平均購入価格は4331万円「首都圏の戸建て」の現状 広さや駅からの距離、資金計画などに変化は?

2021年の首都圏の新築分譲一戸建てを契約した人に、購入価格や広さ、駅からの距離、購入者の資金計画などを聞きました。なにか変化はあったのでしょうか? (写真:WM/PIXTA)
リクルートが2021年の「新築分譲一戸建て契約者動向」(首都圏)を発表した。この調査は、首都圏の新築分譲一戸建てを契約した人を対象に、購入物件や購入行動などを聞いたものだ。購入価格や広さ、駅からの距離、購入者の資金計画などに変化はあったのだろうか?
平均購入価格は調査開始以降で最高額
まず、2021年に新築分譲一戸建ての契約をした人の購入物件について、見ていこう。
購入物件価格の平均額は4331万円で、2014年の調査開始以降で最高額になった。
内訳を見ると、「3000万~3500万円未満」と「3500万~4000万円未満」がそれぞれ約17%で、3000万円台が全体の3分の1を占める。いっぽうで5000万円以上の物件も24%を占めるなど、価格はかなり分散していることがうかがえる。

出典:リクルート「新築分譲一戸建て契約者動向」調査(2021年首都圏調査)より
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