子どもだけはNG!「親子で勉強」が重要な理由 葉一氏が教える子どもを「やる気」にさせる一言

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「なんで勉強するの?」という問いが、子どもから生まれる理由をご存じですか(写真:葉一氏のYouTubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」)
13歳からの地政学 カイゾクとの地球儀航海』は、高校生の大樹と中学生の杏の兄妹と、年齢不詳の古物商「カイゾク」との会話で地政学について学べる1冊だ。
そんな物語に出てくる兄妹と同じ年頃の子どもたちから人気を集めるYouTuberがいる。YouTubeチャンネル「とある男が授業をしてみた」で大量の授業動画を配信する葉一(はいち)氏だ。今回は葉一氏が、学生のうちから今世界で起こっていることについて学ぶ意味や親の役割について語る。

教科書への導入に

『13歳からの地政学 カイゾクとの地球儀航海』は、中高生たちに、「全員読め」と薦めたい1冊です。

『13歳からの地政学 カイゾクとの地球儀航海』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

本書に書かれていることを、事実として知っている人は多いと思いますが、では、それがなぜなのかを説明できる人は、多くはありません。知らない社会情勢は、見て見ぬふりをしていることが多いですからね。

主人公の兄妹は学生ですから、特に学生は、当事者意識を持って感情移入しやすいでしょうし、会話形式で進められるところが、子どもたちにとって読みやすく仕上がっていると感じます。

私自身は、YouTube「とある男が授業をしてみた」を通して、教科書に書かれていることを紹介していますが、そこで興味を持ったトピックがあり、それが本書の内容と連動するのであれば、すごく楽しく読めるだろうなと思います。

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