本格的なグローバル経営時代を迎える中、企業には、競争優位と持続的成長を確保するため、グローバル全体での効率化、ガバナンス、コンプライアンスの強化、そして、データ主導型の俊敏な意思決定の仕組みが求められています。これらの基盤となるのが、戦略的なオペレーティングモデルです。欧米を中心とした先進グローバル企業は、早くからシェアードサービスやアウトソーシングを取り入れながら、業務機能や国、地域をまたがりグローバルで統合された拡張性の高いオペレーティングモデルを構築し、成長、コスト効率、ビジネスの俊敏性といったビジネスインパクトを創出しています。また、昨今では、新たな動向として注目が高まるデジタル潮流を捉え、事業の再編や次代のビジネスモデルを模索するとともに、デジタルテクノロジーを取り入れたオペレーションの変革を加速化させています。
グローバル市場で競争に挑む日本企業において、今こそ、競争優位を高めるドライバーとしてグローバルオペレーションのあり方を再考し、デジタルの力でスピード感を持って変革を進める時期といえるでしょう。
本セミナーでは、グローバル&デジタル時代の戦略的オペレーティングモデルについて、国内外の先進企業の成功事例を中心に、企業のキーパーソンやプロフェッショナルの方々と、多面的に討議、考察してまいります。