2019/08/05AD

新規事業の立ち上げや商業施設のプロデュース、新商品の開発などを通して、企業のブランドコンサルティングを手がける柴田陽子氏。そんな柴田氏の日常は多忙を極め、会議や打ち合わせが15分から30分刻みでびっしり入っているという。すべての場面で、ものすごい集中力を要するスケジュールをどう消化しているのか。

勝てるコンセプトを生み出すプロセスとは 勝てるコンセプトを生み出すプロセスとは

 柴田陽子事務所では、女性ばかり約20名の社員が4チームに分かれて仕事をしています。年間に請け負う案件は30件ほどで、私がすべてを統括しています。案件の内容は、新しい商業施設の立ち上げ、ホテルのプロデュース、飲食やアパレル事業の再生プロデュース、コンビニスイーツの開発など、さまざまです。

 例えば最近では、エステスタジオの新規展開の総合ブランディングを担当させていただき、お店は半年ほどで7店舗にまで拡大しました。また、今年はプロデュースした大型商業施設のオープンが数多く控えていて、11月には大阪・梅田に、12月には東京・渋谷にそれぞれ新規オープンします。

 ブランディングというと、ロゴやデザインなど装飾的な仕事と思われがちですが、ブランディングとはブランドのファンを戦略的につくることになります。ユーザーがその対象に触れるすべての“タッチポイント”が、ブランドになりうると考えているからです。だからプロデュースするのは、ロゴやネーミングはもちろん、店舗デザイン、メニュー、ユニホーム、さらには業務のオペレーション、企業風土に至るまで本当に多岐にわたります。

 そのために必要となるのが、明確なコンセプトです。私たちは、クライアント企業の歴史、成り立ち、事業構造を勉強し、会社が大切にする風土や社員の雰囲気までを理解したうえで、競合は何になるのかを定義して徹底的に研究します。

 さらにはターゲットとなるユーザーが、どのようにその対象に関わるのかをひもといて、己と敵とユーザーを深く知ったうえで、ガラガラポンという感じでゼロから勝てるコンセプトを生み出すんです。そのコンセプトの秀逸さ、形にするまでの実行力とこまやかさが支持されていると考えています。

 

ブランドプロデューサー柴田陽子

大学卒業後、外食企業に入社。化粧品会社に出向し、商品開発や業態開発などを担当。2004年「柴田陽子事務所」を設立。ブランディングプロデューサーとしてコーポレートブランディング 、 店舗プロデュース、 商品開発など多岐にわたるコンサルティングを手がける

睡眠が仕事の要となる“集中力”を左右する 睡眠が仕事の要となる“集中力”を左右する

 そんな私の1日はこんな感じです。朝は5時半に起き、子どもが起きる前に犬の散歩を済ませて、子どもを7時20分には送り出す。そして7時30分には、最初のスケジュールに取りかかる。夜は会食に行くことも多いですが、家に帰れば子どもが寝た後に読書したり、再び仕事をしたりします。夜12時に寝れればいいほうで、たいてい12時半とか1時になってしまいます。だから睡眠時間は5時間だったり、4時間半だったり……。

 だからこそ実感しているのが、「睡眠は時間より質が大事」ということです。その点、私は睡眠に関してはかなり“才能”があるのかなと。夫からもよく「寝力(ねぢから)がとても強い」と言われますが、眠れないことがまったくなく、本当にいつもぐっすり眠れています。それでいて朝の寝覚めもよく、昼間に眠くなることもいっさいないので、昼寝をするという発想自体が起こりません。

睡眠の良しあしで変わってくるのが、集中力だと思います。私にとって集中力は、仕事の要でもあります。というのも会議や打ち合わせが15分から30分刻みでびっしり入っているので、すべての場面にものすごい集中力をもって臨まないと、スケジュールを消化できないんです。

 

柴田氏が身にまとうのは自身が手がける洋服ブランド「BORDERS at BALCONY」

 

柴田氏が身にまとうのは自身が手がける洋服ブランド「BORDERS at BALCONY」

寝具には人を元気にする「伸びしろ」がある 寝具には人を元気にする「伸びしろ」がある

 良質な睡眠を取るために心がけているのが、まずは体を冷やさないこと。体を温めてから寝ようということで、半身浴をしています。寝具には大きなこだわりはないのですが、あらゆる分野のいいものを研究してしまう性格もあって、“ちまたで評判が高いもの”を1つの指標にしています。というのも、ベッドやマットレスって、自覚できるところよりも深い部分に本当の良しあしがあると思っているからです。

 自分ではよく眠れていると思っても、本当は筋肉が硬直してリラックスできていなかったり、血流が阻害されていたりというのが、往々にしてあるのではないかと。逆に言えば効果を実感しにくい部分だからこそ、そこに「伸びしろ」もあると思うんです。

 いいベッドを使うことで、今まで取れなかった疲れが取れ、もっと元気で快適な自分になれるかもしれない。もはや当たり前となっている体の不調を、睡眠中に解決できるかもしれない。ベッドやマットレスには、そういう可能性があると思っています。その点、いま愛用している[エアーSX]マットレスは、高い機能をいろいろ備えていてよく眠れるし、朝の気分も上々です。

 柴田陽子事務所の変わらぬ目標は、世の中への影響力が大きいプロジェクトや、人のためになるプロジェクトを手がけ、正攻法のやり方で、長く第一線で結果を出し続けること。そのために、これからも全時間帯集中力を持って仕事に取り組んでいきます。

AiR SX

「睡眠は時間より質が大事」と言い切る柴田さん。そんな柴田さんが愛用する[エアーSX]マットレスは「体圧分散」と「寝姿勢保持」の機能を高めることで、睡眠の質を追求したマットレスだ。質のいい睡眠でパフォーマンスをたたき出したいビジネスパーソンへ

[エアーSX]マットレス
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