AIビジネスを推進する法務知見と知財戦略講座

知っておくべきAI・データ活用の新潮流

開催概要

実施形式
会場開催
開催日時
2019年7月3日(水)13:00~17:00
会場
東洋経済新報社 本社セミナールーム
申込締切
2019年7月3日(水)13:00
受講料
45,360円(税込)

講座のポイント

(1)AIビジネスを進めるうえで、交渉時にアドバンテージとなる知識が習得できる

これからのビジネスの促進に不可欠になったAI。社内で連携しスピード感をもって事業を推進させるためには、戦略的な契約交渉が欠かせません。社内での開発整備や意識の統一、社外との交渉に必要な知識とノウハウを身につけます。

(2)AI時代の知的財産の考え方について、データ取引の動向も含めて把握できる

AIビジネスでは、知財の取り扱いがこれまでのビジネスとは大きく異なる側面があります。これまでに登録されている他社知財の具体例を紹介するとともに、AIビジネス時代の知財戦略について解説します。

(3)AIビジネスにおいて、法務の観点から注意すべきポイントがわかる

自社でAIビジネスを導入する際に、法務の観点で気にしておくべきポイントについて、具体的なビジネスモデルの特徴を踏まえながら、契約書の具体的な条項例なども交えて紹介・解説します。

プログラム

AIビジネスを推進するためのプログラム
~法務と知財の観点から~

  1. AIビジネスの特徴~法務の観点から~
  2. AIビジネスと法務~総論~
  3. IoT・AIビジネスと法務~各論 個人情報との関係~
  4. AIビジネスの特徴~知財の観点から~
  5. データの取扱をめぐる考え方
  6. AIビジネスにおける知財戦略構築の方向性
  7. AI導入の具体的事例 ~社内管理業務の効率化~

講師紹介

康 潤碩 氏

GVA法律事務所 パートナー弁護士/GVA TECH株式会社 CLO(Chief Legal Officer)

康 潤碩 氏

AI事業に並走する弁護士

横浜国立大学法科大学院卒業後、司法試験合格を経てGVA法律事務所に入所。入所初期からAI、IoT、エクイティ・ファイナンスの法務を中心に担当し、シェアリングエコノミー、FinTech、VR・ARといった領域においても、顧問弁護士として幅広く活動を展開。2017年末頃よりGVA TECH㈱のリーガルサイド責任者として参画。2019年よりGVA法律事務所のパートナーに就任するとともに、GVA TECH㈱のCLO(Chief Legal Officer)に就任。

恩田 俊明 氏

GVA法律事務所 弁護士/弁理士

恩田 俊明 氏

AI活用時代の知財コンシェルジュ

GVA法律事務所 弁護士/弁理士。2010年弁護士登録(東京弁護士会)。一般民事事件を取り扱う法律事務所、国際特許事務所での勤務を経て、2015年にGVA法律事務所に参画。翌年弁理士登録。様々なステージに即したベンチャー支援にかかわるような幅広い分野をカバーするほか、特許・意匠・商標・著作権といった知的財産分野の案件を多く取扱う。近時は知財一般に加え、AIやIoT関連法務に関するセミナーを多数開催。

開催概要

実施形式 会場開催
開催日時 2019年7月3日(水)13:00~17:00
申込締切日 2019年7月3日(水)13:00
対象 新規事業担当者、法務担当者、AI事業を戦略的に進めたい方
※部署・お役職は問いません。
会場 東洋経済新報社 本社セミナールーム
東京都中央区日本橋本石町1-2-1
受講特典 社内報告書用テンプレート
受講料 45,360円(税込)
※2名以上同時申し込みで2人目以降10%OFF!

注意事項

下記ご確認の上、お申し込みください。

▽支払い方法
請求書払いのみ承ります。申込確認後、ご登録いただいたご住所宛に請求書を郵送いたします。 期日までに必ずお振込をお願いいたします。ご入金が確認できない場合はご受講をお断りする場合もございますので御了承ください。

▽キャンセルポリシー
お申込後のキャンセルは受け付けておりませんので御了承ください。 一旦納入いただいた受講料の返金はできかねます。

▽その他注意事項
・講演内容・講演者・プログラムは変更となる場合がございます。
・申込人数が開催に必要な人数に達しない場合は、やむを得ずコースを中止する場合がございますので御了承ください。
・競合サービスをご提供されている方・学習目的以外の目的と思われる方につきましては、ご受講をお断りさせていただくことがございます。また、反社会的勢力に関係する方のご受講は一切お断りいたします。

プログラム詳細

1.AIビジネスの特徴~法務の観点から~

  • AIビジネスの現状
  • AIビジネスの構造的特徴
  • AIビジネスで注意すべき観点

2.AIビジネスと法務~総論~

  • データの法律問題
    • 法律上の保護の限界
    • 実務上の留意点
  • デバイスの法律問題
  • その他の法律問題
  • AI開発契約における実務上の留意点

3.IoT・AIビジネスと法務~各論 個人情報との関係~

  • IoT・AIと個人情報
  • プライバシーポリシーの必要性

4.AIビジネスの特徴~知財の観点から~

  • AIビジネスで意識すべき知財とは
    • データ・情報・著作物・特許・ノウハウなどの整理
  • AIビジネスにおける知財管理の重要性
    • データ取得とAI活用の連関性
    • AIによる学習過程
    • 推論・判断過程
    • AIビジネスのキャッシュポイントとは

5.データの取扱をめぐる考え方

  • 生データ提供者からの視点
    • 生データの知財制度上の保護の在り方
    • 実務上のコントロールのコツ
  • データ利用者からの視点
    • 「データ利用者」とは?
    • 学習済モデルの著作物性・特許性・営業秘密保護性
    • AIによる創作物と著作権の取り扱い

6.AIビジネスにおける知財戦略構築の方向性

  • 行為主体と権利(責任)主体を意識した権利活用
    • 知財の帰属と利用権限の意識
    • 法務を意識した知財獲得の意識づけ
  • AI関連知財(特許)の一例紹介
  • 著作権法・不正競争防止法の改正概要と活用の方向性

7.AI導入の具体的事例 ~社内管理業務(例:法務)の効率化~

  • 業務効率化の一般的なアプローチまとめ
  • 業務の効率化を阻む壁とは?
  • 業務の「棚卸し」~見える化~
  • 業務効率化のカギ~事業サイドと法務サイドとの連携~
  • 契約書管理サービスの活用
  • 契約書編集サービスの活用
  • 契約書レビュー(契約交渉支援)サービスの活用