
ここは東京にある建設系の中堅企業X。月曜午後に開かれる定例会議は、だいたい同じような流れをたどる。この企業に勤める若手のA氏は、会議の不毛さが気になりながらも解決策を持ち合わせておらず悶々としていた。
そんな時に、プロジェクターが故障。A氏に新しいものを選定するように指令が回ってきた。ネットを調べ電器店で情報収集すると、プロジェクターという名のついたものは数え切れないほどの種類が出てくる。選定段階で大いに迷ってしまったA氏は、まずは用途から絞ることにした。
「ウチの会議室は大きいところで30人か」「別の会議室にも持ち出すかもしれないから移動できるほうがいいな」
候補となる商品が8つ上がったが、他の電気製品と同様に、同じようなスペックで価格が違うものがある。
「価格の違いはブランド力ってとこか? ウチは業績も良くないし、スペックが同じならわざわざ一流メーカーのものにする必要もないな――」
A氏の会社は今、実は岐路に立っている。会議を効率化できるかどうかの岐路である。そのカギを握るのはプロジェクターの機能だ。
プロジェクターを使う会議や打ち合わせで、X社と同様の不便さを味わったことはないだろうか。
「暗くてメモが取れない」
「暗くて顔が見えないために議論しにくい」
「眠くなる」
どうすれば、この問題を解決できるだろうか。答えは簡単だ。明るい部屋でプロジェクターを使えばいい。言い換えれば、明るい部屋でもハッキリと写るプロジェクターを選べばいいのだ。
それを可能にするのが、エプソンのプロジェクターだ。エプソンでは投写に「3LCD」方式を採用しているため、日の入る会議室でも精彩で明るいカラー映像を実現することができるのだ。

この明るさの中でも十分の発色。部屋が明るければ、メモも取れるし、議論もしやすいだろう


投写方式 | 3LCD方式 |
---|---|
サイズ(幅×奥行×高さ) | 297×234×77mm |
重さ | 約2.4kg |
明るさ | 全白=3000ルーメン カラー=3000ルーメン |
液晶パネル画素数 | 1280×800(RGB各色) |
ズーム | 1.2倍 |
台形補正 | タテ:+/-30度(自動) ヨコ:+/-30度(手動) |
「3LCD」方式とは光をRGBの3原色に分解し、各色の光を小型の液晶パネルとプリズムで合成することで、フルカラーの映像をレンズから投写する表示形式のこと。一方で、「1チップDLP」方式ではカラーホイールという円板に光を通しRGB各色を交互に投写しているため、瞬間的に投写しているのはRGBのいずれか1つの色のみ。そのため原理上カラーの明るさは3分の1になってしまう。
だが「3LCD」方式ならプロジェクター内部でRGB各色の光を合成して投写するため、カラーの光量を減少させることなく、明るく鮮明に表示させることが可能。また再現できる色の範囲も他の方式と比べ最大3倍で広範囲となるため、より鮮やかで正確な色を再現することができるのだ。
エプソンのプロジェクターなら明るい部屋で用いることもできるし、色鮮やかな描写も可能になる。画質を損ねることなく映し出せるということは、プレゼンのインパクトが上がるということ。皆で集まってグラフや写真、ロゴのデザインなどを確認する際に絶大な効果を発揮することだろう。

「1チップDLP」方式では脳の錯覚を利用し、RGB各色を高速で交互に投写することでフルカラーの映像として認識させる。1度にひとつの光しか投写することができないため、光源から発せられる光量は少ない。これに対して「3LCD」方式ではプロジェクター内部で光をRGBの3色に分離させ、小型の液晶パネルとプリズムで各色の光を合成、フルカラーの映像を同時に投写する。そのため、原理上は「3LCD」方式のカラーの明るさは、「1チップDLP」方式の最大3倍の明るさとなる。
3LCD方式と1チップDLP方式の比較




左が3LCD方式を採用しているエプソンのEB-W420、右が1チップDLP方式のプロジェクター。1チップDLP方式でもしっかり投写されるように少し部屋を暗くして撮影した。野菜の写真では、トマトやオレンジを見れば3LCD方式の発色の良さがわかるだろう。下のグラフもご覧いただきたい。1チップDLPでは、似た色を使用すると見分けがつかなくなる可能性もあるほどの色の沈みようが見て取れる。
もちろん明るくて鮮やかなだけではない。ビジネスに役立つ機能が細部にまで行き届いている。たとえば「ピタッと補正」もそのひとつ。どこに置いても画面のゆがみを解消してくれるこの機能。これだけ聞くと、どのプロジェクターにもある一般的な機能のようにも思えるが、その充実度は目を見張る。
企業によっては会議室にスクリーンを常備しておらず、直接壁に投写するところもあるだろう。「ピタッと補正」なら自動タテヨコ補正によって、スクリーンがなくてもリアルタイムで映像を自動的に四角く調整することができる。またプロジェクターを置く場所がスクリーン正面に取れなくても安心。ヨコ歪み補正によって、斜め横の位置から投写してもレバーのスライド操作で画面を見やすい形へと補正することができる。

斜めからの投写でもレバーのスライド操作だけで簡単に補正可能だ
またコンパクトで持ち運びが容易なのもエプソンのプロジェクターの特徴。ビジネスユースのベーシックモデル「EB−W420」の重さはわずか約2.4キログラム。これなら会議室の移動も簡単、置き場所に困ることもないだろう。設定もUSBケーブルでPCとプロジェクターをつなげるだけ。面倒な設定や切り替えを行うことなく、差し込むだけで映像や音声を転送し、添付リモコンでマウス操作も可能になる。
暗いところで会議してもいい、あるいは画質を問わないなら、エプソンの商品である必要はないかもしれない。だが、会議の質を高め、生産性を上げたいならおのずと答えは決まってくるはずだ。そもそも、エプソンのビジネスプロジェクターが20年連続国内シェアNO.1 ※1、14年連続世界シェアNO.1※2を獲得している事実を鑑みれば、商品の質と小売価格のバランスが消費者に受け入れられていることがわかるだろう。
さて、A氏のプロジェクター選びはどうなっただろうか。エプソン製のものを選んでいることを祈ろう……。
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※1 1995-2014年実績。プロジェクター国内販売台数。富士キメラ総研調べ
※2 2001-2014年実績。プロジェクター販売台数。Futuresource Consulting Ltd.調べ


投写方式 | 3LCD方式 |
---|---|
サイズ(幅×奥行×高さ) | 297×234×77mm |
重さ | 約2.4kg |
明るさ | 全白=3000ルーメン カラー=3000ルーメン |
液晶パネル画素数 | 1280×800(RGB各色) |
ズーム | 1.2倍 |
台形補正 | タテ:+/-30度(自動) ヨコ:+/-30度(手動) |