
『港町ブルース』©卯月妙子/ビッグコミックオリジナル:デジタル版連載中(小学館)
夫・ボビーが倒れて、当たり前が当たり前でなくなったとき、
自分を守る人々の情が刺さる――。
彼らは必死で、自分を絶望から遠ざける。
自身の障がい、夫との死別、自らの投身からの顔面崩壊と片目失明――。AV女優やストリッパー経験など、自身の壮絶な経験をつづったエッセイ漫画『人間仮免中』(イースト・プレス社刊)で多数の賞に輝いた卯月妙子氏。
72歳のボビーの身体に起きた異変。それを全力で支える妻。ただ「生きろ」と願う、純粋で強烈な祈りと覚悟の日々。
そんな夫婦の姿を描いた卯月妙子氏の最新作『港町ブルース』(リンク)(小学館)。『ビッグコミックオリジナル 2022年10号』より、デジタル版のみでの新連載スタート。全身全霊をかけて添い遂げようとするふたりの魂の物語をぜひご覧ください。
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