50代でも「iDeCoに入るのは遅くない」納得の理由 加入年齢や受給開始年齢が延長、さらにお得に

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「50代でiDeCoを始めても、もう遅い」とは言えない状況に入ってきた(写真:kuppa_rock/Getty Images Plus)
22年5月からiDeCoが改正され、加入年齢や受給開始年齢の延長、会社員の加入要件の緩和など、より幅広い人が使える制度に。若い世代はもちろん、50代でも始めやすくなった、その改正ポイントを経済ジャーナリストの酒井富士子さんが解説します。
知りたいことがぜんぶわかる!つみたてNISA&iDeCoの超基本』(学研プラス)から、抜粋・再構成して紹介します。

国が作った「じぶん年金制度」iDeCoとは

iDeCoとは個人型確定拠出年金のことで、国が作った「じぶん年金制度」です。この制度を利用すれば、自分のための年金を自分で積み立てることができます。

仕組みとしては、拠出・運用・受け取りの3段階に分けられます。まず自分で掛金額を決めて積み立てていきます。その掛金で自分が選んだ金融商品を運用し老後資金を準備し、老後に年金として受け取ります。

出典:『知りたいことがぜんぶわかる!つみたてNISA&iDeCoの超基本』

iDeCoにはさまざまな特徴がありますが、絶対に押さえておきたい3つの特徴があります。

次ページ押さえておきたい特徴1つ目は
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