「正社員で採用します」とだます会社の悪行

求人票の記載を鵜呑みにしてはいけない

「正社員」として募集していたのに、契約段階で雇用形態が変わっていた(写真 :peu / PIXTA)
正社員で募集されていたから面接に行ったのに、契約段階で突然「契約社員」に!? ほかにも「正社員採用」をエサに「試用期間」で過重労働を強いられ、命を落とすケースまで。求人票に書かれていること、企業側に言われたことを鵜呑みするな、とまで言わねばらならない非常事態。危険察知のコツ、第二弾です。

 

■手口2 「正社員採用」釣り ――「入社半年後正社員」「見習い期間」等々

「正社員募集」という言葉に一度は釣られても、引き返せ

次に、給与ではなく、雇用形態を詐称する求人もある。雇用形態とは、正社員や契約社員、派遣・請負など会社との「身分関係」のようなものだ。通常、正社員は「期間の定めのない直接雇用(請負や派遣ではない)」だと理解されている。

だが、正社員として募集しているにもかかわらず、面接に通って契約を交わす段階になってなぜか突然「契約社員」にさせられる、あるいは「見習い期間だから」と言われて給与や労働時間の条件が劣悪なものを押し付けられるというケースが後をたたない。

さらにひどい場合には、何年も働いているのに、結局正社員になれたのかどうかよくわからないとか、一度正社員に「本採用」と言われたのに、その後もう一度契約社員に戻ってやり直すように言われた、などという場合もある。

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