ポール・スミスのアイコンとも呼べる“アーティストストライプ”がハンドルの内側に配されたトートバッグ。だから、コーディネートの邪魔にならず、持つ人の遊び心をさりげなく表現。繊細でソフトな手触りのシュリンクレザーを使用し、カジュアルになりがちなトートをビジネスシーンにもはまる品格へと昇華させている。ジッパー仕様で、中身の露出やこぼれ落ちにも強く、両外側には取り出しやすいポケットが付くなど、機能面でも充実した仕上がりになっている。
単色のビジネスバッグに飽き足らないと思っているビジネスマンも多いだろう。とはいえやたらカラフルなのも、持つ人の品格には影響が出ることもあるだろう。このナイロンパッチワークは、ポール・スミスらしいストライプをバッグ前面にパネルのように6枚を配し、大胆でいながら上品さを失わない絶妙な配色となっている。さらに、ブリーフ、ショルダー、リュックの3WAY仕様で、撥水加工も施すなど、機能面でも充実している。
シックすぎないスパイスが効いたバッグは、スタンダードなスーツスタイル以外にも着回し可能。どんなシーンでも、全体を生かす優秀なバイプレイヤーとなってくれる
[ON]ブリティッシュなスラントポケットやゴージラインが、ポール・スミスらしい。スタイルはレギュラーフィットモデルの「SOHO」で、最も人気のあるモデルになっている。ここで紹介しているスーツは3ピースとしても使えるセットアップ。イタリア・ナポリのデルフィノの落ち着いたトーンのチェック生地は、深みのあるメランジの素材感が魅力。ワントーンでまとめれば出来るビジネスマンの風格が漂うことだろう。
[OFF]一見、優等生風なジャケパン×ニットスタイルも、ハンドル内側のストライプのチラ見せで、一気にこなれた印象に。
※左右にスライドしてご覧下さい。
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[ON]合わせたスーツはほとんど無地に見えるが、近づくと細いオルタネートストライプが現れる上質な生地。バッグ、ネクタイ、スーツと、すべてストライプを使った上級者コーディネートになっている。フランスの高級服地メーカーである「ドーメル」の英国製生地を使用。裏地はフラワーモチーフが使われるなど、普段は見えないところにもブランドらしさが注がれている。江戸っ子の心意気のようなスーツは着る人に自信を与えてくれる一着だ。
[OFF]カジュアルなリュックなら、デニム×スニーカーのオフスタイルにも。主役カラーを引き立てつつ自然にハマるのが嬉しい。
今シーズンのポール・スミスのテーラーにおけるテーマは“英国への原点回帰”だという。英国紳士を思わせる3ピースは、ビジネスシーンで求められる「押し出し」をサポートしてくれる心強い存在。ポール・スミスでは英国らしいチェック生地のラインナップが豊富。ベストは別売りなので、ビジネスマンのニーズに合わせて対応してくれるのも嬉しいところ。ハンドメイド感を演出するAMFステッチがラペルやダーツはもちろんのこと、パンツのサイドにも配されるなど、ハンドメイドらしい高級感を醸し出して、着る人の満足度を上げてくれる。
ポール・スミスのアイコンとして知られる「アーティストストライプ」。ここではレザーストラップの裏側にストライプを使用。パッと見はオールブラックのレザートートに、カラフルな色彩を与えつつ、さりげないお洒落をアピールできる。真面目なだけじゃないビジネスパーソンの冒険心を満たしてくれる「ナイロンパッチワーク」は意外にも、スーツスタイルにも相性が良く、3WAYの機能性など実用性は抜群だ。
高級感に満ちたオールブラックレザー