―企業成長の要となるCFOの存在―
AI、ブロックチェーン、ロボティクス技術などデジタル化の進展によって、これら破壊的テクノロジーが経営や経営管理体制にどのような影響を与えるのでしょうか。
少数精鋭の経理・財務部門の現場においては、自動化・高度化が求められていることは言うまでもありません。また、欧米はもとより、日本においても重要視されつつあるCFOに期待される役割は高まりつつあります。
本セミナーでは、現状を取り巻くデジタル化の潮流を踏まえつつ、企業の経営課題解決に向けて、経理・財務部門がどのように貢献できるのかに加えて、企業ごとに責任範囲が異なるCFOの「実態」、「役割」と「今後の展望」について、考察してまいります。
日 時 | 2020年2月7日(金)14:00~16:55(開場 13:30/懇親会 17:00~18:00) |
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会 場 | 赤坂インターシティコンファレンス 4階「the AIR」 東京都港区赤坂1-8-1(地図) |
定 員 | 120名 ※申込者多数の場合は抽選となります。 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
対 象 |
経営者・経営幹部、経理・財務、経営企画、ITシステム部門の管理職など |
KPMGコンサルティング株式会社
代表取締役社長 兼 CEO
宮原 正弘 氏
不確実性が高く激変する環境で企業全体を俯瞰するCFOの対応領域は拡大する一方、リーダーは心技体のバランスが求められます。企業の力点は技ー専門技術、体ー組織体制に置かれているが、「心」こそ重要です。嵐の中でも羅針盤としていつも正しい方向付けを求められるCFOの心を鍛えるにはどうするか、そのことを軸にして話します。
一般社団法人日本CFO協会 副理事長
(元パナソニック株式会社 代表取締役副社長 CFO)
川上 徹也 氏
1965年 松下電器産業(株)(現パナソニック(株))へ⼊社
2000年 取締役、常務、専務、副社⻑を経て
2007年 経理⼤学学⻑(2012年6⽉末退任)
14:55〜15:05 ▶ コーヒーブレイク
急激なデジタル化の進展に伴い日本企業の経理財務部門の存在意義や働き方を根本から見直す必要があります。経理財務部門の将来像を考えるうえで何が必要か、書籍「デジタル・ファイナンス革命」の内容およびKPMGグローバルで調査したCFO準備度調査における高パフォーマンス企業の経理財務部門の成功例などを踏まえ詳説します。
KPMGコンサルティング株式会社
執行役員 パートナー
後藤 友彰 氏
大手電機メーカー経理財務部門での実務経験の後、外資系コンサルティングファームで経理財務領域における15年以上のコンサルティング経験を経て現職。
共著「企業情報の開示」 東洋経済新報社、「プロジェクト現場から見た内部統制」 日経BP、「IFRS時代の会計イノベーション」 日経BP、他寄稿・講演多数。
今後CFOや経理財務部門が収益力を向上させるためには、財務分析の強化が必要となります。社外情報の活用など従来の情報だけでは不十分であることや、データ解析力の向上について、皆様と共に考えてまいります。
一橋大学大学院 経営管理研究科
教授
中野 誠 氏
1995年に一橋大学大学院商学研究科博士課程修了。一橋大学博士(商学)。2009年より現職。この間、ルーヴァンカトリック大学客員助教授、シドニー大学ビジネススクール客員研究員、日本銀行金融研究所客員研究員、ASBJ無形資産専門委員、公認会計士試験委員、『証券アナリストジャーナル』編集委員などを務める。主著は『業績格差と無形資産』、『マクロとミクロの実証会計』、『戦略的コーポレートファイナンス(日経文庫)』。
講演者様、来場者様同士の交流の場としてご活用ください。
お飲み物と軽食をご用意いたします。