テヘランで妻や2人の娘と暮らすイマンは20年にわたる勤勉さと愛国心を評価され、念願だった予審判事に昇進する。しかし仕事の内容は、反政府デモ逮捕者に不当な刑罰を下すための国家の下働きだった。報復の危険があるため家族を守る護身用の銃が国から支給されるが、ある日、家庭内でその銃が消えてしまう。当初はイマンの不始末による紛失と思われたが、次第に妻ナジメ、長女レズワン、次女サナの3人に疑惑の目が向けられるように。捜索が進むにつれて家族でさえ知らなかったそれぞれの顔が浮かびあがり、事態は思わぬ方向へと狂いはじめる。
第77回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞した本作は、上映後12分間ものスタンディングオベーションに包まれました。監督のモハマド・ラスロフは、イラン政府を批判したことで有罪判決を受けながらも、本作を世界に問うために命がけで母国を脱し28日間かけてカンヌに到達。本作は、実際にイランで起きた起きた政府抗議運動を背景に、家庭内で消えた護身銃を巡り変貌していく家族をダイナミックかつスリリングに描き出しています。一瞬も目が離せない167分をぜひご体験ください。
2月14日(金)の公開に先立ち、試写会を開催します。
皆様のご応募をお待ちしております。
開催場所 | 港区の試写室 ※詳細は当選メールにてお知らせします。 |
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開催日時 | 2025年2月6日(木)18:30開場/19:00開映予定 (上映時間167分) |
申込締切日 | 2025年1月26日(日) 23:59 |
プレゼント内容 |
試写会ご招待 『聖なるイチジクの種』 監督・脚本:モハマド・ラスロフ カンヌ国際映画祭ある視点部門【脚本賞】『ぶれない男』(17)、ベルリン国際映画祭【金熊賞】『悪は存在せず』(20) 本イベントは、“今日より明日を良いものに”をコンセプトとした東洋経済のイベントシリーズ「TREND CAMP」の特別企画です |
ご招待人数 | 抽選45名様 ※ペアではありません。1名ずつのご招待です。 |
応募条件 | ・当選者の皆さまには、1月29日(水)前後に登録メールアドレス宛にご連絡いたします。 ・関係者各位の応募は抽選対象外となります。 ・本キャンペーンは(株)東洋経済新報社による提供です。 |
参加費 | 無料 |