時間に正確であることは、ビジネスに従事する者なら誰しもが意識していることだろう。時間に遅れることは信頼を失わせ、仕事の成果を毀損し、他人の誰かの時間を奪うことになるからだ。しかし、ときには何かしらの理由をつけて、時間にルーズな態度を取ってしまってはいないだろうか。「すみません、渋滞していてタクシーが動かなくて」「電車が脱線して止まってしまったんです」「乗っていた飛行機が墜落してしまって、あと10分遅れます」──
一流と呼ばれるような働き方を実現するなら、こうした自分自身への言い訳に屈してはならない。それこそ、時間管理は分単位まで細かく追い込み、時間との戦いを制さなければならない。
分単位での時間管理を行うのに、ハミルトンの「カーキ パイロット デイデイト オート」は大きな助けとなるだろう。通常の時計とは逆に、時を小さく、分/秒を大きく表示したことで、時間の経過をより強く意識することができるからだ。なぜこうした表示を採用しているかといえば、このシリーズが1940年代の空軍時計をモチーフとしていることに由来する。
わずか数十秒で1マイルもの距離を飛行し、秒単位での判断が求められていたパイロットたちにとっては、時よりも分/秒のすばやい確認が不可欠だったからだ。三角形のアワーマーカーは、どのような姿勢でも瞬時に12時位置を把握するためのもので、ミニッツトラックのある外周部近くまで長針や秒針が伸びているのも、現在時刻を誤認せず示すための工夫だ。軍用時計を出自としながらも、ケースサイドにポリッシュ加工を施すなど、ビジネスシーンにも映えるようアレンジされている。
ビジネスは1分1秒を争う戦いだ。空の覇者たちも身につけていた腕時計で、時間管理という強敵に挑みたい。
米軍でも公式に使用された、
正確さで群を抜くハミルトン社の腕時計。
短時間で正確な判断が求められる
“空軍時計”をモチーフとした正確なモデルは、
時間管理への強いこだわりを表現しています。
今日から空軍並みに、時間に正確に働きましょう。
ムーギー・キム
スーツ10万5000円、ニット2万2000円、シャツ1万5000円/すべてデザインワークス(デザインワークス ドゥ・コート銀座店☎︎03-3562-8277)