ユーロ圏を代表する金融機関・BNPパリバ傘下の生命保険会社であるカーディフ生命。日本では住宅ローンに付帯する返済保障に「がんになったらローン残高がゼロになる」がん団信を日本で初めて(※1)開発し、金融商品の新しい価値観を確立してきた先進的な企業だ。そんな同社が今年6月に新商品「ライフサイクルプラン」を発売する。パートナーシップを組む三井住友信託銀行と共同開発したというこの商品。その特長と狙いについて、三井住友信託銀行取締役副社長の斉藤毅氏とカーディフ生命代表取締役社長である久米保則氏の2人に取材した。

※1:カーディフ生命調べ

制作:東洋経済企画広告制作チーム
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とにかくシンプルで
ムダのない保障内容

久米 保則

カーディフ生命
代表取締役社長

久米 保則

ライフサイクル

本当に必要な分だけ備えられるから、ムダがなくわかりやすい商品設計

銀行が提供する金融商品と親和性の高い保険商品の開発に強みを持つ、カーディフ生命。2000年の日本での事業開始以来、バンク(銀行)とアシュアランス(保険)を組み合わせて新たな価値を生み出す「バンカシュアランス」というユニークなビジネスモデルを展開し、着実に事業を拡大してきた。金融機関をパートナーとして保険ビジネスを追求してきた同社が、三井住友信託銀行と協働して開発した「ライフサイクルプラン」とはどんな商品なのだろうか。

「ライフサイクルプラン」には5種類の商品(終身、定期、収入保障、医療、ガン診断給付)がそろう。その中から顧客の希望に合わせて必要な保障を自由に組み合わせられるため、就職、結婚、住宅購入、退職といったライフサイクルに応じて保障の見直しができる。

その特長について、カーディフ生命の久米保則氏は「ライフサイクルプランは、〝シンプル〟〝簡単〟〝お得〟の3つの特長を備えています。まずは、とにかく『シンプルで、ムダがない』こと。お客さまが自分に合った保障を、ムダなく合理的に備えられるよう、特約は最小限に絞りました」と説く。

また、「複数の保障を1枚の申込書・同一の保険証券で契約できるなど、申し込みやご契約の管理負担が軽くなるように工夫しました。さらに、お申し込みの口数に応じて保険料が割引される〝国内生保業界初〟の仕組み(※2)など、お得感のある付加価値を加えました」と、久米氏は胸を張る。保障額は「1口あたり100万円(ガン診断給付保険の場合)」など口数単位で単純化され、保障プランを立てやすい点も使い勝手が良い。

金融機関でこのような組み立てタイプの生命保険を販売するのも業界初となる(※3)。三井住友信託銀行の斉藤毅氏も、「当社は販売会社として単に金融商品を売るのではなく、お客さまのニーズに合ったさまざまな『選択肢を提供する』ことを重要視してきました。『保険料が多少高くても特約が多く手厚い保障が欲しい』というニーズもあれば、『保障は本当に必要な分だけで良く、それに見合った保険料を払いたい』というニーズもあります。ライフサイクルプランがラインナップに加わることで、幅広いご要望により一層応えられるようになるでしょう。私たちがお客さまにお届けしたいと思う保険をカーディフ生命とともに知恵を出しながら開発した、当社にとっても、非常に思い入れの強い新商品です」と期待を寄せる。

同商品のターゲットは、現役世代はもちろん、退職世代やシニア世代まで幅広く設定されている。ここには、顧客の人生に寄り添っていきたいという両社の思いが反映されている。

「当社は、信託銀行ならではの『お客さま本位のコンサルティング』として、現役・退職・シニア世代などさまざまなライフステージにあるお客さまに対し、今後のライフイベントも踏まえて、将来の資産・負債の姿を共有しながら、お客さまに〝安心〟を提供できるようなコンサルティングを行っています。商品コンセプトである『ライフサイクルに応じて、ちょうどいい保障』を、幅広い世代の方々にご提案し、1人でも多くのお客さまと末永いお付き合いをしていきたいと思っています」(斉藤氏)

顧客にとってうれしい仕組みがそろっている同商品だが、両社の共同開発にはどんな背景があったのか。

保険料の割引のしくみ(月払いの場合)

通算2口以上申し込む場合、1口あたり月500円まで割引される“お得さ”も魅力の一つだ

共同開発の背景は
保険の複雑さにあった

斉藤 毅氏

三井住友信託銀行
取締役副社長

斉藤 毅

本来、ライフサイクルに応じて必要な保障も変化するはず。しかし実態は、いったん保険に加入すると、契約内容はほとんど見直されないケースが多い。これは、単に見直すきっかけがないことに加え、主契約を解約すると特約も解約されてしまったりと、「途中で見直すことが想定されていない」商品が多いことが原因だ。

今回の商品開発に際し、顧客満足度調査も実施された。その結果、保険に対して「特約が多く、保障内容が複雑」「自分の入っている保障内容が正確にわからない」「保障が重複しているが、要不要の区別がつかない」「保険金請求の手続きが煩雑」「保険料負担が重い」などの声が寄せられたという。

「そこで、両社のノウハウを合わせて、お客さまが本当に必要な保障をムダなく備えられる『シンプルでわかりやすい保険』を作ろうと考えました。三井住友信託銀行との協働はすでに10年以上。両社の協働基盤が育まれていたからこそ、共同開発に踏み切ることができたのです」(久米氏)

三井住友信託銀行とのパートナーシップは、住宅ローンにカーディフの返済保障を付けた「疾病保障付き住宅ローン」の取り扱いから始まり、以来、同社の提供する投資一任運用商品(ラップ口座)や NISA口座などへの保険付帯サービスを共同開発し、信頼関係を築いてきたという。「これらは『安心パッケージ』シリーズとして、現在延べ十数万人のお客さまにご利用いただいています」(久米氏)

三井住友信託銀行は、信託銀行として、投資信託やラップ口座などの商品に加えて保険商品も提供してきた。斉藤氏は「ライフサイクルプランの開発には、当社が目指す『お客さまのライフサイクルに応じた安心を提供する』というコンセプトを取り入れました。保険はほかの金融商品と異なり、万が一の事態への備えという性格を持つ、お客さまへのライフプランコンサルティングに欠かせない商品です。当社のコンサルティング力と、カーディフ生命の強みである商品開発力を融合させ、『お客さま本位』に徹底的にこだわりました」と振り返る。

つねに顧客目線に立った商品を提供すること。それこそが「ライフサイクルに応じた安心を提供する」ために欠かせない姿勢なのだ。

ライフサイクルに伴い、必要な保障内容

ライフサイクルに伴い、必要な保障内容は異なる。適切な保障を、生涯にわたって提供する

信託銀行ならではの強み
「トラストバンカシュアランス」とは

金融商品には、保険に限らずさまざまな種類がある。その中で「信託銀行で保険を相談すること」には、どんなメリットがあるのだろうか。

斉藤氏は「信託銀行の長所は、貯蓄や資産運用、住宅ローン、不動産、相続対策、そして保険など幅広いご要望を、まとめてご相談いただけることです。たとえば、住宅ローンのご相談に来られたお客さまには、住宅ローンのことだけではなく、保険の見直し、資産形成や買替えの際の不動産売却など、さまざまなご相談をいただくことができます」と説く。続けて「さらに当社の強みは、お客さまのライフステージに応じたさまざまなご要望に、1人の担当者がお客さまのご要望にワンストップで対応できる点にあります。『信託銀行ならではの保険ビジネス』として、税制・社会保障制度・年金制度を考慮しながら、保険や住宅ローン・資産運用・相続などをトータルに提案する総合コンサルティング『トラストバンカシュアランス』の実現を目指していきます」と力強く語る。

銀行と保険によるビジネスモデル「バンカシュアランス」を超えて、信託銀行=トラストバンクと保険の融合で新たな価値を創出する「トラストバンカシュアランス」。同社が考案したというこの言葉には、顧客のさまざまなライフステージをプロフェッショナルとしてサポートしていくという意志が込められている。

「ライフサイクルプランによって、お客さまのご期待に応えられる場面が格段に増えるでしょう。これをバネに、当社もコンサルティング力をさらに高めていきたいと思っています。信託銀行にはあまり馴染みがないと感じる方もいらっしゃると思いますが、『トラストバンカシュアランス』の実現を通じて、現役世代の方など、多くの方々にとってもっと身近な存在になっていきたいです」(斉藤氏)。信託銀行と保険の新たな融合に積極的に挑戦する両社。その未来に、期待が高まるばかりだ。

※2:カーディフ生命調べ。複数の保険契約に1枚の申込書で加入でき、各保険契約の通算口数に応じて保険料を割り引く仕組みは国内生命保険業界初

※3:カーディフ生命調べ。複数の主契約を組み合わせて同一の保険証券で契約できるタイプの保険商品の銀行による取り扱いは業界初

ライフサイクルプラン
  • ライフサイクルプランは、カーディフ生命保険株式会社を引受保険会社とする保険商品であり、預金とは異なります。
  • ライフサイクルプランに関する詳細は「商品パンフレット」をご覧ください。
  • ご検討にあたっては、「契約概要」「注意喚起情報(特にご注意いただきたい事項)」の内容を十分にご確認ください。
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東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー

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