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4年間「不登校ゼロ」!校長が大切にした4つのポイントや実践に学ぶ「安心して通える学校づくり」 就学時健診に着目した「科学的アプローチ」も

妻沼小学校校長の板倉伸夫氏
前任校では校長室に知育玩具を置き(左)、すべての子どもたちに開放(右)
前任校では、校長室の前に「自由に読んで、書いていいよ」と、本やミニホワイトボードを設置。校長室のドアノブには、日本ユニセフ協会の「子どもの権利条約カード」をかけて子どもたちの目に触れるようにしていた
板倉伸夫(いたくら・のぶお)熊谷市立妻沼小学校校長1965年生まれ。埼玉県立本庄養護学校(現・埼玉県立本庄特別支援学校)、埼玉大学教育学部附属養護学校(現・埼玉大学教育学部附属特別支援学校)を経て、熊谷市立富士見中学校と熊谷市立江南中学校で特別支援学級の担任を務める。2012年度から6年間、熊谷市教育委員会指導主事として就学相談、特別支援教育を担当。その後、教頭として熊谷市立富士見中学校、校長として熊谷市立市田小学校、熊谷市立妻沼小学校に勤務。現行の「特別支援学校要領・学習指導要領解説 自立活動編」を編集協力※イラストは児童が描いてくれたもの
文部科学省の調査では、小・中学校の不登校児童生徒数が34万人を超え、過去最多となっている。不登校の理…