2019年9月、大型台風が明け方の関東地方を直撃し、通勤時間帯の交通機関は大混乱に陥った。それでも使命感に駆られて都心の職場を目指し、数時間を浪費することになったビジネスパーソンも多いだろう。
その苦い経験から、「無理して通勤させない」ことが企業にとってのモラルになりつつある。企業が前日までに先手を打てば、状況は違っていたはずだからだ。また、今年は世界的なスポーツイベントが開催されるほか、新型コロナウイルスの感染リスクも高まるなど、リモートワークへの対応は待ったなしの状況だ。
一方で、別の側面もある。優秀な人材の確保という視点だ。就職市場が空前の「売り手市場」を維持する中で、企業選びの際に「働きやすい環境」も重要な指標になることは説明するまでもないだろう。つまり、「会社に来なければ仕事ができない」という状況を放置しておくと、企業の持続可能性が保てなくなるかもしれないのだ。
裏を返すと、「いつでも、どこでも十分に働ける」環境を整えられるかどうかが、企業の生き残りを左右するともいえる。現在、リモートワーク支援のさまざまなビジネスツールがあるが、Office 365 ProPlusのTeamsは、その中でも有力な選択肢になるだろう。
Teamsの最大の特長は、ExcelやWord、PowerPointなどのOfficeアプリとの連携はもちろん、チャットや通話、ビデオ会議などビジネスに必要な情報とツールを集約していることだ。Teamsでファイルを共有し、複数メンバーが同時に編集することも可能なため、作業スピードが圧倒的に速い。
スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末でOffice 365 ProPlusを活用すると、さらにその威力が実感できるだろう。Office 365 ProPlus はユーザーライセンスで1ユーザーあたり合計15台のデバイス(PC5台+タブレット5台+スマートフォン5台)で Office アプリが使える。

Officeモバイルアプリには、ファイルの閲覧や修正のみならず、データ入力が効率よく実行できる最新機能も搭載されている。例えば、取引先などで紙のデータを渡されることはまだ多い。今までならば、「時間も手間もかかるが、会社に持ち帰って手入力しよう」と無駄な作業が発生していたところだが、Officeモバイルアプリならば、カメラで紙のデータを写すだけでExcelファイルに取り込むことができるため、会社に戻る必要がないばかりか、すぐにチームメンバーと共有することも可能となる。
きちんと読み取れないところ(30秒あたり)はもちろん修正が可能だが、一から手入力するよりはるかに速くて楽だ。さらに言えば、AIの継続的な学習機能により、読み取り機能も品質向上が期待できる。これも「常に最新」であるOffice 365 ProPlusの強み
前回紹介したPowerPointの「デザイン アイデア」と同様に、最新機能を活用することでデータ入力などの単純作業にかかる時間が節約できるOffice 365 ProPlus。リモートワークや生産性向上への取り組みを推進する際、どこから手を付けたらよいかわからない人には、まずこうした単純作業にかかっている時間を見直してみることをオススメする。
チームで試せば、リモートワークをはじめとする働き方改革へのモチベーションを社員レベルから向上させる効果も期待できるのではないだろうか。百聞は一見にしかず。試用版で試してみよう。
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