IoT・AI・クラウドをはじめとしたデジタルテクノロジーの進化と波及が、ビジネスの変化をより一層加速させています。海外では“GAFA”を代表に新興企業が業界や産業を超えたオープンイノベーションにより、新たなビジネスモデルを創出し、世界を牽引しています。一方で日本は海外に遅れ、一昨年より政府の提唱を機にした働き方改革が“トレンド”のような大きな流れの中で喫緊の課題とし取り上げられてきました。しかしながら本来目指すべき、生産性向上や新たな価値を生み出すといった企業の成長に向けたイノベーションからかけ離れ、改革そのものが目的になっていた企業も少なくありませんでした。シリーズ第3弾となる今回は働き方改革が進み、次なるステージである“イノベーション”をテーマに議論して参ります。先述のGAFAのような企業が遂げたイノベーションモデルは果して、日本企業にフィットするのでしょうか。企業規模が大きくなるにつれて陥るイノベーションの不全は何が原因なのでしょうか。本フォーラムではケーススタディとしてコニカミノルタと東京急行電鉄よりイノベーション創出を牽引したキーパーソンをお迎えし、“個”と“組織”、“内”と“外”が有機的に協創する日本流のイノベーションを探ります。
11月 28日
(水)13:00~16:45(12:30開場)
日時
三井住友銀行東館3F SMBCホール
東京都千代田区丸の内1-3-2
会場
MAP
200名 ※応募者多数の場合は抽選とさせていただく場合がございます。
定員
経営者および経営企画、業務・ワークスタイル改革、イノベーション推進、情報システム
などの担当部門役員、部門長、担当者の方々 ※対象外の方はご受講をお断りさせていただくことがございます。
参加対象
株式会社ドリーム・アーツ 営業本部 アカウントエグゼクティブグループ ゼネラルマネージャー 栗木 楽
コニカミノルタの成長を牽引するイノベーター、“BIC”の取組み
社内カルチャーを変え、イノベーションによる新事業創出と継続するための仕掛け
コニカミノルタ株式会社 ビジネス イノベーション センター ジャパン (BIC Japan) 所長 波木井 卓氏
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、外資コンサルティング会社に入社。ERP最大手の日本法人立ち上げに従事、米国、ドイツ、香港に駐在。退職後、メールマーケティングを行うネットベンチャーを起業。業界トップの企業に育て上げた後、上場企業にバイアウト。その後、新規事業、M&Aなどをアドバイスする会社を起業、ベンチャー企業の社外取締役を歴任。2014年、日本の大企業からイノベーションを起こす社内起業家に挑戦するため、コニカミノルタ株式会社に入社、新規事業を創造する部署、ビジネスイノベーションセンタージャパン所長。
14:05-14:15 休憩
イノベーションのプラットフォームとエコシステムの起点を目指して
“東急アクセラレートプログラム”が切り拓く、新たなイノベーションの姿
東京急行電鉄株式会社 東急アクセラレートプログラム運営統括 加藤 由将氏
東京急行電鉄株式会社に入社。社内新規事業「東急電鉄 住まいと暮らしのコンシェルジュ」のコンセプトデザインから現場運営まで携わる。青山ビジネススクールでビジネスプランニングを専攻し、ベンチャーの研究を開始。渋谷を中心としたグローバルなイノベーション拠点を形成することを目標とし、再開発に併せたベンチャーエコシステムを構築するため、東急グループとベンチャーとの事業共創プログラム「東急アクセラレートプログラム」を立ち上げ、運営統括を務める。オープンイノベーションに関する講演・セミナー多数。
15:15-15:25 休憩
日本型イノベーションを生み出す組織とイノベーターの条件
コニカミノルタ株式会社 波木井 卓氏
東京急行電鉄株式会社 加藤 由将氏
〈聞き手〉株式会社ドリーム・アーツ 栗木 楽
お問い合わせ
東洋経済新報社 フォーラム事務局
03-3246-5599
(土日・祝日を除く 10:00~18:00)