デジタルファーストの時代を勝ち抜くために、企業はさまざまなアプローチで業務の効率化や人材の有効活用を図っています。日本でも政府が推し進める働き方改革や少子高齢化による労働人口減少の問題から、生産性向上の手段としてRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やダイナミックワークフローなどのデジタルテクノロジーの活用がにわかに活気を帯びています。
一方、新たなテクノロジーやビジネスモデルが台頭する中、企業が大規模かつ長期的な視野でデジタルトランスフォーメーションを推進する際に、一貫した顧客体験の創造、ガバナンスの確保、新たな収益モデルへの変革など、様々な課題に直面するケースも多々見られます。一つの解として、今後急激に進化が見込まれる人口知能(AI)をいかにトランスフォーメーションのドライバーとして位置づけ、働き方を改革し、競争優位性を強化していくかがカギとなります。
本フォーラムでは、日本企業が取り組むべきデジタルトランスフォーメーションについて、グローバル競争力を確保するための組織改革、オペレーティングモデルの再構築、AIを核とするデジタルテクノロジーの活用などを論点に、国内外の有識者、トップリーダーを講師としてお招きし、企業のキーパーソンやプロフェッショナルの方々と、先進企業の事例を交えながら、多面的に討議、考察してまいります。
開催概要
日時
会場
定員
参加費
無料
(事前登録制)
参加対象
経営層、役員、および財務・経理部門、人事部門、購買部門、経営企画部門、国際部門などの各業務部門の責任者の方々 ※対象外の方はご受講をお断りさせていただくことがございます。
主 催
Genpact Japan株式会社
協 力
東洋経済新報社
日本アイ・ビー・エム株式会社、アクセンチュア株式会社を経て、2014年Genpact Japan株式会社入社。グローバル企業のデジタル・トランスフォーメーションを支援するGenpactのビジネスリーダーとして、日本市場における事業拡大を推進。製造、ハイテク、ライフサイエンス、保険、消費財・小売などの顧客に対し、国内外の業務改革を多数支援。
スタンフォード大学大学院工学系修士了。工学博士(東京大学)。1998年から2006年まで、マッキンゼー・アンド・カンパニーのディレクターおよび日本支社長。幅広い産業分野において、企業の経営戦略、組織改革、グローバル化、M&Aなどのプロジェクトに従事。07年からプライベートエクイティ大手のカーライル・ジャパンの共同代表として、複数の日本企業のマネジメント・バイアウト(MBO)投資に参画。12年より現職。ビジネスモデル学会会長、近著に『経営の針路』(2017/7ダイヤモンド社)
2011年、Genpactのアクリティブ・テクノロジー買収に伴い入社。デジタルテクノロジーの戦略、導入を統括し、AI、RPA、コグニティブ・コンピューティング、ダイナミックワークフロー、モビリティなどの主要デジタル分野で、顧客向けソフトウェアおよびサービスを推進。Genpact入社以前は、アクリティブ・テクノロジーを創業。CEOとして、現在Genpactのサービスポートフォリオとなった財務・経理領域のSaaSソリューションの開発、導入、運用の一連の事業を率いる。ハイテク業界で、スタートアップ企業から大手企業まで、豊富な経営経験と深いテクノロジーの専門知識を有する。
パネリスト
モデレータ
【藤森氏プロフィール】1951年生まれ。75年に東京大学 工学部 卒業、81年にカーネギーメロン大学MBA取得。75年に日商岩井株式会社(現 双日株式会社)入社。86年に日本ゼネラル・エレクトリック株式会社入社。97年にゼネラル・エレクトリック・カンパニー カンパニー・オフィサー、2001年にゼネラル・エレクトリック・カンパニー シニア・バイス・プレジデント、08年に日本ゼネラル・エレクトリック株式会社 取締役会長 兼 社長 兼 CEO(代表取締役)。11年 株式会社住生活グループ( 現株式会社LIXILグループ)取締役 代表執行役社長 兼 CEO。12年東京電力ホールディングス株式会社 社外取締役。16年株式会社LIXILグループ 相談役(現任)。武田薬品工業株式会社社外取締役(現任)。ボストン・サイエンティフィックコーポレーション社外取締役(現任)。CVCキャピタルパートナーズ日本法人最高顧問(現任)
【矢野氏プロフィール】1984年早稲田大学物理修士卒。日立製作所入社。2004年から先行してビッグデータ収集・活用で世界を牽引。ハピネスの定量化や多目的人工知能の開発で先導的な役割を果たす。論文被引用件数は2500件、特許出願350件を越える。博士(工学)。IEEE Fellow。14年7月に上梓した著書『データの見えざる手』が、BookVinegar社の2014年ビジネス書ベスト10に選ばれる。
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