立命館大学

自らアクションを起こせばきっと道は開ける

立命館大学

異文化の人でも真摯に向き合えば、
共通の認識を持てるようになる

日本をはじめ、米国や中国から鋼板を購入し、海外にある自動車メーカーなどに販売する物流を構築するのが藤武弘さんの仕事。担当するエリアは韓国、フィリピン、南アフリカ、トルコ、イギリス、ブラジルと、とてつもなく広い。ブラジルにはこの2年間で計8回行っている。中国には通算7年間駐在した。大学在学中には韓国の大学で交換留学生として一年過ごした経験もある。

藤 武弘 さん
(1996年 国際関係学部卒業)
三井物産(現在三井物産スチール出向中) 自動車鋼材第二部 部長代理

「お客様の工場に近いところに、鋼板を保管や加工する工場を現地企業とジョイントベンチャー(JV)で立ち上げることもあります。三井物産グループは世界69カ所でそうした鋼材物流拠点に出資しています」

自動車は生産量の変動が大きい。車種による売れ行きの違いもある。国の経済状況、為替、物流環境なども常に変動する。そうした変動を読み間違うと、何年分かの在庫を抱えてしまいかねない。それらのリスク要因を予期した上でうまくコントロールしながら取引するところに、この仕事の難しさとダイナミズムがある。

当然、不測の事態に遭遇することも珍しくない。中国滞在中に起こった東日本大震災のときには、日本からの供給が寸断されかかり、現地での物流をつなぐために奔走した。

「トラブルはつきもの。想定外の事態に陥ることもあります。しかしそういう場合でも代替の手段を探したりしながら、何とか方策を考えなければなりません」

信頼されるには近づく努力とステップが必要

言語、文化、商習慣などが異なる背景を持つ人々との交渉には、忍耐力も必要だ。支払いを遅らせることが評価されるお国柄のところでは、債権回収も苦労の連続だ。それでも「人と人はわかり合える」と藤さんは信じている。

「何度も真摯に向き合い、腹を割って話し合えば、徐々に共通の認識を持てるようになり、こちらがどこを譲れば相手も譲るか分かってくるようになります。この人間は信用できると思われるようになるためには、そこまで近づく努力とステップが必要です。移動の車中で世間話をするとか一緒に食事をするとか、フランクに会話できる時間を持つことも大事です」

そういう藤さんは中国駐在中、取引先のチームとサッカーをしたり、取引先が勧める強いお酒や各地の地元料理にもトライし、共通の話題や関係作りに努めた。

「価値観や文化が共通でない人たちと交流するためには、場数を踏む必要があります。摩擦が生じることもありますが、それを乗り越えていくことで自分の可能性が広がっていくのです」

「鉄の世界では、アジアの日本、韓国、中国、台湾はビッグプレーヤー。私はそれぞれといつでも直接話ができるネットワークを築いてきました。その強みを生かして新しいビジネスを開拓できたら面白いでしょうね」

グローバルスケールのビジネスは、タフでなければ務まらないのだ。

エンタテインメント・ビジネス産業論
今年50周年を迎えた産業社会学部では第一線で活躍する方々を講師に迎え、10年にわたり、音楽関連団体共同寄附講座を開催しています

2015年5月8日
「日本と世界の著作権事情」

音楽関連団体共同寄附講座では、ゲスト講師として本講座の寄附元の一つである日本音楽出版社協会専務理事の谷口元氏を迎え、日本の音楽著作権と、世界における日本の音楽産業についてわかりやすく解説した。日本の音楽は現在のマーケットに安住することなく世界に進出する必要があり、そのためには音楽と親和性の高いコンテンツとの提携や著作権存続期間を世界標準と合わせる必要性を挙げた。


詳細は下記HPに随時更新中。
http://www.ritsumei.ac.jp/ss/education/professional/pro04.html/

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