ビジネス英語が苦手な人は「真似る」ができてない 実際に現場で使っているフレーズをそのまま使う

即効性が高い、ビジネス英語のフレーズを身につける方法とは(写真:metamorworks/PIXTA)
“真似るは学ぶ”は本当だった!外資系企業に通算22年務め、「出世する人の英語」を身をもって学んだ著者が教える学び直しのコツ、今回は超実践、「働きながら英語を学び続ける方法」です。話題書『出世する人の英語 アメリカ人の論理と思考習慣』(小林真美著)からお届けします。リアルで学べるこの方法を知っていれば、どこに行っても心強く、自分に自信も持てそうです。
「使える表現をメモして覚える」勉強法
「場面を想定して勉強する」方法以外にも、即効性が高いビジネス英語のフレーズを身につけるやり方があります。それは、英語でスムーズに仕事をこなしている日本人上司や、仕事で接する外国人が実際に使っているフレーズを、そのまま真似ることです。
実はこれは、私自身が外資系企業でずっと続けてきた英語勉強法でもあります。
「仕事がデキる人」「外国人にとって自然な表現を使える人」が、どんなときに、どんな表現を使うのかに注目し、「これは」と思ったフレーズは、メモをとって覚えていました。
たとえば、
「なるほど、窮地に陥ったときは、こんな言い方で説得するのか」
「いつも忙しそうなアメリカ人上司に時間を作ってもらうには、こんなタイミングで、こんなお願いのしかたがいいのか」
などと気づいたら、仕事の合間に「自分なら、あのフレーズをどう応用するか」とシミュレーションすることもありました。
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事