お正月テレビ「民放4局で見られた番組」トップ20 大人の男女、子供、シニアで視聴人数を見てみると?

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日本テレビ、テレビ朝日、TBS、フジテレビ
視聴率では見えてこない視聴人数という視点からお正月人気テレビ番組の実態を明らかにする(写真:yu_photo、dual180、yama1221、kazukiatuko/PIXTA)

年末年始は1年の中でも最もテレビが見られる時期の1つである。直近の年末年始はコロナ禍になって初めて移動制限がなかったことから帰省や旅行を楽しんだ方も少なくなかったが、それでもやはりテレビはよく見られていた。

NHK紅白歌合戦は約5300万人が1分以上は視聴

それは、この時期の番組の視聴人数が普段と比べてまさに「桁違い」になっていることからもうかがえる。大みそかの定番である「NHK紅白歌合戦」は全国約2700万人が平均で視聴しており、1分以上番組を視聴した人数(=最大視聴人数)で言えば約5300万人という驚異的な数字である。これだけの大人数に同じコンテンツを届けるメディアは他になく、まさに「マスメディア」であることがうかがえる結果となった。

多くのバラエティー系特番に加えて、音楽特番や駅伝など、さまざまなコンテンツが放送される中、生活者はいったいどの番組をどれくらい視聴していたのか。インテージが持つ国内最大規模の2万4000人のテレビモニター「i-SSP」(インテージシングルソースパネル)を用いて、全国における視聴のボリュームという観点で紹介してみよう。

まずは12月28日から1月3日までの1週間における20歳以上の男女別の平均視聴人数上位20番組を比較する。今後出てくる数表に共通して、ランキングからNHKとテレビ東京系列(TXN)は除外したことに留意されたい。

(外部配信先ではランキング図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください)

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