銀行法改正に伴う金融機関による「API」解放の努力義務化、メガバンクとベンチャー企業の協業、ブロックチェーン技術を活用した送金・決済サービス、証券市場における発行・取引の実証実験なども加速しており、引き続きFinTechへの期待は盛り上がりを見せています。また、アマゾン、LINEやApple、イオン、ローソンといった異業種からの参入も増え、既存の金融機関にとっては新たなビジネスモデルの創造と、コスト削減を両立した戦略の実行が必要不可欠となっています。こうした中、金融機関は、デジタル技術革新による、ビジネス環境の変化と規制緩和の動きを瞬時に把握し、改めて顧客のニーズをとらえ、付加価値の高い商品の開発、これまでの業務範囲にはとどまらないサービスを創造する必要があるでしょう。その実現ためには社内外の人材、インフラを巻き込んだデジタルエコシステム、オープンイノベーションを加速する組織体制の構築がカギを握ります。本カンファレンスでは、最新の国内外におけるFinTech技術の動向を押さえるとともに変革が急速に進む金融業界の最前線で新たなビジネスの創造にチャレンジする金融機関の事例、店舗業務の自動化、省力化によるコスト削減事例などを検証し、皆様とロードマップを描いてまいりたいと思います。
日時 | 2018年2月1日(木)14:00~16:20(受付開始 13:30) |
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会場 | 大手町フィナンシャルシティ カンファレンスセンター ホール 東京都千代田区大手町1-9-7(地図) |
定員 | 200名 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
対象 |
金融機関にお勤めの企画部門、システム部門、開発部門、イノベーション推進部門の部門長 ※当イベントは参加対象を限定させていただいております。 対象者以外の方に関しましては、お断りさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。 |
14:50-15:00 ▶ 休憩
ブロックチェーン、Open APIなどに代表されるFinTechを用いた新しい金融サービスが多数生まれています。競合に先んじて顧客に新しいサービスを提供していくために、アイデアを遅滞なくソフトウェアとして実装しリリースできる能力が求められています。一方、既存システムのコスト削減についても大きなトレンドとして存在します。本セッションでは、エンタープライズ・コンテナ基盤「OpenShift」とハイブリッド・クラウドの組み合わせによる、変化対応力とコスト効率性を兼ね備えたプラットフォームの実現についてご紹介します。また金融デジタルプラットフォームに「OpenShift」を導入頂いたユーザー企業様にご登壇頂き、その実践についてお話し頂きます。
レッドハット株式会社
テクニカルセールス本部 パートナーソリューションアーキテクト部 部長
河野 恭之 氏
株式会社野村総合研究所
証券ソリューション事業本部 証券ソリューション事業四部 営業担当課長
高島 敬幸 氏
東洋経済新報社 コミュニケーション事業部
03-3246-5599
(土日・祝日を除く 10:00~18:00)