日銀によるマイナス金利の導入、英国のEU離脱決定、ドナルド・トランプ氏の大統領就任など、世界は内向き志向の様相を見せています。予測不可能な事象が続き「世界はVUCAの時代に入った」と言われるようになっています。そんな不安定で不確かな世界経済において企業はより強固な経営基盤を求められています。本セッションでは、この様な混沌とした予測不可能な時代においても揺るぎない企業経営を行っていく為に、短期間の改革で経営に直接大きなインパクトをもたらすことのできる間接費の分野、特に出張経費管理プロセスの効率化・ガバナンス強化・コスト削減・リスク管理に焦点をあて、戦略的な経営を実現するための最適なアプローチと具体的な方策を考察します。当日は、アステラス製薬株式会社、株式会社アシックスにご登壇を頂き、その具体的な取り組みをお伺いするとともに、TMCのリーディングカンパニーであるJTB西日本を加え、日本企業が抱える構造的な課題、利益率の向上、生産性向上と経理業務の在り方、日本におけるビジネストラベルの在り方などを更に深く議論します。
日時 | 3月10日(金)13:00~16:35(12:30 開場) |
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会場 | ベルサール飯田橋駅前 東京都千代田区 飯田橋3-8-5 住友不動産飯田橋駅前ビル2F(地図) |
定員 | 350名 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
対象 |
経営者、及び経理・財務・経営管理・経営企画・情報システム・人事・総務・購買部門の管理職の方々など |
欧米企業ではグループ全体の出張旅費の最適化や危機管理を一元化する「ビジネストラベルマネジメント」を活用し、企業の出張コスト・出張管理の最適化を推進することで、企業の競争力強化を図っています。このセッションでは一連のビジネストラベル業務を一元管理し、出張経費の削減、不正経費支出の統制、予約・手配などの非生産業務の効率化などを戦略的にマネジメントしていく最新管理手法をご提案していきます。
Concur Travel & Expenseを活用した効率的かつ適正な価格での出張予約と、出張者をサポートする様々な先進機能をデモンストレーションを通じてご紹介します。
株式会社コンカー
ソリューション統括部 部長
柏原 伸次郎 氏
60%以上の海外売り上げ比率を持つアステラス製薬は、大量の海外ビジネストラベルが発生しており、その効率化、ガバナンス向上、コスト削減は至上命題でした。しかし、現在はOBT(Online Booking Tool)の導入とそれに連動する形での経費精算ツールの導入を検討すると同時に、BTM(Business Travel Management)に関する根本的な考え方の見直しを行うことにより、多くの効果を創出しています。本セッションはその実際の取り組みと効果についてお伝えします。
アステラス製薬株式会社
調達部 部長
岩田 仁志 氏
グローバル展開するアシックスが取り組む出張手配から経費管理、ガバナンスの強化、そしてリスク管理までの一連の出張管理手法とその実際の効果についてご紹介させて頂きます。
株式会社アシックス
グローバル人事総務統括部 総務部
総務チーム アシスタントマネージャー
竹山 道生 氏
欧米企業で一般化するビジネストラベルマネジメント(BTM)の実践を目指す日本企業が増えてきました。コンセプトが先行するものの実際の取り組みにつながらなかった理由を整理するとともにコスト最適を行いながらビジネスに生かす出張管理の在り方をそれぞれ立場の違うパネラーの視座から考察します。
パネリスト
アステラス製薬株式会社
調達部 部長
岩田 仁志 氏
パネリスト
株式会社アシックス
グローバル人事総務統括部 総務部 部長
高橋 路子 氏
パネリスト
株式会社JTB西日本
ビジネストラベル支店 営業開発シニアプロデューサー
内海 貴之 氏
パネリスト
株式会社コンカー 代表取締役社長 三村 真宗 氏
モデレーター
株式会社コンカー 事業開発部 部長 阪尾 素行 氏
東洋経済新報社 コミュニケーション事業部
03-3246-5599
(土日・祝日を除く 10:00~18:00)