「米の利上げはやりすぎ」の見方が誤りといえる訳 泰然自若の日銀と対照的、それぞれの考えとは?
東洋経済新報社の記者・編集者が、SBI証券のチーフストラテジストの北野一氏とともにマーケットを展望する動画連載「Market Trend Report」。第3回前編のテーマは、「FRBと日銀 生存率が高いのはどちら」。北野氏が解説します(詳しくは動画をご覧ください)。
「あまりにも足元の(アメリカの中央銀行である)米国連邦準備制度理事会(FRB)と日本銀行の行動が対照的。はたしてどちらが正しいのか」
と、SBI証券のチーフストラテジストの北野一氏は提起する。問題を解くカギは、日米相対株価とアメリカの政策金利、フェデラル・ファンド金利(FF金利)の推移にあるという。
北野氏は「FED(アメリカ連邦準備制度、FRBはFEDの最高意思決定機関)は3月以降に利上げを3回しているが、日米相対株価をみると、日本株がアメリカ株をアウトパフォームして(上回って)きている」と指摘。そのうえで、「株式市場目線でいうと、アメリカの対応はやりすぎで、動かない日本のほうが正しいという判断になっている」という。
ところが、そうした株式市場の見方に対して、北野氏は「間違いだと思う」と異議を唱える。
いったいなぜなのか。詳しくは動画をご覧ください。
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