これまでデジタル化の中心からは遠く見られていたモノづくりの現場までデジタル化され、ネットワーク化される世界が登場してきています。金融の世界においてもFin Techの登場により、金融機関の枠組みを超えた金融ネットワークの仕組みも現れ始め、経済活動のあらゆる側面がデジタル化し、もはや経済社会そのものがデジタルエコノミー化しつつあると言ってもいいでしょう。
デジタルエコノミーの世界においては、事業活動のスピードが上がり、多品種変量生産が極限まで進むなど、製造業の経営環境は大きく変わります。このような世界における企業競争力を高めるためには、事業の計画理論、運用方法論等を含めて、企業経営そのもののデジタル対応を進めることが不可欠となっています。企業経営者もこれまでのように、システムは現場にまかせる、というわけには行かなくなり、経営者自らシステムを使いこなしていくことが求められています。
本セミナーでは、インダストリー4.0が巻き起こしたデジタルエコノミーへの流れを考察し、企業の対応の最前線、さらには今後の企業が取るべき方向について検証します。
日時 | 10月6日(木)13:30~16:50(13:00 受付開始) |
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会場 | 野村コンファレンスプラザ日本橋 5階大ホール 東京都中央区日本橋室町2-4-3(地図) |
定員 | 100名 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
対象 | 経営者、経営幹部、ならびに経営企画部門、オペレーション部門、財務部門、事業企画部門、情報システム部門の部門長など |
共催 |
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グローバル製造業のデジタル化が急速に進みつつある。IoT、ビックデータ、クラウド等の浸透に加え、インメモリー化等の技術革新によって企業を取り巻くIT環境も大きく変わり、ビジネスデータとオペレーションデータが統合された世界での、これまでとはゲームのルールを異にする新たな競争が始まっている。
野村総合研究所
主席コンサルタント
辻 直志 氏
インフラ、製造業、流通の産業政策コンサルティングを経て、製造、流通を統合したサプライチェーンを中心として民間企業の、事業戦略、オペレーション改革に長く携わる。現在はIoTの登場に象徴されるデジタルネットワーク時代の企業変革をテーマに活動している。
IoT、第4次産業革命が提案され日本政府もドイツ他の国々とMOUを締結した。
しかし腑に落ちない経営者の方々もまだ多い。本講演では、第4次産業革命の背景と本質、海外企業の動向とねらい、日本の製造業への影響と示唆について議論する。
野村総合研究所
主席研究員
藤野 直明 氏
行政(経済産業省、財務省、国土交通省、総務省他)へのシンクタンク・政策研究等業務に加え、幅広く多数の民間企業のコンサルティングに従事。最近は、主にグローバルな活動を展開する製造業等のマネジメントスキームの再設計、SCMオペレーション設計、IT設計を通じ、戦略実行能力獲得に関するコンサルティングに注力。
・IoTをキーワードにFinTechなど×Tech産業が隆盛
・製造業においても新たなイノベーションが起きている
・結果どのようなビジネスモデルの変化、オペレーションの変化が起きるのかを明らかにする
野村総合研究所
主任コンサルタント
中林 優介 氏
製造業、インフラ、金融、メディア、公共等の分野における、IoT関連事業検討、新規事業戦略、グローバル事業展開、アライアンス支援等のコンサルティングを手掛ける。(主な講演・著書)「Startup Thailand 2016」、「IT市場ナビゲーター2007-2015:東洋経済新報社 (共著)」等
製造原価やサプライチェーンの生産、在庫状況、競合の特売情報等をリアルタイムに把握・分析しながら、価格ポジションを都度適正化。販売目標を確実に達成するとともに、利益の最大化と向上を狙うための機能横断的なマネジメント手法をご紹介致します。
野村総合研究所
主任コンサルタント
下 寛和 氏
大手日系自動車メーカーの海外営業・マーケティング部門、大手会計事務所系コンサルティングファームの戦略部門を経て野村総合研究所に入社。専門は、プライシングマネジメント、サプライチェーン改革、データアナリティクス。自動車業界における実務経験を活かした業務改革と定着化支援に強み。
東洋経済新報社 コミュニケーション事業部
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(土日・祝日を除く 10:00~18:00)