「人手不足」「規模の論理という圧力」「既存顧客の離反」「海外市場での苦戦」……。目の前で起こるさまざまな変化に翻弄され、その都度、対応に迫られる経営者は少なくないでしょう。一方、明確な原因が特定できないままに、売り上げや利益率の減少が続き、漠然とした危機感に覆われてる場合もあるはずです。何よりも、組織全体の隅々までを見渡しているつもりでいても、本当の姿が見えていないという悩みを抱えている経営者も多いと想像されます。「人手不足」や「既存顧客の離反」の一つひとつを見るのではなく、幅広い視野で組織全体を見つめることができれば、本当の課題が見えてくるかもしれません。また、売上高の減少も本当の原因を特定できるかもしれません。組織全体の本当の姿をつねに把握することができれば、変化の予兆を察知することにもつながるでしょう。しかし、どうすればよいのでしょうか?
そこで本カンファレンスでは、大きく環境が変わる中で変化に強い組織のつくり方と経営者の役割について、実践者の講演、ワークショップ、事例の検証をまじえながら紹介します。
日 時 | 10月29日(火)13:30~17:30(受付 13:00) |
---|---|
会 場 | イイノホール&カンファレンス Room A 東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング 4F(地図) |
定 員 | 200名 ※申込者多数の場合は抽選とさせていただきます。 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
対 象 | 企業経営者、および経営層、ビジネス部門の事業責任者、ビジネスリーダーの方々 |
東洋経済新報社 常務取締役 田北 浩章
現状延長線の先に解が見出しづらい現在の経営環境において、リーダはどう組織をリードしていくべきか、「きれいごとだけでは人は動かない」大きなカイシャにおいて、これから求められる改革型のリーダーシップと心の有り様について、事例を交えながらご説明いたします。
イノベーションは、異質な考え方の衝突から新しい価値を生み出すことです。しかし、企業は慣れ親しんだ仕事を行う中で、従来にはない新しい挑戦をすることは容易なことではありません。本講演では、伝統が重んじられる老舗企業の事業承継者による経営革新の取組みを事例に、皆様と一緒に考えていきたいと思います。
15:20〜15:40 ▶ 休憩&ネットワーキング
オプテックスでは、海外事業の拡大とともに基幹事業の継続的成長と新規事業の絞り込み投資、人的生産性を格段に向上し、給与水準の上昇の体力を作ることを経営方針とし、「キビキビと新しいことに挑戦し続ける企業」になるために10年後も経営の基盤として、変化に耐えうるデジタルトランスフォーメーションを実施しています。その実現の道のりと道筋をご紹介いたします。
会社を取り巻くあらゆる環境が変わった今、我々は変化にどのように対応し、どう生き抜くべきなのか。成長をし続け強い組織を作るために今の時代に求められる力とはなにか。「仕組みを変えると会社が変わる」をテーマとして、経営という観点から組織変革の必要性についてお話します。
東洋経済新報社 常務取締役
田北 浩章
SAPジャパン株式会社 代表取締役社長
福田 譲 氏
東洋経済新報社 事務局
03-3246-5599
(土日・祝日を除く 10:00~18:00)
株式会社 経営共創基盤
パートナー 取締役 マネージングディレクター
木村 尚敬 氏
ベンチャー企業経営の後、日本NCR、タワーズペリン、ADLにおいて事業戦略策定や経営管理体制の構築等に従事。IGPI参画後は、全社経営改革(事業再編・中長期戦略・財務戦略等)や事業強化(成長戦略・新規事業開発・M&A等)など、様々な戦略策定と実行支援を推進。IGPI上海董事長兼総経理、モルテン社外取締役、サンデンホールディングス社外取締役、慶應義塾大学経済学部卒、レスター大学(MBA)、ランカスター大学(MS in Finance)、ハーバードビジネススクール(AMP)
静岡県立大学大学院
経営情報イノベーション研究科 准教授
落合 康裕 氏
神戸大学大学院経営学研究科修了。博士(経営学)。ファミリービジネス学会理事。現在、企業の事業承継について経営学の観点から研究を行う。大学での研究活動を軸に、多くのビジネススクールにて事業承継講座の講師を務める。豊富な事例とわかりやすい講演は、実務家や学生に人気がある。『ファミリービジネス白書』創刊時から企画編集委員長を務める。主著『事業承継のジレンマ』(白桃書房)にて、実践経営学会名東賞を受賞。
オプテックス株式会社
代表取締役社長
上村 透 氏
三洋電機株式会社入社、コーポレートR&Dや新規事業開発に従事した後、オプテックス株式会社入社。CTOを経て、2017年、代表取締役社長に就任。ベースキャリアは情報通信システム・デジタルAV技術/製品/事業開発。セキュリティセンサ、自動ドアセンサなど特定用途向けセンサ事業と共にIoT活用によるサービスソリューション事業を推進。
元カルビー株式会社
代表取締役会長 兼 CEO
松本 晃 氏
1972年京都大学大学院修了後、伊藤忠商事株式会社に入社。同社子会社であるセンチュリーメディカル株式会社取締役営業本部長を経て、1993年ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社に入社、代表取締役社長、最高顧問を歴任。2009年6月カルビー株式会社代表取締役会長 兼 CEOに就任し、8期連続増収増益、東証一部上場を果たす。2018年RIZAPグループ株式会社代表取締役、2019年ラディクールジャパン株式会社を設立し、代表取締役会長CEOを務める。
SAPジャパン株式会社
代表取締役社長
福田 譲 氏
1997年SAP ジャパンに新卒として⼊社後、製造業の⼤⼿顧客に対しERP(基幹業務統合システム)導⼊による業務改⾰、経営改⾰、⾼度情報化の提案活動に従事。その後、素材・エネルギー業、流通業、中堅企業向けの営業部⻑を歴任後、2007年に新規事業を統括するバイスプレジデントに就任し、買収したビジネスオブジェクツ社⽇本法⼈の統合を指揮。その後は、流通・サービス業、通信業、製造業等の営業部⾨⻑を歴任し、2014年7⽉に代表取締役社⻑に就任。以来、新たなアイデアを⽣み出す⽅法としての「デザインシンキング」をビジネスに本格的に導⼊、顧客と協働した新たなイノベーションの創出及び⽇本のデジタル変⾰に注力している。