Text : Shinya Kitahama
PhotoTop&Catalogue : Bakuya Shinoda
制作:東洋経済企画広告制作チーム
グッドイヤーウェルト製法で用いられる、リブ※1を使わずに、溝を掘った中底へウェルト※2を手縫いで直接縫い付けていく。ハンドソーン・ウェルテッド製法ではこの過程を全て手作業で行うため非常に手間がかかり、ひとりの職人が一日に扱えるのはわずか5足ほど。しかしこのように一足一足手縫いで行うことで、機械による大量生産では決して真似することのできない「ソフトな履き心地」と「足馴染みの良さ」を実現することができるのだ。
※1 中底にある切りだされた壁のような囲い。グッドイヤーで最初に履き着心地が堅いのはこのため。
※2 アッパーとソールを、中底をはさんで縫いつなぐ重要な細革。
グッドイヤーウェルト製法で用いられる、リブ※1を使わずに、溝を掘った中底へウェルト※2を手縫いで直接縫い付けていく。ハンドソーン・ウェルテッド製法ではこの過程を全て手作業で行うため非常に手間がかかり、ひとりの職人が一日に扱えるのはわずか5足ほど。しかしこのように一足一足手縫いで行うことで、機械による大量生産では決して真似することのできない「ソフトな履き心地」と「足馴染みの良さ」を実現することができるのだ。
※1 中底にある切りだされた壁のような囲い。グッドイヤーで最初に履き着心地が堅いのはこのため。
※2 アッパーとソールを、中底をはさんで縫いつなぐ重要な細革。
ウェルトの縫い付けが完了すると、「出し縫い」と呼ばれる作業に。縫い付けられたウェルトと本底を縫い合わせるのだ。本底には縫いしろのためのラインを彫りその線に沿って縫う(写真で見えている濃い色の縫い目)。これにより、仮にアウトソールを交換することになっても、馴染んだ中底はそのままに、つまりずっと履き続けられる一足となるのだ。
改良された木型により、なめらかなシェイプが美しく仕上がる。ハンドソーンで作られることは柔らかな履き心地を意味する。ユニオンインペリアルのプロダクトは、外観の美しさ、馴染む履き心地、フィット感を兼ね備えた極上の「靴体験」ということだ。また、表面には特別にブレンドされたクリームで独自のアンティークフィニッシュが施さる。この作業も職人の手によって仕上げられ、上質な風合いを生み出している。
ビジネスマンの「三種の神器」のひとつであるビジネスシューズ。「おしゃれは足下から」という言葉が象徴するように、デキるビジネスマンは必ずと言っていいほど足下に気を配り、こだわりのビジネスシューズを着用している。
毎日履くものだから、上質な靴を選びたい。けれども出費はできるだけ抑えたい。そんなワガママな要求に応えてくれるのがユニオンインペリアルのビジネスシューズだ。手作業で作られた靴が驚きの低価格で手に入る。これは間違いなく「買い」だ。
「世界に誇る靴づくり」を目指し、ユニオン製靴(現世界長ユニオン)が設立されたのは今から半世紀以上前の1952年。本場イタリアの職人技をいち早く取り入れ、日本のきめ細やかな技術によって進化させた同社の製品は海外でも評価が高く、イタリアのトリノで開催された国際芸術皮革製品コンテストでは日本初となるオスカー賞を1972年から3年連続で受賞している。ユニオンインペリアルはその際に用いられたブランド名であり、いわば同社の「世界に誇る靴づくり」を象徴する名前。そんな権威あるブランドが2008年にリバイバルを遂げたのが現行のユニオンインペリアルだ。昔ながらの手作業によって生み出された一足一足はデザイン性と履き心地を兼ね備え、最高の「靴体験」をユーザーに提供し続けている。
ハンドソーンならではの柔らかい履き心地を実現し、返りも良い。一度履けばその感覚に驚くだろう。Premiumラインではアッパーはアノネイ社※3の皮革を使用。
※3 アノネイ社:フランスの高級皮革メーカー。紳士靴向けのボックスカーフなど、最高品質の皮革を生産することで有名。
ユニオンインペリアルの特徴は何といっても「ハンドソーン・ウェルテッド製法」が用いられていること。職人の手作業によってウェルト(押縁)を縫い付けるため非常に手間がかかる一方、履き心地の良さと高い耐久性を実現することができる。
例えばハンドソーン・ウェルテッド製法ではリブと呼ばれる芯を使用せず、ウェルトを中底に直接縫いつける。こうすることで底の返りが良くなり、履き心地がとても軽く感じられるようになる。またアッパー(甲革)、ライニング、ウェルトを中底にしっかり縫いつけるため耐久性にも優れ、修理も簡単だ。
こうした手作業によって作られた上質な靴をビジネスマンにも手の届く価格で提供しているのはユニオンインペリアルだけ。ぜひ実際に手にとってその履き心地を体感して欲しい。
ハンドソーン・ウェルテッド製法の良さを完成させる、もうひとつ要素がある。それはLAST(木型)だ。日本人の足型を長年研究してきた世界長ユニオンでは、独自のデータを元に木型を作成し、海外メーカーには真似のできない木型を作っている。製法としての履き心地の追求にとどまらず、人の足のなめらかな曲線へのこだわりだ。ハンドソーン・ウェルテッド製法では文字通りウェルトを手で締め上げることによってこの木型のラインが再現され、見た目も美しく、日本人の足に合ったスタイルの靴が生まれてくるのだ。
ユニオンインペリアルでは「PRESTIGE」「EXCLUSIVE」「PREMIUM」の3ブランドを展開。バリエーションに富んだ一足一足を全てハンドソーン・ウェルテッド製法によって手作業で生産している。下記ラインナップの中から、あなたに合った最高の一足を見つけて欲しい。