iPhone連携が超進化!新Apple Watchを使う技 文字盤自動変更、日本語「キーボード入力」も

✎ 1〜 ✎ 122 ✎ 123 ✎ 124 ✎ 最新
拡大
縮小
watchOS 9には、健康管理以外にもさまざまな新機能が追加されている。写真はApple Watchミラーリングを利用しているところ(筆者撮影)
この記事の画像を見る(4枚)

「Apple Watch Ultra」がラインナップに加わり、バリエーションを広げているApple Watch。標準モデルも、「Series 8」までモデルチェンジを重ね、その機能は成熟しつつある。バージョンアップされるたびに進化する健康管理機能や、通知を腕で受けられる利便性などが人気の理由だ。9月には、最新OSの「watchOS 9」も登場した。ライバルであるGoogleが「Pixel Watch」を投入したこともあり、スマートウォッチへの注目度は高まっている。

watchOS 9では、心拍数の範囲を設定してワークアウトができたり、足取りを記録しておく「コンパスウェイポイント」が利用できたりと、主に健康管理に関する機能が多数追加されている。最新モデルは、iPhoneと同様、車で事故が起こったことを検出し、緊急通報機関に自動で電話をかける「衝突事故検出」にも対応した。

追加された新機能は多岐にわたるが、メインとなるもの以外は、あまり大々的に紹介されていないのが実情だ。iPhone側からApple Watchを操作できる「Apple Watchミラーリング」は、そんな機能の1つ。また、同バージョンからキーボードが日本語に対応した。iPhoneの「集中モード」と連携できるようになったのも、Apple Watchの新たなトピックと言えるだろう。ここでは、そんなwatchOS 9の隠れた新機能に焦点を当て、その使い方を紹介していこう。

iPhoneからApple Watchを遠隔操作

この連載の一覧はこちら

Apple Watchは、世代を経て、徐々にディスプレーが大型化している。最新モデルのApple Watch Ultraは、410×502ピクセルまで表示領域が拡大。ケースサイズも49ミリになった。とはいえ、6.7インチや6.1インチが当たり前になったiPhoneと比べると、サイズはまだまだ小さい。腕時計として身に着けられなければならない制約もあるため、今後もいきなり大きくなることはないはずだ。あくまで“iPhoneのお供”として使ううえでは、これで十分だ。

一方、単独で長時間使うのは、やはり少々難しい。どうしても操作ミスが生じてしまうことがあるはずだ。そんなときに活用したい新機能が、Apple Watchミラーリングだ。この機能は、Apple Watchのディスプレーを鏡のように、そっくりそのままiPhoneに映し出すためのもの。iPhoneの大きなディスプレーにApple Watchの画面が表示され、タッチやデジタルクラウン、サイドキーの操作をすることができる。

次ページiPhoneの画面から操作する
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
日本の「パワー半導体」に一石投じる新会社の誕生
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT