付き合いたくないお金持ちのドン引き行動3選 あなたの身近にも嫌なお金持ちがいるはずだ

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「付き合いたくないお金持ち」は世の中にたくさん存在する。どんな行動が嫌がられるのだろうか(tkc-taka/PIXTA)

ファイナンシャルプランナーの花輪陽子です。シンガポールは日本の富裕層が好む海外オフショア(税金が優遇される場所)の投資先として、ニューヨークに次いで人気です。最近の調査では、1位ニューヨーク(35.8%)、2位シンガポール(15.5%)、3位ロンドン(12.5%)の順です(Capgemini「Asia-Pacific Wealth Report_2017」)。

「ブラックな金持ち」は専門家の脳裏に焼き付いている

当然ながら、シンガポールには富裕層の資産を預かるプライベートバンカーや、世界中の金融サービス専門家約7万人が集う独立組織「ミリオンダラーラウンドテーブル」(MDRT)に所属するすご腕の生命保険セールスマンなど、お金持ちの要望をかなえるプロの専門家(執事)がたくさんいます。ただし、そんなプロたちも、「絶対相手にしたくないお金持ち」がいるようです。

どういうタイプのお金持ちが「敬遠」されるのか。プロだけが知っている「お金持ちの嫌らしい態度」について、3つのタイプをご紹介しましょう。

金融サービスのプロたちが絶対相手にしないお金持ち……まず、懐具合がいくら温かくても「ブラックリスト」に登録されている人は、論外です。一般的なブラックリストとは、クレジットカードやローンの支払いを延滞・滞納すると、個人信用情報機関がその氏名などを記録するものですね。

しかし、金融サービスのプロたちは、リスト自体は作成しないものの、高級ブティック、一流ホテル、プライベートバンクなども要注意人物について事細かに把握しています。もっと言えば、彼らはブラックリストなんかなくても「危ないお金持ち」が誰かをしっかり覚えていて、顧客対応の仕方を変えるのです。

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