豊富な事例で基礎から学ぶ

原価計算からはじめる管理会計マスター講座

儲けの仕組みを理解し、収益のマネジメント力を身に付ける

開催概要

実施形式
ライブ配信
開催日時
2022年11月29日(火)10:30~17:00
視聴方法
Zoom
申込締切
2022年11月28日(月)13:00
受講料
39,600円(税込)

講座のポイント

(1)原価の基本を理解することで、管理の幅を広げるためには

原価計算のブレは、原価の基本的な構造を理解していないために起こります。目的に合わせて視点を変えることで、管理に必要な原価を捉えることができます。

(2)管理職・責任者がコスト構造を把握するために必要な視点とは

表面的に原価を追うことは、ミスリードを引き起こします。把握するべきポイントを具体例に沿って押さえつつ、立体的な自社のコスト構造のつかみ方を身に付けます。

(3)収益性改善のために、効果的なコストマネジメントとは

激変するウィズコロナの時代に、売り上げだけの管理では収益改善は期待できません。次の一手を導き出すための「自社の強み」と「儲けのバランス」を見いだします。

講師によるプログラムのポイントが動画でご覧いただけます。

プログラム

儲けの仕組みを明らかにする、
原価計算の手法と、管理会計の基本がわかる!

  1. モノやコトの原価がわかると何がよいのか
  2. 原価計算の基本
  3. 注文を受けて製造する場合の原価計算の流れ
  4. 大量生産する場合の原価計算の流れ
  5. 管理会計の基本
※講義終了後に個別の質問時間を設けます。ご希望は講座内で承ります。

受講者の声

  • 本当に有意義な講座だった。完全に“コスト”の考え方が変わった。(医療・福祉/役員)
  • 製造原価と在庫の関係など、今までモヤモヤしていた点がすっきりした。(情報・通信サービス業/マネジャー)
  • 個々の計算方法をポイントごとに解説いただき、わかりやすかった。(商社・卸売業/一般)
  • 「外注の判断基準」「配賦」「個別原価計算と総合原価計算」などが有意義だった。(製造業/課長)
  • 固定費を意識した行動管理が大切であることを自覚する転機となった。(製造業/局長・部長)

講師紹介

南 俊基氏

南公認会計士事務所 代表
公認会計士/税理士/日本証券アナリスト協会検定会員

南 俊基氏

会計・財務のわかりやすい解説に定評がある人気講師

早稲田大学政治経済学部経済学科卒業、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(経営学修士)。監査法人トーマツ、ソニー株式会社100%出資の経営戦略コンサルティング会社ジェンシスコンサルティング株式会社を経て、財務省理財局にて財政投融資監査業務に従事する。上場バイオベンチャーにて、創業時から監査役を務める。現在は南公認会計士事務所の代表として、メーカー、IT企業、バイオベンチャー企業等に対して、事業戦略、財務戦略、コスト管理に関するコンサルタントとして活躍するほか、企業向けに財務、管理会計の研修を数多く実施している。総合辞書サイトJLogosを運営するエア株式会社の取締役も務める。

開催概要

実施形式 ライブ配信
開催日時 2022年11月29日(火)10:30~17:00
昼休憩1時間含む
申込締切日 2022年11月28日(月)13:00
対象 原価計算、管理会計の基本を横断的にマスターしたい方
※新任管理職の方にはとくにお勧めです。
※部署・役職は問いません。
視聴方法 Zoom
本講座はオンライン会議システム「Zoom」にてオンラインライブ配信いたします。
視聴に関するご案内は11月28日(月)17:00までにお送りします。
視聴環境は、こちらからご確認ください。
録画・録音・撮影はお断りいたします。
受講特典
  •  個別原価計算Excelシート付き
  • アーカイブ動画視聴(講座終了後に視聴のご案内メールをお送りします)
  • 講師に直接質問できる
受講料 39,600円(税込)
主催 東洋経済新報社

プログラム詳細

1.モノやコトの原価がわかると何がよいのか

  • 原価を把握していない経営はどのような状況になるのか
  • 会社の活動の基本は 売上-原価=利益
  • 原価とはいったい何か
  • 損益計算書と原価の関係
  • 原価計算と管理会計は似て非なるもの
  • 働き方改革における残業時間の削減と管理会計は必ずセット

2.原価計算の基本

  • 原価計算は製造業だけでなくすべての業種で実践できる
  • 身近な事業で原価計算をやってみよう
  • 注文生産と大量生産で原価計算のやり方は異なる
  • 正確な原価を計算しないと誤った経営判断をしてしまう
  • 原価計算をするためには原価を種類別に分ける必要がある
    【分け方1】形態別分類
    【分け方2】直接費・間接費分類
    【分け方3】変動費・固定費分類
  • 現在の原価計算方法には大きな欠点がある
  • 計算するための原価計算と管理をするための原価計算は違う

3.注文を受けて製造する場合の原価計算の流れ

  • ステップ1 材料費の計算方法
    • 材料と材料費はまったく違うもの
    • 材料費の計算は 材料費=単価×消費量
  • ステップ2 労務費の計算方法
    • 勤務時間は内訳が大事になる
    • 労務費の計算は 労務費=賃率×作業時間
  • ステップ3 経費の計算方法
    • 経費にはどのようなものがあるか
    • 経費の計算は 経費=発生額もしくは支払額
    • 外注の目的はコストダウンではない?
  • ステップ4 製造間接費の計算方法
    • 製造間接費とは何か
    • 身近な事例で見る製造間接費の計算のポイント
  • ステップ5 注文ごとに原価を計算する
    • 製品別原価計算の方法(個別原価計算の方法)

4.大量生産する場合の原価計算の流れ

  • ステップ1 材料費の計算方法
    • 材料費は投入時点がポイントになる
  • ステップ2 加工費の計算方法
    • 加工費の範囲とは
    • 加工作業の進み具合がポイントになる
  • ステップ3 製品ごとに原価を計算する
    • 製品別原価計算の計算方法

5.管理会計の基本

  • 管理会計の基本式 単価×数量=原価
  • 管理会計は無駄の発見から始まる
  • 管理会計を導入する際のポイント