戦略的な意思決定・財務の課題解析のために!

コーポレートファイナンス入門講座

事業担当者も身に付けたい、投資プロジェクト評価から企業価値向上策まで

開催概要

実施形式
オンデマンド配信
講座時間
4時間
視聴期間
ご入金確認後から28日間
申込締切
2022年6月30日(木)23:59
受講料
49,500円(税込)

講座のポイント

(1)コーポレートファイナンスにおける考え方が基礎からわかる

今ビジネスの現場でも重要性が高まっている、企業価値最大化のための「コーポレートファイナンス」の知識。長期的な視点で、必要な資金をいかに調達し、戦略的に事業を遂行していくのか。資本コスト、フリーキャッシュフローなど、基礎から解説していきます。

(2)投資家や株主の視点から、企業を見る力が養える

コーポレートファイナンスの中心となる考え方「市場重視」「株主重視」に求められるものとは何か。資本コストのレベルに影響を与える要素や、金利とリスクの捉え方、WACC(加重平均資本コスト)や最適資本構成の意味や計算方法を学びます。

(3)事業価値・企業価値・株主価値の評価方法について理解できる

投資プロジェクトのNPV(正味現在価値)やIRR(内部収益率)をはじめ、シナリオ分析や感応度分析などの指標に照らした判断の仕方に、企業価値の評価方法や向上策へ、具体的なケースを取り上げながら、さまざまなアプローチを身に付けます。

プログラム

ビジネスの現場で生きる!
コーポレートファイナンスの知識と価値評価・向上策

  1. ファイナンスの意味と株主重視の背景
  2. 投資家が期待する儲けの水準
  3. 投資プロジェクトの儲けは何で測定するのか
  4. 投資プロジェクトの評価方法
  5. 投資プロジェクト評価―ケースと魅力的にするための方策
  6. 企業価値の評価とその向上策
  7. まとめ

受講者の声

  • WACCの計算と活用や、格付けと株主目線の矛盾が理解できた。(製造業/局長・部長)
  • NPV、IRR、回収期間法のそれぞれの意義と限界がよくわかりました。(通信/役員)
  • 事前知識がなくても理解しやすく、実務につなげられると感じました。(建設・不動産/一般社員)
  • 基本的事項から具体的な事例を駆使した説明、少し高度な活用へすべてが有益でした。(製造/役員)
  • 投資する場合の測定手段を豊富に知れて、有意義であった。(製造業/局長・部長)

講師紹介

西山 茂氏

早稲田大学大学院(ビジネススクール)教授

西山 茂氏

財務・会計のプロフェッショナル

早稲田大学政治経済学部卒。ペンシルべニア大学ウォートンスクールMBA修了。
監査法人ト-マツ、株式会社西山アソシエイツにて会計監査・企業買収支援・株式公開支援・企業研修などの業務を担当したのち、2002年より早稲田大学。06年より現職。学術博士(早稲田大学)。公認会計士。上場公開企業の社外役員を歴任。
主な著書に、『企業分析シナリオ第2版』『入門ビジネス・ファイナンス』『「専門家」以外の人のための決算書&ファイナンスの教科書』(以上、東洋経済新報社)、『ビジネススクールで教えている会計思考77の常識』(日経BP社)、『戦略管理会計改訂2版』(ダイヤモンド社)、『増補改訂版英文会計の基礎知識』(ジャパンタイムズ)などがある。

開催概要

実施形式 オンデマンド配信
販売期間 2022年5月23日(月)~6月30日(木)
対象 コーポレートファイナンスについて理解を深めたい方
経営企画、財務、経理、事業部門責任者・リーダーなど
※部署・役職は問いません
視聴方法 ご購入後は、専用の動画視聴サイトにログインして、ご受講いただけます。
視聴期間 ご入金確認後から28日間
※視聴期間はご入金確認から開始となります。期間中、何度でもご覧いただけます。
講座時間 4時間
受講特典 講師への質問フォーム付き
講師著書『「専門家」以外の人のための決算書&ファイナンスの教科書』を贈呈
受講料 49,500円(税込)
主催 東洋経済新報社

プログラム詳細

1.ファイナンスの意味と株主重視の背景

  • ファイナンスの意味
  • 時価総額が高いことの意味
  • 株主価値の背景
  • コーポレートファイナンスのポイント

2.投資家が期待する儲けの水準

  • 資本コスト
  • 金利とリスク
  • 最適資本構成
    (事例)WACCの計算の事例

3.投資プロジェクトの儲けは何で測定するのか

  • なぜキャッシュフローなのか
  • フリーキャッシュフローの意味と計算方法
  • 運転資本の意味と計算方法

4.投資プロジェクトの評価方法

  • 金銭の時間的価値と割引率
  • 投資プロジェクトの評価方法と考え方
  • NPV法(正味現在価値法)
  • IRR法(内部収益率法)
  • ペイバック法(回収期間法)
  • シナリオ分析、感応度分析

5.投資プロジェクト評価―ケースと魅力的にするための方策

  • フリーキャッシュフローと営業利益
  • 節税と減価償却費
  • 運転資本のコントロール
  • 設備投資の投資効率
    (ケース)おもちゃの事業投資の評価

6.企業価値の評価とその向上策

  • 企業価値、株主価値の意味
  • 財務のプロの企業価値、株主価値の見方
  • 時価純資産法、類似会社比準法、DCF法
    (事例)企業価値評価の事例
  • 企業価値を高めるための方策

7.まとめ

  • 注目の財務目標
  • 目指すべき損益計算書
  • 目指すべき貸借対照表
  • 望ましいキャッシュフロー計算書
    (参考)格付けとは何か