「不動産投資はサラリーマンにこそ向いている」 オーナーだからこそ語れる投資戦略
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サラリーマンの資産形成には
ローン+不動産投資が最適
都内の大手IT企業に勤務する加藤陽介さん(仮名・34)が不動産投資を始めたのは27歳のとき。その背景には、「どれだけ働いても潤いを感じられない、納得感を得られないという不満があった」と、加藤さんは語る(以下カッコはすべて加藤さん)。

「成果を出して給料が上がっても、その分税金が上がるため手元に残る金額はあまり変わらない印象がありました。資産を形成するためにはサラリーマンとして働くだけではなく、投資によってお金を運用していく必要があると考えました」
さまざまな種類の投資が存在する中で、最も資産形成に向いているものは何か。独学で勉強を続けるうちに、加藤さんは「不動産こそが効果的」だと結論づけた。「サラリーマンという信用を生かしてローンを組むことで、ハイレバレッジを利かすことができる」からだ。
とはいえ、いきなり冒険はせず、手始めに購入したのは自宅の近所にある300万円の区分マンション。まずはリスクを取らずに投資しようと、全て自己資金で賄える小型の物件を選んだ。結果は12%という高利回りを実現。快調な出だしとなった。
そして、区分マンションで成功した加藤さんが次に選んだのが8000万円の新築一棟アパートだった。インベスターズクラウドから提案された物件だ。

「当時はちょうど結婚したタイミング。資産形成や節税に加え、どのように家族を守るかということを考えた末の決断でした」