"きれいなノート"を取る人は「試験に落ち続ける」 「内容の理解」よりも今すぐ取り掛かるべきこと

著者が難関試験を合格するために行った「超効率的な方法」とは(写真:HM/PIXTA)
読売新聞社記者などを経て、働きながら独学で司法書士試験、公認会計士試験に合格した石動龍氏による連載「あらゆるスキマ時間で集中学習! 無駄ゼロ独学術」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。
倍速で見る動画と等速で見る動画の違い
最近、タイパ(タイムパフォーマンス)という言葉を聞く機会があります。時間を有効に使うため、映画を倍速で見る若者が増えているそうです。私も倍速で見ることが当たり前になっている動画が何種類かあります。
まずは、本業に関わる内容です。これらの動画を見るのは、知識を補強することが主な目的です。業務に影響を与える判例の解説動画を手が空いた時に見るのですが、通常の速度で見ることはほぼありません。途中もほとんど飛ばします。
結論部分を倍速で見て、よく理解できなかったら、冒頭部分やより詳しい解説部分を見ます。わかるまで何度も見るものの、等速で見ることはありません。
続いて、経験はないものの、興味を持っているジャンルです。私の場合は、キャンプ動画でテントを立てたり、屋外で料理をしたりする動画です。テントの立て方や、火をキープする方法を知りたいので、関係ない部分は飛ばします。
たいていのyoutuberはオープニングやエンディングに音楽やテロップを流したりしていますが、私は100%飛ばします。知りたい内容に直結する部分だけを倍速で見て、次の動画に移ります。
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