2020年7月15日に、次世代教育情報Webメディア『東洋経済education×ICT』を立ち上げて以降、「GIGAスクール構想」「オンライン授業」といったICT教育に関する記事から、「PTA」「部活動」「働き方改革」といった教育全般に関する記事まで約800本以上、幅広く情報発信を行ってきました。
記事だけでなく動画、ウェビナーといったコンテンツも展開し、読者の皆様とオンラインでつながってきましたが、4年目を迎えた今年、初のオフラインイベントを開催いたします。
1日限りではありますが、ワークショップやトークセッションを通じて、読者の皆様と『東洋経済education×ICT』、また読者の皆様同士がリアルにコミュニケーションを取る場になれば幸いです。皆様のご参加、お待ちしております。
応募者多数につき申込を締め切りました
16:10~16:20 休憩
応募者多数につき申込を締め切りました
複数名同時申し込みは承っておりません。お一人ずつのお申し込みをお願いいたします。
受講が確定された方には後日受講票をメールにてお送りいたします。
また受講確定後のキャンセルは原則お受付いたしかねますので、ご出席が難しくなられました場合は
代理様のご出席をお願い申し上げます。
本イベントは参加対象者を限定しております。対象以外の方や、弊社競合企業の方のご参加は
お断りさせていただく場合がございますので、予めご了承ください。
講演内容・講演者・プログラムは変更となる場合がございます。
イベント開催中の録画・録音・撮影はお断りいたします。
駐車施設はご用意しておりません。お越しの際は公共交通機関をご利用ください。
東洋経済education×ICT
イベント事務局
(東洋経済新報社 セミナー事業部内)
corporate@toyokeizai.co.jp
【午前の部】WORKSHOPワークショップで学ぶ!
対話や学びが一歩すすむ『探究学習』の授業設計と問いのつくり方
新学習指導要領がスタートし、「主体的・対話的で深い学び」の実現がキーワードとなる中、自ら問いを立てて課題解決に取り組む探究学習が重視されています。
本プログラムでは「探究授業のつくり方」について数多くの出張授業を行っている、こども国連環境会議推進協会事務局長井澤友郭氏を講師にお迎えし、ワークショップ形式で「探究学習」の授業設計や問いづくりについて、体験的に学びます。「探究学習」の授業づくりについてお悩みの方はぜひご参加ください。
1974年生まれ。二児の父。
地球規模課題をテーマにしたワークショップ型教育コンテンツを、各地の学校や企業、自治体などに提供。探究学習の授業設計や対話や学びを深める問いのつくり方の研修も多数実施している。ファシリテーターとして年間200回以上登壇し、延べ5万人以上の学生・社会人を育成してきた。
著書『「問う力」が最強の思考ツールである』フォレスト出版
PROGRAM
対話がフリーズする問いと、対話が一歩進む問いの違いはどこにあるのかについて、実際に問いづくりの演習を通して学びます。
様々な社会課題を世界ゴトではなく自分ゴトにするためには何が必要なのかについて、授業設計の視点で考えていきます。
本講座のふりかえりをレゴ ブロックを活用して行い、体験の言語化や自己対話のポイントについて学びます。
※講演内容や終了時間につきましては変更になる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
【午後の部】Talk Session①
「大人都合」の学校からの脱却
-足並みそろえさせない!令和の学校づくり-
学習指導要領が約10年ぶりに改訂され、GIGAスクール構想による1人1台ICT端末の配備も全国的に進んだ現在、学校教育は転換期の真っただ中と言えます。とはいえ、「学校」はすべての国民がひとしく、その能力に応ずる教育が受けられる場所であることは、今も昔も変わりません。
グローバル化や情報化が進んだ現代社会においても、全員が等しく、一人ひとりに合った教育を受けられるようにするためには、今までの教育の「主流」からの転換、そして時代に合わせたアップデートが必要です。
今回のトークショーでは、公立小学校での勤務経験を活かしオルタナティブオルタナティブスクール、ヒロック初等部を創設した蓑手章吾先生、そして子どもの心を傷つけるような指導を「教室マルトリートメント」と名付けて警鐘を鳴らし子どもが安心できる「学校づくり」について発信されている川上康則先生をゲストスピーカーにお迎えして、「令和の学校づくり」について考えます。
世田谷の砧公園から徒歩30秒にあるオルタナティブスクール「HILLOCK初等部」のスクールディレクター(校長)。東京学芸大学の非常勤講師(「教育の情報化基礎」の授業を担当)、文部科学省DX推進委員、デジタル庁デジタル推進委員も兼任。元公立小学校教員で、教員歴は14年。
主著『個別最適な学びを実現するICTの使い方』『子どもが自ら学び出す!自由進度学習のはじめかた』(ともに学陽書房)
杉並区立済美養護学校主任教諭。公認心理師、臨床発達心理士、特別支援教育士スーパーバイザー。障害のある子どもへの教育実践を積むとともに、全国からの講演依頼に応える。主な著書に『教室マルトリートメント』(東洋館出版社)、『子どもの心の受け止め方』(光村図書)ほか多数。
【午後の部】Talk Session②
「GIGAスクール構想3年目の実際」
-個別最適な学びと協働的な学び-
2019年度から5年間かけて順次進める予定だった「GIGAスクール構想」が、新型コロナウイルス感染症の拡大により端末の整備が一気に進みました。GIGAスクール構想3年目となる今年、各学校や各自治体では、ICT端末を最大限に活用し「個別最適な学びと協働的な学び」をこれまで以上に加速させ、主体的・対話的で深い学びの実現に向けた授業改善に取り組んでいます。
今回のトークショーでは、2016年より国のGIGAスクール構想に先立ち、1人1台端末時代を見据え、端末と高速インターネット環境の整備に着手し、現在ではICT教育における先進的自治体として知られる戸田市教育員会の教育長戸ヶ﨑勤氏、どんな環境に生まれ育っても未来をつくりだす力を育める社会を目指し、すべての10代が意欲と創造性を手にできる未来を実現するために多くの学校や自治体と活動されている認定NPO法人カタリバ代表理事今村久美氏をゲストスピーカーにお迎えして、ICTを活用した今後の学びのあり方について考えます。
戸田市教育委員会 教育長 小中学校校長、戸田市および埼玉県教育委員会指導主事などを経て2015年より現職。
現在、第12期中央教育審議会委員。その分科会である初等中等教育分科会、教育課程部会、教員養成部会、個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会のなどの委員や、文部科学省の「令和の日本型学校教育」を推進する地方教育行政の充実に向けた調査研究協力者会議の委員など幅広い教育カテゴリーの委員を務める。
着任以来、教育長就任時から、①AIでは代替できない能力やAIを活用できる能力の育成、②産官学と連携した知のリソースの活用、③3K(経験・勘・気合い)から脱したエビデンス重視の教育、④教育を科学すること、という4つコンセプトを貫いた教育改革を推進している。
慶應義塾大学卒。2001年にNPOカタリバを設立し、高校生のためのキャリア学習プログラムの提供を開始。2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供、コロナ禍以降は、経済的事情を抱える家庭に対するオンライン学習支援やメタバースを活用した不登校支援を開始するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組む。
ハタチ基金代表理事。地域・教育魅力化プラットフォーム理事。文部科学省中央教育審議会委員。朝日新聞パブリックエディター。
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