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ホンダ、3年目迎える「三部体制」のキーマンは2人 4月人事は新副社長と新設本部の本部長に注目

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1年で大幅に組織体制を見直すホンダ。EVシフト加速へなりふり構わない。

会見するホンダの三部敏宏社長
人事にも三部カラーが色濃く反映されるようになった(撮影:尾形文繁)

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今年4月で就任3年目に入るホンダの三部敏宏社長(61)。過去三代のホンダ社長は在任期間が6年、そろそろ折り返し地点が見えてくる。1月24日に発表された4月1日以降の新布陣は、任期後半を見据え三部カラーが濃いものとなった。

まず目を引くのが副社長人事だ。竹内弘平副社長(62)は退任し、青山真二専務(59)が副社長に昇格する。竹内氏にはなかったCOO(最高執行責任者)という事業全体を所管する役職にも就く。

次ページ矢継ぎ早に大きな施策を打ち出してきた三部社長
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