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スポーティかつエレガントな定番はTPOそして男と女を超越する

カール F. ブヘラ

ついつい人の腕時計に目がいってしまう瞬間はないだろうか。特に意識しているわけでもないのに、スーツの袖口からのぞく腕時計に目が奪われることが誰にでもある。「時計には個性がにじむ」とはよく言ったもので、一目見て、その人がどんな人なのかを思い巡らせることがある。そんな腕時計の存在感を切り口に、時計ジャーナリストとして活躍する福留亮司氏に話を聞いた。

photo/Takeshi Hoshi, styling/Mariko Kawada, text/Ryoji Fukutome
制作・東洋経済企画広告制作チーム

女性モデルの大型化


時計の仕事をしていると、スイスをはじめ、ヨーロッパの国々へ行く機会が多くなります。そんなとき、都市部での移動手段は、おおむね地下鉄か街中に張り巡らされた “トラム(路面電車)”になります。

日本でもそうですが、そういうとき、職業柄ついつい人の腕元を見てしまいます。暖かい季節は、腕時計がバッチリ見えるのでなおさらです。そうやって観察していると、ヨーロッパならではの傾向がわかってきます。特に、ここ数年顕著なのが、女性モデルの大型化が進んでいるということです。

カジュアルウエアで遊びに行く女性も、朝、通勤のためにビシッとした格好をしている女性も、少し大きめの腕時計を身に着けている。それがまた格好いいんです。2000年代前半の大型時計ブームの反動からか、メンズモデルが小型化しているので、いまや男女の腕時計の大きさは、それほど変わらないというレベルまできています。今後は、ケース径が35~38㎜径くらいのモデルを男女でシェアする人々が増えてくるかもしれません。

そういうときは、もちろんブランドは選んだ方がいいです。条件としては、まずシンプルであること、飽きがこない普遍性があること、着け心地がいいことなどが挙げられます。女性が使うのであれば、美しくないといけないですからね。

on business

モデルカット1a
モデルカット1b

腕時計「マネロ オートデイト」(ケース径38mm)レザーストラップ
34万円/カール F. ブヘラ

ネイビースーツ17万円、シャツ2万3000円、ネクタイ1万5000円/すべてポール・スチュアート(SANYO SHOKAI カスタマーサポート0120-340-460)

モデルカット2a
モデルカット2b

腕時計「マネロ オートデイト」(ケース径38mm)SSブレス
38万円/カール F. ブヘラ

ツイードジャケット7万9000円、ブラウス1万6000円、スカート4万6000円、ネックレス1万3000円/すべてポール・スチュアート(SANYO SHOKAI カスタマーサポート0120-340-460)

小売りからスタートした希少なブランド


そこでオススメしたいのが、カール F. ブヘラです。このブランドは1888年スイスのルツェルンに時計宝飾店として誕生し、小売りからスタートしたスイスでも希少な時計ブランドなんです。

カール F. ブヘラ以外の時計ブランドは、時計職人とともに製造をはじめ、その評判によって事業を拡大しています。だから、当然その発信元はつねに「工房=つくり手」側にあります。それに対し、カール F. ブヘラの出自はお店なので、その目線はユーザーに置かれているのです。つまり、日常的にお客とのコミュニケーションが取られており、ユーザーの目線で時計がつくられているのです。

そうやって製作されるカール F. ブヘラのモデルは、見てのとおりシンプルでとても視認性が高いものになっています。まず時計の基本である時刻がきっちりと読み取れること。さらに、長く愛用できるデザインであることが重要なのです。

それから、カール F. ブヘラが重要視しているのが、腕に着けたときの心地よさです。だから、ラグの造りを大切にしています。ラグとは、レザーストラップやブレスレットを留めるためにケースから延びた足のような部分ですが、ここが腕時計の装着感に大きな影響を及ぼすのです。

カール F. ブヘラでは、ラグを短く、そして湾曲させ下向きのデザインにすることで、腕のカーブに沿うように装着できるデザインにしています。ケース径が30㎜台後半にもなれば、男性にとっては小さくても、女性にとっては非常に大きなケースになります。安定感を保つうえでも、このラグのつくりはとても重要になってきます。

day off

モデルカット3a
モデルカット3b

腕時計「マネロ オートデイト」(ケース径38mm)SSブレス
38万円/カール F. ブヘラ

カーディガン3万4000円/バフィー、シャツ1万9000円/ギットマン ブラザーズ、パンツ2万2500円/バテンウエア(すべてシップス 渋谷店 03-3496-0481)

モデルカット4a
モデルカット4b

腕時計「マネロ オートデイト」(ケース径38mm)レザーストラップ
34万円/カール F. ブヘラ

ニット1万2963円、デニム1万2037円、バッグ1万3889円/すべてバナナ・リパブリック(バナナ・リパブリック 0120-77-1978)

マネロ オートデイト レザーストラップ マネロ オートデイト SSブレス

マネロ オートデイト

レザーストラップ 34万円
SSブレス 38万円

自動巻、SSケース、38mm径、3気圧防水


シンプルかつエレガンス


そんなカール F. ブヘラの中でも、シェアして使えるほどシンプルかつエレガンスを備えたモデルとなると、やはり「マネロ オートデイト」になるでしょう。ケース径38mmのモデルもありますし、価格的にもレザーストラップが34万円、ブレスレット装着モデルでも38万円と、非常にこなれています。機能、仕上げのクオリティを考えてもとてもお得だと思います。

そして、クラシカルなラウンドケースは、鮮明なエッジと柔らかな曲線、それに表面に施されたポリッシュとマットのコントラストが美しい。その癖のないエレガントなデザインは着る服装を選びません。スーツにタイドアップが必須の人は、もちろんピタリとフィットします。昼間のビジネスシーンでも、夜に会食やパーティがあっても違和感なく使用することができます。

近年では、IT企業をはじめ、服装が自由な会社が増えています。その場合、平日も休日と変わらずカジュアルスタイルという人が大半です。Tシャツやプルオーバーなど、ラフな格好にフィットするとなると、スポーティな要素は欠かせません。

それほど振れ幅が広くなっても対応できるモデルとなると、スポーティかつエレガントであることが求められます。「マネロ オートデイト」は、その条件に当てはまる最良のモデルの一つとなるでしょう。

ドイツの建築家ミース・ファン・デル・ローエが好んで使ったとされる「神は細部に宿る」という言葉がありますが、カール F. ブヘラの腕時計もまさにそうだと思います。ディテールにまで行き届いたきめ細かな気遣いの積み重ねがあり、とても美しい。しかもスポーティ=実用的。それこそが機能美というものです。

カール F. ブヘラ
モデルカタログと取扱い店鋪
福留 亮司

時計ジャーナリスト

福留 亮司

Ryoji Fukutome

ライフスタイルマガジン「エスクァイア日本版」副編集長を経て、独立。現在は腕時計を中心に、ファッション、ゴルフなどのライターとして幅広く活躍

ブヘラジャパン

03-6226-4650