蚊取り線香は、なぜ「渦巻き」になったのか

「金鳥」担当者に聞く、あの形状になった理由

猛暑が予想されている今年の夏。昨年のデング熱騒動でも媒介となった蚊だが、昨年以上の猛暑となれば蚊の発生率も高まるだろう。蚊に刺されないようにする方法はさまざまだが、その代表的なものといえば蚊取り線香である。

誰もが知っているあの金鳥の渦巻きは、どのようにつくられたものなのか? そこで、100年以上蚊取り線香『金鳥の渦巻』を販売する、大日本除虫菊に詳しい話を伺った。

初代蚊取り線香は渦状じゃなかった

当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

――蚊取り線香『金鳥の渦巻』は、いつ頃から販売されているのでしょう?

当社創業者である上山英一郎が、アメリカの植物会社の社長と出会い、殺虫効果のある除虫菊の種子を手に入れたのがそもそものきっかけです。

当初は除虫菊の粉を粉末にして、のみ取り粉として使われていましたが、日本人が昔から悩まされている蚊の対策にも使えないかと考えたのです。その後、仏壇線香にヒントを得て、1890年に世界初の棒状蚊取り線香を発明しました。

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