「会員様とともに、わたしたちも大きく飛躍していきたいのです」

東急不動産株式会社 都市事業ユ二ット 都市事業本部

若松 賢太郎

シェアオフィスの一般的なイメージといえば、とにかく安く、必要最低限の機能と空間を利用する、というものだろう。しかし、東急不動産が展開する「ビジネスエアポート」は、この入り口(考え方)から違う。

高品質なサービスをできるだけお手頃に提供することはもちろんだが、契約の内容にかかわらず上質で広い共有スペースを自由に使えるようにしている。これにより、顧客同士の距離が縮まりポジティブな化学反応が生まれるそうだ。同社が「共創」と呼ぶこの効果で、孤立した環境とは異なる世界を作り上げた。起業家のニーズに応えるだけではなく、事業を“芽吹かせる”オフィスだと言える。

東急不動産株式会社の若松賢太郎氏は、差別化のきっかけをこう語る。「ビジネスエアポートは、中小企業様、あるいは個人のお客様・起業家様にも大企業並みの施設を提供したいと考えからスタートした事業です。旧来のレンタルオフィスはそもそもラウンジがなく、会議室があっても利用料が割高なケースも多かった。これではお客様を招きづらいのです。ラグジュアリーで、コンシェルジュが常駐する広い弊社のラウンジは、会員様からは、メリットが大きいとのご好評をいただいています」。

丸の内オフィスは、その場所柄か、コンサル業や士業の会員が多い。法人登記場所としての丸の内ブランドも強く、スタートアップ企業も含め、ラウンジではいつも人が絶えず打ち合わせを重ねる風景を見る。自分のオフィスとしてクライアントを招くことは、企業の基本的な行いだ。

「ラウンジを大きくつくり、調度品にもこだわり、個室にはハーマンミラーのチェアを導入するなど、事業を飛躍させるためのこういった『環境づくり』は、従来のシェアオフィスの概念を超えたと考えています」(若松氏)

  • Location

    交通アクセスがよく、
    会社を登記することが
    ステータスにつながる好立地であること。

  • Something New

    シャワーブースの導入、
    ブックコーディネーターが構成する
    ライブラリーなどのサービス。

  • Hospitality

    上質なサービスオフィスをコンセプトに、
    来客対応を含め、礼を知り尽くした
    コンシェルジュが日々をサポートする。

  • Superiority

    上質な空間づくりを追求し、利用者が
    より大きな世界へ飛躍するための
    サポートを誓っている。

  • Good Neighbor

    単なる“場所貸し”ではなく、交流会や
    セミナーを定期開催するなど、“よき隣人”が
    集うコミュニティーとしての機能を充実。

なかでも他のシェアオフィスサービスと大きく差をつけているのが、一流ホテルさながらのコンシェルジュを中心とする、ホスピタリティの充実だ。

「ビジネスエアポートは、東急不動産グループとして不動産とサービス業の融合を目指しています。つまり、ただの“場所貸し”ではなく、人的サービスを掛け合わせる。東急不動産は、グループとしてお客様にヒントを売る東急ハンズなどの小売業、また会員制リゾート施設、東急ハーヴェストクラブも運営しており、お客様へのホスピタリティを第一に考える風土があります。これは創業60年を越える歴史で培った強みですね。コンシェルジュは非常に好評です。毎日顔を合わせるわけですから、あまり押しが強いとか、逆に困っておられても気付かない、ということではいけません。お客様の表情を見ながら、どういうお声がけをすべきか、というところまで考え、教育を徹底しています」(若松氏)

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会員様の情報は頭に入っています、と笑顔で答える。まさにホテルコンシェルジュを思わせるスキルの高さだ。(左 榎本さん/右 杉山さん)

ビジネスエアポートに常駐するコンシェルジュは、利用者の入館/退館、またゲストへの接客対応や会議室へのティーサーブ、1時間に1度の館内清掃にセキュリティチェックなどを基本業務としているが、役割はそれだけではない。「会員様のお顔とお名前を一人ひとり覚えることから始まり、会員様の取り組まれている事業についても、その内容をすべて共有しています。常に、ビジネスにおいてもどのようなサポートができるかを念頭に置いており、お悩みのようでしたら、お声がけさせていただくこともあります。開業一周年の会員様に『おめでとうございます』とご挨拶差し上げたら、驚かれるとともに、とても喜んでいただけました」(丸の内店店長 渡辺さん)

「ビジネスエアポート丸の内」内にある、皇居を望む絶景のラウンジ。テーブルの高さや距離感にもこだわり、利用者が顧客を招く場として、また利用者同士が交流を温める場として大きく機能している。電話ブース、プリンター複合機やシュレッダーなども、快適な空間を損なわないよう配置されており、ビジネスを円滑にすすめる手助けをしている。

個別空調付きのお部屋をはじめ、人間工学に基づいたハーマンミラーのチェアを導入するなど、快適さが追求されている。スペースを過剰に大きく取らないことで、広いラウンジで緑を見ながら仕事をしたり、他の利用者と交流しようという意欲を高める設計だ。従業員数に応じてスペースを広げるなど、空間をカスタマイズすることもできる。

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シェアオフィス事業で利益率を高めたいなら、共用スペースより個室を多く設置するのが定石だ。しかし、「東急不動産はただの場所貸しではなく、新たな事業の創出をサポートし、日本経済に貢献したいという思いがある」(若松氏)ため、あえてラウンジを充実させ、化学反応、“共創”を生み出そうとしている。その成果として、ビジネスエアポート丸の内では、1年半前に8名部屋で利用を開始した会員が、現在では40名部屋規模に飛躍した例があるという。

「この事例は、1年間で、徐々にスペースを追加されていきました。それだけ成長する企業様が仮に通常のオフィスに入ってしまうと、年に3度も4度も引っ越しをせざるを得ず、事業に集中できなくなるでしょう。住所を変えず、少ないリソースで事業に集中する環境をご用意できるのも、ビジネスエアポートの強みだと考えています」(若松氏)

利用者からは好評の声が届き続けているが、慢心はない。デスクの高さひとつとっても会員の声を反映し、空港や新幹線を利用して各地を飛び回るビジネスパーソンの多い品川ではシャワーを備え付けるなど、ユーザビリティの向上を考え続けている。「われわれもお客様とともに施設をつくっていくという気持ちで、つまりこれは、われわれとお客様の“共創”です」(若松氏)冒頭に掲げたた共創は、会員とビジネスエアポートとの共創でもあるわけだ。

気になる今後の事業展開だが、『ビジネスエアポートがどのエリアにあったら便利か』という聞き取りや、ビジネスマッチングを加速させる施策等が進行中のようだ。

「一度利用していただけたら、もう出たくない、と思っていただく自信がある」とは、若松氏の言葉。上記の理想的な職場環境が得られると考えれば、資料を見てその費用にポジティブな驚きを感じる人も少なくないだろう。明朗会計のため、予定外の出費もない。まずは資料を読み、一日体験に適した「1DAY会員」プランなどで、オフィスとしてのクオリティと、ホスピタリティを体感してみてはいかがだろう。

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