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情報端末で自殺リスクや精神不調を可視化、学校導入広がる「RAMPS」とは? 中高生の回答「約6割にうつ症状」見られた年も

北川 裕子(きたがわ・ゆうこ)東京大学相談支援研究開発センター特任助教2017年に東京大学大学院教育学研究科身体教育学コース博士課程を修了・博士号取得、日本学術振興会特別研究員PDとして、帝京大学医学部精神神経科学講座博士研究員となる。20年帝京大学医学部衛生学公衆衛生学講座助教、21年より現職。子ども・若者の自殺予防に係る研究に従事。RAMPS(ランプス)の研究・開発、学校での実践を続けている
1次検査の11項目は、3分程度で負担なく回答できるよう設計
2次検査(写真はイメージ)は、心配な項目を中心に、養護教諭が画面に表示される質問文に沿って問診
回答結果のまとめと最終評価(写真は架空の事例)は、校内での情報共有や医療機関受診の参考資料として利用が可能
2022年10月14日に改訂された政府の「自殺総合対策大綱」では、重点施策の1つとして、増加傾向にある子ど…