プロ厳選!「2023年行きたい海外旅行先」ベスト8 日本から行きやすくなる場所も増えている

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パリの街並み
海外旅行、復活するなら是非行ってみたいところは?(写真:gandhi/PIXTA)

コロナ禍を経て旅行需要が復活しつつありますが、多くの人がしばらく旅行していない間に、例えばよりサステナブルな旅行先や旅行手段が選ばれるようになるなど、特に海外を中心に旅行のトレンドが大きく変わっています。本稿では前編(「5大変化」で日本人の旅行は2023年かなり変わる)で紹介した5つのトレンドを踏まえて、個人的におすすめの「2023年に行くべき海外旅行先ベスト8」を紹介します。

高価値な旅行を望むならブータンへ

ラオス
 ポイント:新幹線で国内移動が便利に

一昨年12月に「中国ラオス鉄道」が開通。首都ビエンチャンから古都ルアンパバーンの移動が車で5〜6時間から2時間弱に大幅短縮され、国内の移動が容易になりました。フランス植民地時代の面影が残る世界遺産都市ルアンパバーンは必見です。

ブータン
 ポイント:「量より質」 観光の未来を提案する

昨年9月より1日200ドルの観光税を導入したものの、高価値な旅行の提供を掲げます。2019年に「シックスセンシズ ブータン」が開業。今年後半にはアフリカを中心に高級サファリロッジを展開する「& BEYOND プナカ リバー ロッジ」も開業予定。

高級感を売りとした「シックスセンシズ ブータン」(写真:ホームページより)

イスラエル
 ポイント:いよいよ3月に直行便が日本初就航

今年3月1日にエル・アル航空が成田〜テルアビブ線開設。エル・アル航空は”世界で最も安全な航空会社”として厳重なセキュリティチェックでも有名です。テルアビブのベン・グリオン国際空港から1時間弱で行ける聖地エルサレムの旧市街は、一度は行きたい世界遺産です。

フランス・パリ
 ポイント:聖地巡礼からスポーツ観戦まで見どころ満載

一度見るとパリへ行きたくなるドラマ「エミリー、パリへ行く」が大ヒット。さらには、昨年11月には『エル』誌がプロデュースする初のホテル「メゾン・エル」が開業し、ルイヴィトン本社では昨年12月から今年11月15日までの期間限定で展示スペース「LVドリーム」とカフェがオープン。また今年9〜10月にはラグビーワールドカップも開催されます。

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