本業集中で、経理部門は戦略部門へ
近年、コスト削減、間接業務の効率化、意思決定の迅速化を経営課題として重視する企業が増えています。ビジネスのグローバル化や人口減少といった内外の構造変化が進展する中で、日本企業にとって中長期的な好循環を作り出すための「稼ぐ力=収益力」の強化が急務となっています。しかしながら、稼ぐ力の司令塔であるべき経理・財務部門は、本来の役割である「資金管理」「予算管理」「税務管理」「為替管理」「財務リスク管理」といった経営判断の意思決定を支える業務になかなか労働資本を集中することができず、日々の経費精算業務に追われてしまうといったことが少なくありません。こうした中、経費精算のIT化、法人カードの活用による業務の効率化、労働コストの削減を実現し、成長を加速する企業がいま注目をされています。法人カードと経費精算IT化の相乗効果で生まれるコスト削減のインパクトに注目するとともに、経理部門が抱える構造的な課題を考察します。今こそ経理部門は戦略部門へと進化するときです。利益率の向上と経理業務のあり方について、クラウド、法人カードの利活用の視点から詳しく解説します。
日時 | 2016年3月9日(水) 14:30~17:00 (受付開始 14:00) |
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会場 | ブリーゼプラザ 小ホール 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田2-4-9(地図) |
参加費 | 無料(事前登録制) |
定員 | 150名(※お申込者多数の場合は抽選となります) |
対象 | 中堅・中小企業の経営者、経理・財務部門の部門長、ご担当者様など |
財務・経理部門が成功に導く、経営戦略デザイン入門
財務・経理部門にしかできない、キャッシュフロー重視の経営戦略プランニング。
実例を交えながら、コスト削減や利益を生むために必要な会計視点を基礎からレクチャーする。
改正後の電子帳簿保存法についても言及。
一般財団法人芸能文化会計財団 理事長 公認会計士・税理士 山田 真哉 氏
公認会計士・税理士。中央青山監査法人/PwCを経て、(一財)芸能文化会計財団理事長。会計監査に携わり、CFO・税務顧問・社外取締役等を務め、現在約50社の参謀役となっている。著書の『女子大生会計士の事件簿』(角川文庫他)はシリーズ100万部、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』(光文社)は160万部を突破している。
企業成長を促進する経理業務のIT化とは
経理業務の改善に取り組んでいる企業は少なくありません。
しかし、課題を抱えているにもかかわらず具体的な対策に踏み切れていない企業も多いのではないでしょうか。
本講演では、企業成長を促進する経理業務の効率化について、具体的な解決策をご提案します。
株式会社ラクス 執行役員 クラウド事業本部 営業統括部長 本松 慎一郎 氏
大阪大学大学院工学研究科にて人工知能の研究後、2001年4月に株式会社アイティーブースト(現株式会社ラクス)の立ち上げに参画。
IT人材派遣事業、クラウド製品新規事業の事業部長を歴任後、2012年4月より執行役員 クラウド事業本部営業統括部長に就任(現任)。
企業価値向上につながる経理業務の効率化について
企業がどのような課題から経費精算システムを導入するに至ったのか、また実際に経費精算システム、法人カードを導入し、IT化を図る事で得られた効果を具体的な事例をもとに、対談形式でご紹介いたします。
対談者 株式会社サンセイテクノス 財務部 課長 森田 邦裕 氏/瀬尾 奈津子 氏
株式会社ジェーシービー 大阪支社 西日本営業二部 営業Ⅲグループ 石橋 麻衣 氏
東洋経済新報社 コミュニケーション事業部
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