「老けて見える人」がやりがちな勘違いな髪型 「イタい若作り」を避けるためのNGポイント

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「イタい若作り」にならないコツをご紹介します(写真:Ushico/PIXTA)
Twitterで「美髪のプロ」としての発信が人気で、ご自身が現役美容師で美容院の経営者でもあるりょうさん。人を老けて見せるポイントはいくつかあり、髪でもおさえるべきところをおさえれば、「イタい若作り」にならず、若見えさせることができると言います。年齢による変化が気になってきた人に向けて、髪でおさえておくべきポイントをご紹介します。

「老けて見える」のにはワケがある

こんにちは、名古屋市内で美容室を経営しているりょうです。美容師として現在まで11年以上にわたり、さまざまなお客様の髪の悩みと向き合ってきました。年齢を重ねたお客様からよくご相談を受けるのが、「実際の年齢以上に老けて見える」「若々しく見せたい」といったお悩みです。

鏡に映る見た目が若々しくなると、気持ちも弾みますよね。ポイントをおさえれば、男女問わずメイクとヘアケアで簡単に叶えられます。ご説明していきますね。(本稿は『1日10秒で髪も人生もきらめきだす! ヘアケアの魔法』の一部を抜粋・編集したものです)。

老けて見せるポイントはいくつかありますが、特にインパクトが大きいのが「パーツのボケ」です。歳をとってくると顔の肉がたるんで、顔のパーツが下がってきます。その結果どうなるかというと、顔全体の印象がふわっとボヤけてくるんです。老け見えを阻止したいなら、各パーツのアウトラインを縁取ってボカさないようにしてください。

たとえば、眉毛だったら眉毛のアウトラインを丁寧に縁取ればフレームがぼけなくなります。すると表情にハリが出て若く見えます。目のフレームはアイラインなのでぜひ引いてください。

口元も、リップを塗った後にペンシルなどで唇の形を縁取りしてあげましょう。口元に締まりが出ます。

若く見えるからと、真っ赤なリップなど濃い色を口元に使う人がいますが、やめたほうが無難です。唇は顔の中でも下の方にあるパーツなので、口元が目立つと視線が下向きになり、顔全体が下がって見えます。

髪については、アホ毛や切れ毛、毛先のパサつきが、パーツをボカしてふわっとさせる原因です。なので、髪のすっぴん(もともとの髪)を育てるのに力を入れてアホ毛や切れ毛を撲滅し、毛先をしっとりと落ち着かせるようなケアをしてください。

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