚徳 氏
京都大学法学部卒業後、国内企業を経て2008年日本オラクル入社。グローバル大企業から新興企業まで多くの顧客に対し、経理・財務をはじめとする業務アプリケーションやクラウドサービスの提案活動に従事。
ゴディバ ジャパン株式会社
Chief Financial Officer
清水 康則 氏
1983年慶應義塾大学卒。外資系金融機関を経て、その後外資系高級宝飾及びアパレルブランド企業にて管理部門要職を歴任。
2010年ゴディバ ジャパン株式会社に入社。財務経理・IT及び法務部門を統括し、10年間で事業規模を3倍に牽引。
日本、韓国、オーストラリア事業及びベルギーの生産拠点に於けるCFOとして、経営戦略構築と遂行を担っている。